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【2月7日】日本ラトビア音楽協会 2010年度総会・懇親会 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2010/02/11 木曜日 17:58:50 JST

    平成22年度日本ラトビア音楽協会総会・懇親会が27日、東京一橋の学士会館の宴会場で開かれた。この日はあいにくの強風のため交通の乱れもあり、遅刻者が多く12時開会が若干遅れた。

 【総会】

  

藤井会長あいさつ

  

会場の私学会館宴会場  

総会では関口教和運営委員の司会のもと、まず藤井威会長があいさつ。『“音楽立国ラトビア”。1200年に建国以来、日本人から見たら信じられないくらい長く大変な歴史を持つ民族国家がラトビアです。その言葉、文化、風習、そして何よりもその音楽が今、ラトビア人の一体感を作り上げているのだと思います。日本ラトビア音楽協会は、音楽、芸術の交流を通じた市民レベルの両国の好関係を構築していこうという大事な存在であることをここで皆様とともに再確認したいと思います。ラトビアは1991年に独立して以来、目覚ましい発展の中、EUNATOに加入すること、そしてユーロを通貨とすることが国としてヨーロッパで認められる3点ワンセットでありますが、もう少しでユーロに入るところに来たところで昨年の世界的金融不況に巻き込まれて大変な金融被害を受けています。しかし音楽立国の中でのラトビア人の魂の基盤の上に立って、何とかこれを克服しようと努力されています。日本ラトビア音楽協会も6年目に入りました。日ラ両国の芸術を通しての交流も、これまでの諸活動を踏まえて先の目標も見えてきているように思います。個人的には昨年暮れ、1か月ほど病気をして入院しておりましたが、もう元気です。新たな気持ちで協会運営に全力を挙げたいと思っております。皆さまのご協力、ご支援をお願いいたします。ありがとうございました。』 

これより総会。司会者により会員の中から浅妻勲さんの議長指名がなされ、承認ののち議事に。議長の議事運営により「事業報告・新任人事(加藤晴生専務理事)」「会計報告(遠藤守常務理事・中尾憙子協会合唱団Gaisma会計担当)」「会計監査(稲山輝機監事)」がそれぞれ審議され、一括質疑ののち承認された。(内容は事前に会員各位に提示済みのものですが、必要な会員は事務局へお申し込みください) 

【懇親会】

  

ヴァイヴァルス大使を迎える会員

  

大使あいさつ、右は通訳のオレグス氏

 

 引き続き懇親会へ。懇親会は黒澤幸男常務理事の『協会の明るい未来を祈念して! プリエカー!』の乾杯音頭で開宴。まずラトビア共和国ヴァイヴァルス大使の挨拶。『2009年は世界的不況により日ラ両国にとって厳しい1年になりました。その中で、ラトビア首相、国会議長の訪日などもあり交流は活発でしたが、大使館は経済的な理由で2人の外交官を帰国させざるを得ませんでした。今、私とオレグスの2人になっていますが、懸命に頑張っていくつもりですので、どうか皆さまのご支援をお願いいたします。ただ大使館のスタッフは減ったのですが、ラトビア人が減らないようにと、オレグス家に昨年1225日に男の子が誕生しました(Latvija17号参照)。拍手。今年2010年も昨年同様活発な交流の年になると思います。すでに文化大臣の訪日があり、4月には外務大臣も来ます。またラトビア交響楽団の日本公演も実現しており、音楽の面でも活発です。 協会の発展と両国の交流がこれからますます深まることを祈っています。』

 

   

 久元祐子会員の華麗な演奏を一同うっとり聴く

 

ここで、司会が関口運営委員から田摩勇理事にバトンタッチ。しばらく歓談ののち、久元祐子理事のピアノ演奏。1曲目『英雄ポロネーズ(ショパン)』。激しく、勇壮な中にも気品ある演奏で魅了させられた。2曲目ラトビアのピアノ曲小品『春の思い出(バッシ)』。ラトビアの明るくそして柔らかく澄んだ春を思わせる演奏に会場からため息も。 しばらくの歓談の中、藤井会長から『大使在任中に赴任地など各地で撮りためた写真を使って、ここ10年、毎年カレンダーを作ってきました。今年はスエーデンとラトビアの写真です。これを有料販売して協会に寄付ということにしていますので、どうぞお買い上げのほどを』とアピール。 スピーチでははるばる長野市から出席の多賀清雄さんが『2008年の協会主催の「歌と踊りの祭典見学ラトビア旅行」に参加して“なんてきれいな国なんだ”といっぺんにラトビアが好きになりました。いろいろな面で大変興味深い国なのでぜひまた訪問したいと思っています。』と話した。 ピアノ演奏2人目は森川はるかさん。『月の光(ドビッシー)』を演奏。大学現役在学中で、Gaismaの団員。フランス音楽特有の美しいハーモニーの変化を自らも楽しみながら、その感性を素直に表現したプロ顔負けの演奏で、この若い協会員のなんでも意欲的に取り組む姿に会場から大きな拍手が贈られた。

  

今年も石川光翠さんが生花をアレンジ 

森川みどりさんがプロ顔負けの熱演

  

 森川さんを祝福するガイスマの高仲幹事長と藤井さん

 スピーチの2人目は協会設立当初からの貢献者である八木昌子さん。『今はこういう会を通じてラトビアという国に触れていますが、一度はこの素敵な国を実際に訪れたいと思っています。この会の発展を心から祈っています。』

 

 

 

今年から英国に定住するマークス寿子さんと長野から参加した多賀清雄氏   

スピーチ3人目にマークス寿子理事が立ち『今年から活動の本拠をロンドンにするので、ラトビアが近くなります。たびたび訪れてみようと思っています。そして英国在住の協会理事として日本とよく連絡を取り合って活動しようと思っています。』と抱負が述べられた。 会の中締めは桜井珊子顧問が務め、午後230分に新年懇親会を終えた。(頴原記)

  

今年も受付は早大グリー現役3名が務めた  

 ※写真は全て中嶋勝彦会員撮影 

【総会・懇親会出席者】

(来賓)

ペーテル・ヴァイヴァルス在日本ラトビア共和国大使 

オレグス・オルロフス同2等書記官

NHK東京児童合唱団 江田篤史氏 

(会員・順不同)

藤井威、同明子、加藤晴生、同民子、頴原信二郎、関口教和、川島泰彦、長澤護、石渡迪康、諸川政子、浅妻勲、多賀清雄、八木昌子、西山智也、中嶋勝彦、石川晴彦、稲山輝機、森川はるか、小俣泰英、マークス寿子、田中享、村山喜一郎、石川了、同弥貴、清水光子、久元祐子、田摩勇、桜井珊子、髙仲和子、神郡克彦、黒澤幸男、中島護、谷川吉美、吉武優子、遠藤守正、中尾憙子、迫秀一郎、引土慎也(学生)、平野太一(学生)、伊東(学生)  以上来賓を含めて43名出席。  

最終更新日 ( 2010/02/11 木曜日 18:22:54 JST )
 
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