作者 webmaster
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2011/03/25 金曜日 10:45:17 JST |
23日深夜、ラトビア外務省のプレスリリースは、26日(土)にリガ大聖堂で全キリスト教合同による日本救援祈祷集会が開かれ、それに続いてクラシック音楽のコンサートが行われると伝えました。日本から受けた恩義に報いたいという、ラトビアの強い思いが伝わってきます。【Latvija編集室】
クラシック音楽会「日本に捧ぐ」も開催
『3月26日午後6時、リガ大聖堂で外務大臣クリストウスキスおよび外国の外交団が出席のもと、日本と日本国民のために、全キリスト教合同の祈祷集会が 開かれます。この祈祷集会は外務省とリガ大聖堂によってオーガナイズされ、続いてクラシック音楽会「日本に捧ぐ」が同じ大聖堂で開催されます。祈祷は伝統のある教会の長や代表者によって進められ、ラトビア国立オペラ、国立交響楽団、ヤーゼプス・ビートールス・ラトビア音楽アカデミーの音楽家達も祈願が成就されるよう応唱します。
コンサートでの演奏者はエヴィヤ・マルチンソネ(ソプラノ、Evija・Martinsone)、ライモンズ・オゾルス(バイオリン、Raimond・Ozols)、アルティス・シーマニス(サクスフォン、Artis・Simanis)、ヴォーカルグループ「ルアル」および オルガニストはターリヴァルディス・デクスニス、クリスティーネ・アダマイテ、 及びロベルツ・ハンソンス。 プログラムはパレストリーナ、J.S.バッハ、セザール・フランク(Cesar Frank)、 ジュール・マスネー(Jules Massenet)、ヤーゼプス・メディンシュ(Jazeps・Medins)、 エミール・ダージンシュ(Emila・Darzins)、ニック・ゴサム(Nic・Gotham) 、 ガリナ・グリゴルイエヴァ(Galina・Grigoryeva)、ほかの作品。 この行事の間 、聴衆は赤十字の募金を通じ日本の震災被災者たちを支援する機会があります。 日本は過去20年間に亘り、多くの現実的なプログラムでラトビアとラトビア国民を支援してくれました。文化面における日本の支援は寛大した。 最もよく知られているのはラトビア国立オペラ、国立交響楽団、リエパヤ交響楽団、 そして音楽アカデミーに対する支援です。日本の聴衆はいつも我々の歌手や音楽家たちを心から歓迎してくれます。日本はラトビアの科学者や学生たちを、交換プログラムを通じて支援しています。 1974年以来神戸とリガは姉妹都市です』。 リガ大聖堂 バルト諸国の中でも12世紀から14世紀における最も優れた建築物として知られる。1880年代に世界最大のオルガンが取り付けられ、世界の有名なオルガニストがここを訪問して演奏している。訪問者の全てはオルガンの荘厳な音色と優れた音響効果に圧倒される。修道院のドームスクール(1211年創立)は聖職者を教育し、宗教改革まで修道院によって運営されたが、市当局に引き継がれ、最初の公共高等教育所となった。特徴的なガラスのデザインは、19世紀から20世紀に移り変わる時期に、リガ、ミュンヘン、ドレスデンの工場で作られた。1991年にルーテル大司教の聖堂として再建立され、大聖堂の中では礼拝とコンサートの両方が行われている。大聖堂少年合唱団は国際的に高い評価を得ている。近年は同少女合唱団もメキメキ評価を高めている。
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最終更新日 ( 2011/03/27 日曜日 12:31:13 JST )
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