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【9月11日】ラトビア国立歌劇場総支配人来日 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2010/09/11 土曜日 15:27:15 JST

 ラトビア国立歌劇場の総支配人で演出家のアンドレイス・ジャガース氏が、日本芸術振興協会の招きで98日に来日、10日夜、ラトビア大使館で同大使館主催の歓迎レセプションが開かれた。今回の来日は、日本の若いオペラ歌手にラトビア国立歌劇場に出演するチャンスを与えるオーデション(99日)の審査員と、オペラ歌手のための声楽・演技特別マスターコ-ス公開レッスン(912日・いずれも日本芸術協会主催、ラトビア国立歌劇場協力、ラトビア大使館後援)の指導を務めるため。レセプションには日本のオペラ関係者ら約80名が参集し盛会だった。【Latvija編集室】 

   

 冒頭ヴァイヴァルス大使が「ジャガース氏は、若い音楽家たちに世界のドアを開かせるために10年以上努力しているが、音楽プロモートを通じて素晴らしい外交の仕事を担っている。日本訪問は今回が初めてだが、今日が最後ではなく、これから日本の若い歌手やオーケストラを見出してラトビアで活躍するチャンスを与え続けるだろう」と紹介、併せて「マイスキー、クレーメル、ヤンソンス、ネルソンスら、世界で活躍する音楽家がラトビア人であることを日本人にあまり知られていないが、ラトビアの優れた音楽家をどんどん日本に紹介する役割も担ってくれる」と、ラトビア人音楽家の素晴らしさを強調した。

ジャガース総支配人は、「日本芸術振興協会のおかげで初めて日本を訪問することが出来、日本の素晴らしい文化に触れられたことは言葉で表せないほど感動的。多くの友人から日本の素晴らしさを聞いていたし、自分でも本などで勉強してきた。個人的に仏教にも深い関心を持っている。日本の若い歌手たちをヨーロッパのオペラの舞台に立たせる努力をしたいし、来年は日本でカルメンのプロデュースを予定している。大使も触れられたが、ラトビアの優れた音楽家をどんどん日本に紹介したい。秋には、ラトビア歌劇場で活躍している若いネルソンスがウィーンフィールを日本で指揮する」と豊かな表情で挨拶した。

 

今回の来日には同劇場の芸術監督でイタリアオペラの権威者、パオロ・デ・ナポリ氏(イタリア人)も同行、レセプションではオペラ歌手の岡村喬生氏(当協会副会長)、指揮者の松原千振氏(当協会常務理事)、作曲家の三木稔氏、ジャパン・アーツの大内栄和社長らと親しく懇談していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラトビア国立歌劇場

  

  1782年にリガ市立劇場としてスタート。かつてリヒヤルト・ワグナーやブルーノ・ワルターも指揮者を務めた伝統の歌劇場で、10月から6月のシーズンに200回以上のオペラとバレーの公演を行う。所属の歌手、オーケストラ、バレリーナは250名を超す。毎年6月に2週間にわたって行われるオペラフェスティバルは、年間の人気演目が日替わりで上演されて人気を博す。今年5月に在ラトビア日本大使館が主催した日本文化週間の一環として「蝶々夫人」が上演され、日本芸術振興協会のオーデションで合格した朝倉美和がスズキを、寺田宗水がゴローを演じて絶賛を博した(オペラフェスティバルでも上演された)。9日に行われたオーデションは、次のシーズンに予定されている「蝶々夫人」「トゥーランドッド」「ジョン・ジョヴァンニ」への出演権利を競って行われた。

     
最終更新日 ( 2010/09/11 土曜日 15:35:47 JST )
 
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