日本ラトビア音楽協会(藤井威会長)の第8回総会・懇親会が2月5日、東京神田の学士会館で行われ、会員41名が出席した。ペーテリス・ヴァイヴァルス駐日大使(名誉会長)の他、新任のダナ・ルダーカ書記官、ラトビア投資開発公社アリーナ・アセプコヴァ日本代表、ラトビア語教室ヤーニス・クルーミンス臨時講師らがゲスト出席した。他に早稲田大学グリークラブ現役学生3名が特別参加した。 藤井会長(右)と岡村副会長 総会は会長挨拶に続き浅妻勲会員を議長に選出して議事に入った。 人事では常任理事に永田宏、田摩勇、大塚清一郎、島田清一、理事に石川晴彦、児玉昌久、石渡迪康、山脇卓也、顧問に浅妻勲、清水光子の各氏を新たに選任。大使館の前書記官オレグス・オルロフス氏を2011年12月10日付で名誉会員に推挙したこと、板垣忠直理事が9月1日に死去され退任となったことが報告された。他の役員は全員留任(提案説明:加藤晴生専務理事)。 事業関連では、2011年に第2回ラトビア音楽の集い、初のラトビア語スピーチコンテストを大使館と共催で開催して成功を収め(いずれも当サイトに詳細掲載済み)、今年度は2013年ラトビア歌の祭典参加に向けて全力投球する他、サロンコンサート、カルチャーコンサートを随時行う(提案説明:同専務理事)。 会計は主たる収入が会費収入だけ(前年実績655.000円)で、計算上は49.642円の黒字だが次期繰り越しは-134.035円と厳しい状況が続く(第2回ラトビア音楽の集いとサロンコンサートの収支は未集計)。関連事業のラトビア語教室は協会繰り入れ150.000円に伴い、当期収支は-173.173円となったが次期繰り越し172.850円。合唱団ガイスマ収支は+30.786円(第2回ラトビア音楽の集い関連109.913円支出)。提案説明:遠藤守正常務理事)※詳細必要な会員は担当の遠藤常務理事へ請求ください。 広報は機関紙「Latvija」の定期発行が財政的に厳しく、当サイトの情報 発信を一層強化していく(担当:徳田浩常務理事)。 ヴァイヴァルス大使 ルダーカ書記官 通訳を担当した高橋歩さん 全ての議案は満場一致で承認され、ヴァイヴァルス大使挨拶(通訳:高橋〈旧姓黒澤〉歩会員)、ルダーカ書記官の紹介と挨拶に続き、岡村喬生副会長の乾杯で懇親会に移った。 懇親会では、当サイトでも紹介した大塚清一郎前スウェーデン兼ラトビア大使と子息共演のバグパイプ演奏、病が癒えて完全復帰した矢田ちひろさんのピアノ演奏、日本の伝統芸能・南京玉すだれの演技がそれぞれ絶賛を博し、一気に盛り上がった。※写真などを別ページに追加掲載。 (追)今年度活動の中核となる2013ラトビア歌の祭典参加計画推進に関して2月6日夜、加藤専務理事の呼びかけで、山脇卓也指揮者らガイスマの主要メンバーが打ち合せを行った。ステージ上で歌うについてはクリアしなければならない様々なハードルがあるようだが、取りあえずはガイスマのメンバーに参加の意向を打診し(アンケート)、機を見て一般公募を行うなどを確認した。既に2013年の祭典で歌われる楽譜集が届き、今後のガイスマ練習は、この楽譜集の作品が中心になる。(広報担当:徳田浩記)
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