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【3月22日】ガイスマ「特ステ」出演の記 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2013/03/21 木曜日 20:07:53 JST

 日本ラトビア音楽協会合唱団「ガイスマ」が、特別ステージを経験した。参加メンバーは20名、指揮は若い石川了氏が務め、ラトビアの歌5曲を演奏して好評を博した。以下は出演メンバーの立野明子さん(アルト)のレポート。(編集室)

 ワールド航空サービス企画「ラトビアの音楽に触れる」特別ステージに参加

                                              立野 明子 

 去る2月23日(土)日比谷図書館ホールに於いて、ワールド航空サービス企画の「ラトビアの音楽に触れる」特別ステージでガイスマ合唱団が演奏を披露。これに先立ち急遽、総勢20名の特別編成が組まれる。ソプラノ6名、アルト4名、テナー5名、バス5名での演奏となった。新参の私もアルトの一員として参加。最終練習も終え、いよいよ午後2時から地下ホールで公演が始まる。

 

底抜けに明るく熱い指揮者の、石川了先生の軽妙なガイスマ合唱団の紹介トークから始まり、先ず、Dievs sveti Latviju(ラトビア国歌)を演奏。曲が終わると、曲目紹介担当の堀口大樹先生が留学経験者として石川先生より紹介される。観客から「どうしてラトビア留学を選んだのですか」という質問が飛び出した。高校時代の文通相手がラトビアの人で、それがきっかけでラトビア語に興味を持ったという話に会場が一気に和む。明るく話を上手く引き出す石川先生と自然体の堀口先生のトークが会場を一体化し更に和ませていた。 つづいてGaimas pils(光の城)Kalabadi galdinami(机の脚)の曲目紹介と演奏。 そして、Put vejni(風よ吹け)が第二の国歌としてラトビアで歌い継がれたことを紹介。虐げられた国の歴史と、人の鎖が1991年ロシアからの無血革命を成し遂げたことも紹介される。その話に熱心に耳を傾けている観客が舞台上から見え、私の目には印象的だった。この曲は、特に石川先生の思い入れも深く、先のアルジェリアの人質事件で、テロの犠牲となった企業戦士の思いを重ねながら歌ってほしいとの熱心なご指導だった。

  異郷の地の砂漠に散っていった方々の無念を思いながら歌ったこの曲は、私には忘れられない歌となった。ラトビアの歌はこういう悲しみを超えて生まれてきたのだろう。

 最後に、ラトビアを賛歌するTev muzam dzivot Latvja(永遠に生きようラトビア)の曲で締めくくられ、盛大な拍手に舞台が無事に終わったことを実感。

 

後日、ワールド航空サービスから、「お客様からの反響も大きく、ツアーの申し込みも沢山あった」とお礼のメールが届く。特別編成チームの面目が保たれたことを紹介したい。

最終更新日 ( 2013/03/21 木曜日 20:09:49 JST )
 
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