Gaisma通信【2019.6.28】夏至祭での演奏大好評でした |
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2019/06/29 土曜日 18:13:14 JST | |
Gaisma通信【2019.6.28】夏至祭での演奏大好評でした。
次はMASKAとの演奏会(7月24日)練習です!
ガイスマの皆様、24日のラトビア大使館での“Ligo”祭、お疲れ様でした。直前練習では男声が繰り返しを忘れたり、フェルマータ付の“pause”で“ソロ”したり、危うさを感じさせましたが、本番ではアドレナリン効果か声が明るくなって、いつも佐藤先生に指摘されるソプラノの音程も、坂本先生のピアノを弾きながらの下支え(上支え?)に合わせて高く響き、長く暗い冬が終わって夏至を迎えたラトビアの人々の慶びの表現に一歩近づいたような演奏になりました。 それにしても、当日の主賓、ラトビア国会議長の挨拶の中で、“Ligo”の慶びに触れた後、中曽根日本ラトビア友好国会議員会会長への感謝の言葉の前に、昨年夏のラトビア健康100周年の「歌と踊りの祭典」に、ガイスマがラトビア人を全く含まない唯一の合唱団として、13,000人のラトビア人に混じってラトビアの歌を歌ったことに言及されたのには驚きました。ラトビア人の「歌の祭典」に込める思い入れの強さを、改めて思い返しました。ガイスマがManai dzimteneiを歌ったとき、二人のラトビア国会議員たちも我々に加わってともに歌い、Raimonds Paulsのこの名曲がラトビアでも広く知られ、多くの人々に愛され歌われていることをあらためて感じました。 パーティに参加していた東京大学で教職に就いている女性が「ラトビアの女性議員がロシアとの関係にどのように対処しているのかを知るために参加したが、図らずも日本人の合唱団が、ラトビアの歌をきちんとしたラトビア語の発声で歌っているのを聴いて、大変驚いた」と語ったそうです。国際外交に関心のある方の発言ですので、当然“外交辞令”も込められているでしょうが、日ごろ佐藤先生に繰り返し指摘されている、ラトビア語の第1音節にあるアクセントの位置、2重母音のはっきりと分かれた発音、長い子音の持続、さらには顔を上げ、口を上に開いての発音と、少しは表現できて来たのかなと、嬉しくなりました。
○ここ何回かの練習で採りあげてきた“Ligo”関係の曲はこれで一段落し、次回、7月8日からは、7月24日のMASKAとの演奏会に向けた練習になります。“Ligo“の練習で指示された歌唱上の注意事項は基本的なもので、すべての曲に適用されるものです。いつも佐藤先生から指摘されている注意点、特に母音を音符の長さ一杯持続させること。上顎を開いて籠らせない明るい声で歌うこと。楽譜を見るために視線を下げるのではなく、指揮者に視線を向けた姿勢に合わせて、楽譜の位置を高く保つことなどを、忘れずに準備してください。 ガイスマのステージ曲は以下の3曲です。 1)Krustiem zvaigznes debesis:(渋谷区民合唱祭では、演奏時間の関係で短縮versioで歌いました。MASUKAとの演奏会でも同様の予定ですが、念のためfull versionの楽譜もご用意ください。) 2)Tev muzam dzivot, Latvija: 3) Manai dzimtenei:(渋谷区民合唱祭の折の短縮版でなく、1・2番にそれぞれ繰り返しを含むfull versionで歌います。)*最後の39小節“ga-vi-les”はフェルマータが連続し、高音が長く続きます。身体を固めずに減衰しない音を持続しましょう。最後の9拍はrit.がかかってとても長くなります。他の人と重ならないよう、巧みに息継ぎをしてください。 *合同ステージの曲は、①Dziedot dzimu, dziedot augu(楽譜集旧版:pp31-33,新版:pp5-47)、 ②Musu tevs debesis(楽譜集新版:pp97-97、p99-p101はcut),旧版:pp113-114)です、 何れもかつて練習した曲です。これらの曲は、当日15030~17:30のワークショップで練習曲として 採りあげられ、19:00からの演奏会合同ステージで、ワークショップ受講者も含めて演奏することに なっています。ワークショップには参加しない合同ステージ参加希望者は、以前の練習を思い出し、 自習しておいてください。ワークショップ受講者は各自楽譜をご用意ください。 *Endore曲は「Put, vejini」(楽譜集新版:p161)です。 ○宝塚国際合唱コンクールと東京国際合唱コンクールに出場するラトビアの合唱団MASKAは、昨年「歌の祭典」期間中に行われたラトビア国内合唱コンクールで、最終決勝に残った実力合唱団です。今回の来日中、東京での演奏会は、このガイスマとの交流演奏会(7月24日)が唯一のものです。ガイスマ前指揮者の山脇卓也さんが指揮する女声合唱団ぴゅあはーとも、歓迎演奏に参加してくれることになりました。
*当日のタイムスケジュールおよび内容は以下の通りです。 場所:江東区「森下文化センター多目的ホール」 日時:7月24日(水) ①13:00~15:00 ガイスマリハーサル、会場設営など ②15:00 MASKA到着(国際合唱コンクール会場の宝塚から移動) ③15:30~17:30 MASKAメンバーによるコーラスワークショップ (ワークショップで取り上げる曲は①Dziedot dzimu, dziedot augu(楽譜集旧版:pp31-33,新版:pp5-47)、②Musu tevs debesis(楽譜集新版:pp97-97、p99-p101はcut),旧版:pp113-114)です。これらの曲は、19:00からの演奏会、合同ステージで、ワークショップ受講者も含めて演奏いたします。Endore曲は「Put, vejini」(楽譜集新版:p161)です。 ワークショップ受講者は各自ご用意ください。 ④17:30~18:30 休憩・食事 ⑤18:30 演奏会開場 ⑥19:00 開演 ⑦19:00~19:15 ガイスマによる歓迎演奏 ⑧19:15~19:30 女声合唱団ぴゅあはーとによる歓迎演奏 ⑨19:45~20:45 Koris MASKAコンサート ⑨20:45~21:00 合同演奏 ⑩21:00~22:00 終演~完全撤収
ホールの都合で22:00には完全撤収しなければならないため、此の日には打上、交流会は行いません。7月26日(金)16:00から、渋谷区神山町のラトビア大使館で、MASKAとガイスマの交歓交流会が行われることになりました。詳細は決定次第お知らせいたします。
○9月訪日予定のアイルランドの合唱団eLVeとの交流会 同団の目的は演奏旅行ではなく、観光旅行が主目的のようです。9月11日(水)18:00~21:00、江東区西大島の「江東区総合区民センター」レクホールを予約し、この予定が彼らのスケジュールにフィットするか打診中です。
【Gaisma練習スケジュール】 2019年 7月8日(佐藤先生はエストニアの“歌の祭典”視察旅行でお休み、坂本先生の指導です。7月24日のガイスマ演奏曲楽譜=渋谷区民合唱祭と同じ、および‘18年歌の祭典楽譜集を用意してください)、22日、24日(水:江東区森下文化センター)/ 8月12日、26日 / 9月9日、23日 / 10月14日、28日 / 11月11日、25日 / 12月9日、23日(納会予定) (2019年は12月23日まで、原則として通常練習は祝祭日に関わらずすべて第2、第4月曜日、18:30~21:00、アンダンティーノです。演奏会、特ステなどが行われる場合には、別途お知らせいたします。)
【Gaisma活動予定】 ○7月24日(水) 15:30~ 江東区森下文化センター多目的ホール ラトビアMASKAのコーラスワークショップ(¥2,000)およびコンサート(¥1,000)主催、歓迎演奏出演 ○7月26日(金) 駐日ラトビア大使館 Koris MASKAとの歓迎交歓会 ○9月11日(水) (予定) 江東区西大島区民文化センター アイルランド合唱団eLVeとの交流会
【日本ラトビア音楽協会行事予定】 ○「ラトビアの歴史と文化を研究する会」(通称歴史グループ)は6月20日~27日の日程でラトビアを訪問、歴史遺産や夏至祭への参加などを計画しています。帰路にエストニアのタリンにも立ち寄る予定です。
【日本ラトヴィア音楽協会関係者催し物】 ○シグナス・ヴォーカル・オクテット2ndCD発売記念ミニコンサートin東京 6月30日(日)15:30 大森福興教会 一般¥3,000、学生¥1,500 ガイスマ指揮者の佐藤先生が2012年に仲間と結成したオクテットで、2013年宝塚国際室内合唱コンクールでルネサンス・バロックおよび近現代2部門で金賞を受賞した実力グループが、北欧・バルトの代表的な作曲家の曲を歌った2ndアルバムの発売を記念したコンサートです。興味のある方は佐藤先生にご連絡ください。 ○フィルハーモニック・コーラス第7回演奏会 ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」 6月30日(日)15:00 大田区民ホール・アプリコ大ホール 全席自由|2,000、出演は指揮:河地良智、S 高原亜希子、A 布施奈緒子、T 吉田浩之、B 青戸知他の皆さん。ガイスマピアニストの坂本先生が関わっている20代30代中心の合唱団です。これまでに5回オーケストラとのコンサートを開催、本公演をその集大成として活動を終了する予定、とのことで次の機会はありません。興味のある方は坂本先生までお問い合わせください。 ○合唱団お江戸コラリアーず第18回演奏会 8月17日(土)15:00 東京芸術劇場コンサートホール S席:¥3,000、A席:¥2,000、B席:1,000(全席指定)第62回~第71回日本合唱コンクール全国大会で金賞を9回受賞したお江戸コラリアーずの演奏会で、2009年の創設時から2013年までガイスマの指揮者を務めた、日本ラトビア音楽協会会員の山脇卓也氏が指揮指揮します。第1ステージ:シューマン曲、第2ステージ:三善 晃曲、男声合唱のための「王孫不帰」第3ステージ:間宮芳生曲「合唱のためのコンポジション第6番男声合唱のためのコンポジション」第4ステージ:アラカルトステージ。興味のある方は このメールアドレスはスパムボットから保護されています。観覧するにはJavaScriptを有効にして下さい へ。
【その他ラトビア関連の演奏会】 ○Koris Maska 2019年7月27日(土)19:15 第2回東京国際合唱コンクール混声合唱部門① 第一生命ホール 2019年7月28日(日)11:20 第2回東京国際合唱コンクール現代音楽部門 第一生命ホール 2019年7月29日(月)18:30 第2回東京国際合唱コンクールサテライトコンサート ルーテ ル市谷ホール ○ラトビア共和国より、世界最高のバグパイプ集団アウリ 東京公演 2019年11月7日(木) 武蔵野文化会館
【渋谷区合唱連盟関係催し物】 ○渋谷混声合唱団定期演奏会「MESSIAH」(ヘンデル オラトリオHWV56)7月6日(土)13:30 オペラシティ・タケミツホール 指揮:水野 克彦、S:佐竹 由美、A:谷地畝 晶子、T:大島 博、B:萩原 潤、オーケストラ:Symphonia Fons Harmoniae、合唱:渋谷混声合唱団、チケット申し込み:東京オペラシティチケットセンター、チケットぴあ ○Sing Bird 第3回演奏会 10月12日(土)14:00 五反田文化センター ○ノイエレーベン、コールそれいゆ 2020年3月20日(金・祝)オペラシティ・タケミツホール 吉岡弘行指導合唱団体合同演奏会に参加
渋谷区合唱連盟の情報は以下に掲載されています。 https://www.shibuyaku-gasshou-renmei.com/concert/
Gaisma通信は、日本ラトビア音楽協会合唱団ガイスマの、練習スケジュール、活動予定などについて、団員へ情報を届けることを目的として、原則として毎練習ごとに送信しています(文責:児玉)。 同時に、母体である日本ラトビア音楽協会の活動予定、ガイスマ団員の団外活動も分かる範囲で掲載しています。掲載を希望する未掲載情報やご意見がありましたら、文責者あるいは幹事[石井洋一(幹事長)、荒舩禎子、村田洋子]までご連絡ください。 |
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最終更新日 ( 2019/06/29 土曜日 18:16:02 JST ) |