伊東えりか幹事長から当日のレポートが届きましたので全文掲載します。
しんしんと冬が深まってきた頃、加藤専務理事より「3月にラトビアから木材関係の御一行がいらっしゃるから、歓迎の演奏をしませんか」とお声掛けいただきました。このラトビアの方々は、昨夏ガイスマが出演した「歌の祭典」での演奏をご覧くださったようで、ガイスマの歌に大北期待をしてくださっている、とのことでした。
是非やりましょう、と佐藤先生・坂本先生とご相談の上選曲し、ガイスマメンバーと楽しく練習して参りましたが、答辞は随分先のことに感じられ、春の訪れと共にラトビアの御一行がいらっしゃるのを待ち遠しく思っておりましたが、ついに先日、お迎えすることができました。
まずは、バスでいらした御一行を、磯部俶先生詞曲の「新しい友」でお出迎え。日本語での演奏ですが、曲に乗せたガイスマの歓迎の心が届いたのでしょう、皆さんも拍手で共感してくださいました。
大使館のダナさん、佐藤先生からのご挨拶の後、「Rīga dimd」、「Svētī debesīs šo zemi」を演奏しました。
ニコニコ笑顔で聞いてくださる方、一緒に口ずさんでくださる方、皆様思い思いに楽しんでいただけたようです。
また、「Pūt, vējiņi」はラトビア御一行の皆様の所にガイスマメンバーが混ざって一緒に歌いました。さすがラトビア第二の国歌と言われるだけのことがあります、皆様からあふれ出る歌声にガイスマがパワーをいただいたような、力強いパフォーマンスになりました。
アンコールとして練習してきた日本語曲2曲(「花」、「早春賦」)の演奏では、すっかり春めいた日本の景色を思い浮かべながら聞けたわ、とお褒めの言葉をいただきました。
歓談タイムでは、ラトビアの皆様もガイスマメンバーもおいしいお食事とワインをお供に、大変盛り上がりました。
会の終わり、名残惜しいけれどお別れを言おうか、というタイミングで、思いがけず御一行から歌の返礼が!2曲ほどお馴染みの曲を歌ってくださった後、なんとガイスマメンバーからのリクエストにも応えてくださり、ますますお別れしがたくなりましたが、翌日も観光が控えているとのこと、「Paldies!(ありがとう!)」「Visu labu!(またね!)」を言い交わして、閉会いたしました。
ハートとハートが音楽でつながる感動的な時間でした。ラトビアからの皆様に少しでも楽しんでいただけたなら、私たちガイスマの歓迎の心が伝わっていたなら、何よりの喜びです。
今回、演奏会の実現に向けご尽力いただきましたラトビア大使館の皆様、ラトビア本国とのやりとりをお引き受けくださいました加藤晴生専務理事に心より御礼申し上げます。
また、毎回ご指導いただいております指揮者の佐藤拓先生とピアニストの坂本雅子先生にも御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
かねてより交流がございますKoris Bumbieriから石橋遼太郎さん、中島英俊さんが賛助くださいました。誠にありがとうございます。また一緒に歌いましょう!
当日の運営は、今回も頴原信二郎さんと早稲田グリークラブメンバーに支えていただいております。いつも本当にありがとうございます。
最後になりましたが、本番までの庶務をお引き受けくださり、演奏会の成功のためご協力いただきましたガイスマ幹事の皆様と、毎回の練習に気力充分に臨んでくださり、本番最高の演奏をしてくださったガイスマメンバーにLiels Paldies!