長く休団を続けていましたが、このところ体調も良くなって随分久し振りにガイスマの練習に参加しました。一頃より人数は減ったとは言え、佐藤拓新指揮者を中心に、極めてアットホームな雰囲気の中でとても充実した練習でした。初めて楽譜を手にした3曲を(久し振りのラトビア語に悪戦苦闘しながら)楽しく歌わせて頂きました。小品ながら如何にもラトビアの歌らしい情感に富んだ作品で、堀口大樹ラトビア語教室講師が詳しく内容を解説してくれるので、充実感が倍増します。ラトガレ地方の民謡では、発音も違うと教えられて堀口さんの薀蓄の深さに改めて驚嘆し、“お嬢さん、あなたが泣いても泣かなくも、僕には3人の黄色い髪の(可愛い)姉妹がいるから、あなたを嫁にすることは出来ません”という歌詞に楽しく談笑の輪も広がりました。旧知のメンバーから温かく歓迎され、復団の決意を固めました。この日の出席者は写真でご覧ください(他に撮影した私がいます)。早稲田大学グリークラブ100年史執筆時にいろいろお世話になった石井洋一さん(早稲田大学混声合唱団OB)に会えて、一緒に歌うことが出来たのは望外の幸せでした。【Latvija編集長 徳田浩】 【この日の練習曲】 ・Rigas Torna Gala Zile(リガの塔のてっぺんの四十雀) ・Aiz Azara Augsti kolni(湖の向こうの高い丘・ラトガレ地方の民謡) ・Se Dziedaju Gavileju(ここで歌い、歓喜した) 【児玉代表・伊東幹事長】 11月8日付けの臨時通信でお知らせしたように、代表が清水光子さんから児玉昌久さんに交代、幹事長に若い伊東えりかさんが就任して、この日冒頭に挨拶しました。児玉さんは私より5年後輩で、長年早稲田大学教授を務めたワセグリOBでは珍しい人格円満な紳士。私とは同じバリトンで、今も、稲門グリークラブ、同シニア会、いそべとし男声合唱団で練習では毎回肩を並べて歌っています。児玉さんのプロフィールは改めて紹介しますが、今日は伊東さんが2010年に私宛に送ってくれた「伊東えりかの自己紹介」を掲載します。下記をクリックしてご覧ください。 【伊東えりかさんの自己紹介】 【佐藤拓指揮者】 これは過日の稲門グリ-クラブ特別演奏会(9月22日・サントリーホール)で彼がマエストロ小林研一郎の練習指揮を務めた時、パンフレット編集の私の求めで寄せてくれたプロフィールと写真です。140名余のワセグリOBもさ集団を見事にまとめ上げました。付け加えるならば、2年前に大阪で行われた東西OB四連での稲門グリークラブを率いた若い指揮者で、その演奏会に際立った最年長で参加した私は、彼の高い音楽性・歌唱力と、年長者を早々と自分のペースに引き込むリーダーシップに圧倒されました。私の自慢の後輩です。50歳近くも違いますが、勿論、ガイスマをはじめとする音楽の場では佐藤先生と呼ぶことにしています。 「早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学グリークラブ平成14年度学生指揮者。卒業後イタリアに渡りMaria G.Munari女史のもとで声楽を学ぶ。World Youth Choirの日本代表としてヨーロッパ、南アフリカを周った。現在合唱歌手・合唱指揮者として多方面で活躍中。古楽アンサンブル「コントラポント」、Japan Chamber Choir等のメンバー。東京稲門グリークラブ指揮者。今年7月、The Cygnus Vocal Octetとして宝塚国際室内合唱コンクールで金賞・総合2位を受賞した。声楽を捻金正雄、大島博、森一夫の各氏に師事。」 【第1回練習参加者】 この日の練習で一番感じたことは、”もう少し人数が増えればよいな”ということ。特に昔一緒に歌っていた仲間が戻ってくれれば、と痛感しました。同時に、伊東さんのような若いパワーが充実した表情で、ラトビアの歌をエンジョイしている姿に心打たれました。私が久し振りに練習に戻った印象を書いたのは、古い仲間や多くの若い合唱愛好者にも読んで欲しいという願いがありました。参考までに第1回練習日の参加者名を掲載しておきます。2009年1月13日、スタート時は「ラトビアの歌をうたう会」でした。 指揮者 山脇卓也 ソプラノ 清水光子、桜井珊子、高仲和子、加藤民子、藤井明子、竹村洋美、山本都子、末兼直美、八木昌子、中尾憙子、羽場章子、ことじ岐子 アルト 三巻道子、長岡雅子、小川 翠、小林雅子、中田育子、谷川吉美、山本友香枝、鈴木久美子 テノール 多賀清雄、関口教和、加藤晴生、頴原信二郎、遠藤守正、石原祥弘 ベース 浅妻 勲、三巻義夫、西川新八郎、徳田 浩、黒澤幸男、田摩 勇 【練習予定】 11月28日(木)18:30~21:00 淨風寺 12月 2日(月)18:30~21:00 淨風寺 12月19日(木)18:30~21:00 淨風寺
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