楽しみなゲオルクス・ペレーツィスのコンチェルト(本邦初演) 当協会会員のピアニスト・北條陽子氏が、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団との共演による「コンチェルト~協奏曲の夕べ~」に出演します。注目はラトビアの著名作曲家(音楽学者・ラトビア音楽アカデミー教授)、ゲオルクス・ペレーツィス氏のピアノ協奏曲本邦初演。他にシューマンの協奏曲を演奏します。(マネージメント/マルタミュージックサービス、後援/ラトビア大使館・日本シューマン協会・日本ラトビア音楽協会) 北條さんはて新年会に出席される予定で、今回もラトビア人作曲家の作品を演奏していただくことになっています。
【日時と会場】 2009年4月13日(月) 19:00開演(18:30開場)紀尾井ホール ※四谷駅(JR・東京メトロ)麹町口より徒歩6分 【プログラム】 W・A・モーツアルト:歌劇「フィガロの結婚」K492序曲 W・A・モーツアルト:バイオリン協奏曲第3番ト長調K(ピアノ)小林倫子 ゲオルクス・ペレーツィス:「ピアノと室内管弦楽のためのコンチェルチィーノ・ピアンコ」ハ長調(本邦初演)(ピアノ)北條陽子 R・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調作品54(ピアノ)北條陽子 ※オーケストラは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(指揮/岩村力)
【入場料】 5000円(全席自由)
【お問い合わせ先】 CNプレイガイド 0570-08-9990 マルタミュージックサービス 047-335-2002
【メッセージ】 駐日ラトビア共和国大使 ペーテリス・ヴァイヴァルス 「コンチェルトの夕べ」開催にあたりまして駐日ラトビア大使として一言お祝いを申し上げます。ラトビアの首都リガはバルト三国における最大の都市であり、世界遺産指定を受けた美しい中世の古都です。かつて作曲家ワーグナーが指揮者として活躍した地であり、現在も「歌う国ラトビア」と呼ばれる音楽の国です。本公演ではラトビアでの演奏経験をもつ北條陽子氏によりゲオルクス・ベレーツィスの作品は初披露されます。彼の作曲はラトビアでは大変有名で広く国民に親しまれています。この場を借り、関係者の皆様には音楽を通じた国際文化交流と友好親善の推進を実現する機会を得たことを深く感謝申し上げると共に、ご来場の皆様がラトビアの音楽を存分に楽しまれますことを心から願っております。 ゲオルクス・ペレーツィス 北條陽子さんの芸術として特徴的なのは、確かで多面的な技術の中に潜む真の普遍性であり、かつ確信に満ちた方向性の内に、幅広い音楽様式を保有していることです。音楽のイデアと形象の解読は非常に的確なものでした。疑いなく、彼女は演奏家としてのキャリアを今後成功させることでしょう。
【プロフィール】 北條陽子(ピアノ) 武蔵野音大及び同専攻科卒。卒業早々、東京シティ・フィルと共演、日本シューマン協会公演に数多く出演するなど多彩な演奏活動を続けた。2000年から英・独に進出、06ラトビアでリサイタルを連夜開催した。昭和音楽短大講師を経て現在、聖徳大学講師。 ※ちなみに、東京シティ・フィルの指揮者、岩村力は早稲田大理工学部卒業後、桐朋学園大演奏学科を卒業した変わり種。2000~07N響アシスタント指揮者、03年N響定期演奏で成功をおさめた。マスタープレイヤーズ指揮者コンクール優勝、グラッセ国際指揮者コンクール2位など数多くのコンクールに入賞、活動の場を海外に広げて高い評価を得ている。【Latvija編集室】
|