Home   トピックス   ラトビア語教室  
2024/04/27 土曜日 11:10:07 JST
Home arrow トピックス arrow 2009年5月のニュース arrow 【5月29日】Latvija編集室便り(1)
メインメニュー
Home
トピックス
協会案内
ラトビア音楽情報
協会ニュース「latvija」
検索
お問合せ
ラトビア語教室
協会合唱団「ガイスマ」
管理用エリア
【5月29日】Latvija編集室便り(1) PDF プリント メール
作者 webmaster   
2009/05/29 金曜日 14:40:21 JST

 

 

HPレクチャーとヒット5000祝杯

 ♪…週末に、サイト管理者の鈴木啓介君を私の自宅兼編集室へ招き、ホームページ掲載に関するレクチャーを受けました。当協会も、財政的にLatvija発行頻度を減らさざるを得ない事情が発生しまして、ホームページ上でできるだけ頻繁に情報発信をしたと考えていました。ついては、急ぐ連絡事項などは、私自身が直接サイトに入力することが出来ないだろうか、という単純な発想でした。

 

 ♪…仕事柄、長年パソコンで原稿執筆・編集し、メールで印刷所へ送付する作業を続けていますので、パソコンは使い慣れているようでも、今もキーボードへのタッチは左右に人差し指だけという有様です。ましてインターネットの奥深い世界やホームページ作成など高度な知識は全くのド素人。無理だろうと思いながら、毎日仕事でパソコンを使っているだけに、一応トライしてみようと思った訳です。

 

 ♪…鈴木君は小学生の頃からパソコンに親しみ、高校・大学時代はインターネットを最大限に楽しみ、自分の世界を作り上げている名手ですが、タッチのもの凄いスピードはもちろん、その知識の深さ・技能の卓越ぶりに改めて圧倒されました。今もコンピューター関連の仕事をしています。この日は何度も繰り返して教えてくれ、何とかワード文書だけは彼の手を煩わさずに、掲載できるようになったようです。写真の処理・掲載は大変難しく、次回レクチャーのテーマとすることにしました。

 ♪…レクチャー終了後、ヒット数5000突破を祝い、池袋へ出て祝杯を挙げました。グリークラブの丁度50年後輩と、実に楽しいひとときで話が尽きませんでした。2年前まで現役で、トップテノールのソリストも務めた美声の持ち主、合宿・Webも担当するなどグリーで青春を満喫したようです。彼女のことはもう少し秘密にしておきます。

 

 

北條陽子さん「G.ペレーツィス作品本邦初演」のこと

 

 

 ♪…Latvija15号で紹介した、北條陽子会員のゲオルクス・ペレーツィス「ピアノ協奏曲」本邦初演をCDで聴きました(正確には「ピアノと室内管弦楽のためのコンチェルティーノ・ビアンコ ハ長調」。当日(413日・紀尾井ホール)聴けなかった私に加藤晴生専務理事が届けてくれました。3楽章からなる変化に富んだ作品を見事に演奏されました。冒頭の親しみやすい美しい調べがいきなり聴く人を魅了し、2楽章では崇高で厳かなカデンツが余韻豊かに響く。そして3楽章では躍動するようなリズムが新鮮で生きる喜びを感じさせるような華やかな世界…。現代と古典の世界が一体化されたような素晴らしい作品でした。

 

 ♪…北條陽子さんは、当日のプログラムに次のように記しておられます。

2006年にペレーツィス氏に初めてお会いしましたが、チャイコフスキーのような風貌で、静な中に秘められた情熱が感じられる方でした。心に深く染み入っていく“余韻”を彷彿と感じてくるのがペレーツィスの音楽のように思います。研ぎ澄まされた純正的音色の響きは、情報に頼らない静かな生活を好んでいらっしゃるから聞えてくるものなのでしょうか。
 この作品は1984年に作曲されました。「コンチェルティーノ・ビアンコ」はイアタリア語で「白い協奏曲」の意味で、“白鍵”だけを使用している急・緩・急の3楽章からなりますが、全曲を通して白鍵だけを使用するハ長調なのが珍しく、各曲のコントラストも興味深いです。簡潔な親しみやすいメロディーの中に凝縮された音楽性が伝わってきます」。

 

 

訃報が続きます。

 

 ●…昨年の筑紫哲也会員に続いて、当協会設立に尽力された斉藤哲常務理事が死去されました。「新聞記者は寿命が短い」と言われますが、お二人とも私よりも年齢的には後輩記者で、“次は私かな!”と思ったりしながら哀悼の意を表しました。

 

 ○…昨日、関学の池田裕子さんから、関西学院史便り29号が届きましたが、1面にオレグスさんのスピーチコンテストのことが掲載されていました。お礼のメールにオレグスさんのことに触れ、“彼が大使になるまで生きていたい”という趣旨のことを書きましたが、思わず(無理かな!)と付記してしまいました。ちなみに私の新聞社の同期は16名中8名が他界してしまいましたが、グリークラブの同期は全員健在です。私は圧倒的にグリークラブのDNAを受け継いでいますので、(無理ではない!)と信じることにします。池田さん、メールのあの部分は訂正です(苦笑)。それにしても、関西でも人気抜群というオレグスさん(今年三等書記官として外交官デビュー)の大使就任を楽しみにしたいものです。

 

 

関西日本ラトビア協会

 

 ○…池田さんも理事を務めておられる「関西日本ラトビア協会」が、59日に第1回総会を開催され(ヴァイヴァルス大使、オレグス書記官も出席)、活発に活動されています。会員数も150名を突破したとか。誠にご同慶です。同協会ニュース創刊号も、A4版16ページ・オールカラーの、極めて親しみやすく充実した内容でした。こうしてラトビアとの親善の輪が広がることは本当に嬉しいし、お互いに協力し合って、ラトビアとの親善に少しでも役にたちたいと、しみじみ思いました。

 

 

リガ直行便

 

 ○…今朝の朝日新聞“天声人語”が、一昨日死去された作詞家・石本美由起さんの出生作「憧れのハワイ航路」に触れ、文章の最後を“ひとたび結ばれた航路は、戦火にも消えることなく、時には外交をしのぐ果実を運ぶ”と結んでいました。84日に、いよいよリガへJALチャーター直行便が飛びます(Latvija15号既報)。日本とラトビアの草の根交流はこれから一段と加速することでしょう。バルト三国満喫の旅は当初の予定より安く329000円です。サイト読者の方に是非参加して頂きたいし、その節は是非レポートをお寄せください。まだ間に合うようですので「ルックJTB」にお問い合わせください。

                                                      ◇ 

東京は今朝から大雨で、外出を午後に変更してふと雑文を書き始めました。鈴木君の懇切丁寧なレクチャーの成果を独力で試みてみようという訳ですが、果たして首尾よく掲載できますかどうか。合唱団「ガイスマ」のことにも触れたかったのですが、時間切れですので次の機会に。ちなみに自力掲載は斉藤哲氏訃報に続く2度目です。

            【Latvija編集長 徳田浩】

   
最終更新日 ( 2009/05/29 金曜日 15:41:42 JST )
 
次へ >
ラトビア関連写真(写真随時追加)
image0152.jpg
サイト内記事検索
人気記事