【3月10日】日ラ音楽協会がダウゼ国会議長歓迎昼食会を開く
作者 webmaster   
2009/03/25 水曜日 16:38:24 JST

  ダウゼ議長、藤井当協会会長に感謝状を贈呈 

 日本ラトビア音楽協会(藤井威会長)は、33日、綱町三井倶楽部で、32日に公式訪問したラトビア共和国国会議長ダングルス・ダウゼ博士夫妻一行7名の歓迎昼食会を開いた。ヴァイヴァルス大使他ラトビア大使館関係者他、長内敬駐ラトビア大使夫妻、大塚新一郎元大使(当協会顧問)夫妻、相原宏徳三菱商事元副社長、井下佳和旭川名誉領事、西原義弘前東川ラトビア協会会長、板垣忠直当協会顧問、山本徳行当協会顧問ら47名が出席し盛会だった。

 

 冒頭、藤井会長が次のように歓迎の挨拶をした

 「ラトビア共和国国会議長ダウゼ博士閣下、及び政府要人の方々、駐日ラトビア大使ヴァイヴァルス閣下及び大使館要人の方々、日本ラトビア音楽協会会員の方々。日本ラトビア音楽協会を代表して、一言、歓迎の御挨拶を申し上げます。ラトビア議会議長ダウゼ閣下ほか多数のラトビア政府要人の方々が、わが国河野洋平衆議院議長の招聘により、わが国に公式訪問され、この機会に、わが協会のささやかな歓迎の宴に貴重な時間をさいて頂きましたことに、まずもって、心から御礼申し上げます。 私は、今、ダウゼ閣下ほか皆様方をお迎えしながら、1997年より3年間 駐ラトビア日本大使の任にありました時の楽しい印象をあらためて思い起こしております。1998年7月、私は第22回歌と踊りの祭典を楽しむ幸運に恵まれました。“花咲く娘たちがいるラトヴィアー、歌う若者たちがいるラトヴィアー、我らの愛しい祖国!”ラトビア国家の歌いあげるこの歌詞が、いかにこの国の真実を示しているか、私は心の底から納得したのです。翌年、私は、古い都ツェーシスを散策していました。廃墟となったかつての騎士団の古城とそれを中心とする公園の美しさ、ふるさと感覚の残る町並みのなつかしさに、時の立つのも忘れていました。そして、町外れの小さな協会の扉を開けたその時、練習中の聖歌隊の見事なハーモニーとリズム、そして、圧倒的な声量に、思わず息を呑んだのです。 これらの忘れ難い思い出の上に立って、ほぼ5年前、貴国の文化に、そして貴国の人々、社会、政治全般に深い関心を有する方々とともにこの協会を立ち上げました。 その後、当協会は貴国大使館の立ち上げ、総理、外務大臣等々、累次にわたる政府要人の訪日など、貴国とわが国との親善友好の増進を深い喜びとともに見てまいりました。そして、この度の議長閣下その他の方々の訪日に際会し、喜びこれにすぐるはありません。時あたかも、貴国もわが国も、経済的には相当の苦境にはありますが、このような時であるからこそ、経済、社会、文化全面にわたる相互交流が望まれるのであり、皆様方の滞日が両国にとって実り多いものとなること、また、皆様方にとって楽しい思い出になることを心からお祈りして御挨拶にかえたいと思います。有難うございました」。 

 乾杯の挨拶をした長内大使は、外務省としても当協会の活動を高く評価していることを述べ、ダウゼ議長、ヴァイヴァルス大使も同様の謝意を表した。

 この日、ラトビア共和国から藤井威当協会会長に、同国への貢献に対して感謝状が授与された。

 丁度この日は日本のひな祭りということで、藤井会長夫人から陶器の内裏雛一対、加藤専務理事夫人から雛の絵の色紙を、同行者にプレゼント。議長から藤井会長に記念品と祭典のDVDが贈られた。(加藤晴生)

 

(写真)

1、藤井会長が歓迎挨拶(堀口大樹会員=手前=が通訳)

 

 

2、藤井会長にダウゼ議長から感謝状が授与された

  

 

3、ダウゼ議長、藤井会長を囲み記念撮影

 

最終更新日 ( 2009/03/25 水曜日 16:40:10 JST )