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【7月25日】エレルヘイン少女合唱団(エストニア)公演 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2009/07/26 日曜日 00:34:57 JST

荒井秀子会員からの情報です。バルト三国の一つで、ラトビア同様、合唱王国であるエストニアからエレルヘイン少女合唱団が来日し、全国各地で演奏会を開き絶賛を博しています。北の大地に咲く花の歌声は、この夏最高の贈りものです。東京公演は730日(木)、杉並公会堂大ホール(19時開演)で、会員には割引き特典もあります。【Latvija編集室】

 信じられないほど美しい歌声 

  エストニア共和国が「歌いながらの革命」と呼ばれる、23万人の国民が手をつないで合唱という手段で旧ソ連から無血開放を獲得したその独立から、早くも18年の歳月が流れました。テロや暴動など、世界中のあちこちの悲惨な映像が、TVに映るたびに、エストニアの人々の理性的な平和の作り方が、何故、他の国では出来ないのだろうかと、考えさせられます。

 エストニアでも今月、5年に一度の世界無形文化遺産「歌と踊りの祭典」が国を挙げて大々的に行われました。EU加盟後、中央ヨーロッパに流れていく若者が多い中、「歌と踊りの祭典」には国内外から首都タリン市に集り、歌を通じて134万人が民族の団結を確かめ合いました。

 その余韻をもってエレルヘイン少女合唱団が来日しました。グラミー賞はじめ多くの世界的な合唱コンクールで優勝や上位を獲得している合唱団です。また、指揮者のテーイア・エステル・ロイトメ女史は昨年秋、「日本の音楽の発展と両国の文化交流に寄与した」として、合唱界で初めて在外外国人褒章旭日小授章を受章されました。今回はその記念公演ともなりますので、是非世界最高峰のエレルヘイン少女合唱団の信じられないほど美しい歌声と、指揮者ロイトメ女史の放つオーラをお楽しみください。

 日本ラトビア音楽協会の皆さまにはS席(5000円)、A席(4000円)とも500円割引きの特典があります。 

 【東京公演申し込み先】

電 話 0484774777 または09041356119(荒井)

メール  このメールアドレスはスパムボットから保護されています。観覧するにはJavaScriptを有効にして下さい

 【エレルヘイン少女合唱団】

 1951年創立のタリン児童合唱団が、「歌の祭典」が100周年を迎えた1969年に、“野原に咲く花”の名を取って「エレルヘイン」と改名した。翌1970年、現在の指揮者ティーア・エステル・ロイトメが、創始者ヘイノ・カリユステと共に活動を始め、エストニアの学校教育にコーダイ式ドレミ音階手法を導入、その普及にエレルヘインは大きな力を発揮した。

 1989年、ティーア・ロイトメが指揮者として後を継ぎ、その芸術表現の豊かさで、世界中の人々を魅了する現在のエレルヘインを創り上げた。

 これまで、様々な国の国際合唱フェスティバルに参加、招聘など約2000回のコンサートを経験。また1995年の宝塚室内合唱コンクール優勝など、多くのコンクールで優勝または上位の成績を残している。2004年には「シベリウスのカンタータ」(エストニア国立男声合唱団、エストニア国立交響楽団と共演)でグラミー賞を受賞、2007年の天皇皇后両陛下エストニアご訪問の際には、武満徹編曲「さくら」を披露した。演奏レパートリーは教会音楽からクラシック、エストニア民謡、現代曲など幅広い。今回の来日は4回目。

 

※今回の日本公演は718日から、釧路、札幌、盛岡、仙台、福島、秋田湯沢で行われ、杉並公会堂大ホールのあとは、84日和歌山市、6日広島市、7日大阪市と続きます。

※「編集室注」2006年にロイトメ女史が来日した時、長唄三味線の人間国宝・杵屋巳太郎氏との素敵な出会いがありました。詳細はLatvija6号6ページをご覧ください。

最終更新日 ( 2009/07/26 日曜日 23:52:15 JST )
 
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