文化相、加藤日ラ音協専務理事と懇談

ラトビア・ニュース「LETA」掲載


 2005年11月11日、デマコヴァ文化相は加藤晴生日本ラトビア音楽協会理事長と、今後の協力のあり方を協議した。日本ラトビア音楽協会は2004年、二国間の音楽交流の促進と活発化を目的に、熊谷元ラトビア大使を会長に結成された。
 デマコヴァ文化相は、同協会の貢献を高く評価し、二国間の合唱音楽の発展に関する同協会の活動計画に興味を示した。同協会は、二国間の文化協力及び二国間関係を強化するものである。デマコヴァ文化相は、「ラトビアの国際的なイメージを形成し、民族間の理解を深め、経済協力の基礎となる文化交流の発展はきわめて重要である」と述べた。同協会の会員の大半は、日本の企業家である。
同協会は、二国間の指揮者養成講座、楽譜発行、また音楽普及などの活動を開始している。
 ラトビア文化省は、同協会が必要とする文化、特にラトビアの音楽に関する情報を提供していくことで、二国間の協力及び提携を深めていくことを約束した。また、ラトビア文化省は、文化省の活動の範囲外であるとはしながらも、同様の組織をラトビアにおいても結成する考えを支持した。
 今夜、リーガにおいて実施される日本でも有名大学である早稲田大学男声グリークラブの演奏会は、日本ラトビア音楽協会の活動の一環である。
(ラトビア語翻訳:黒澤歩)







ホームに戻る▲

keisuke Suzuki(C) 2005