【7月9日】Latvian Institute Latvia in Review Issue 第10号
作者 webmaster   
2015/07/09 木曜日 11:52:05 JST



Latvian Institute Latvia in Review Issue 10号(523日~6月25日)

翻訳:恒松良一
 


政 府:

ベルズィンシュ大統領ラトビアのEU議長国を称賛:

アンドリス・ベルズィンシュ大統領はラトビアのEU議長国は大変流動的で複雑な時期の欧州の安定に寄与したことで思い出深いものになるだろうと述べました。

大統領はラトビアのEU議長国の良かった点・悪かった点は今月末任期が終わったところで判断できると指摘しました。「しかしながら、我々は既にラトビアはすばらしい仕事をしたと言うことができる。」と語りました。また大統領はこの6カ月は政府の大臣達にとっても大変であったと付け加えました。

ライモンツ・ベーヨニス大統領の就任日決定:

ライモンツ・ベーヨニス氏(緑と農民連合)はアンドリス・ベルズィンシュ大統領が77日に任期満了した後の大統領となります。同氏は4人の候補者の中から、国会で最少得票者が除外されてゆく選挙が連続5回行われ選出されました。臨時議会が7月8日水曜日9時に召集され、ライモンツ・ベーヨニス大統領の就任宣誓を見届けます。彼は独立回復後第5代目、ラトビアの歴史上9代目の大統領となります。

経 済:

国際格付け機関「スタンダード・アンド・プアーズ」はラトビアの概況を引き続き安定と評価:

ラトビアの強い経済情勢により国際格付け機関「スタンダード・アンド・プアーズ」はラトビアの「A-」の格付けを維持しました。

ヤーニ・レイルス財務大臣は「A」グループはとても良い評価でラトビアが投資対象として相応しいことを表していると指摘しました。

ラトビアは成長鈍化にもかかわらずGDPは今後3年間平均3.4%増加すると思われ、スタンダード・アンド・プアーズはエストニア、リトアニアと同様ラトビアの経済成長は今後数年間国内支出に支えられ継続するだろうと見ています。

ラトビア銀行が「リガ城500年」の記念コインを発行:

ラトビア銀行は新たに5ユーロの「リガ城の500年」記念銀貨を発行します。ラトビア銀行窓口での記念銀貨の価格は41.07ユーロです。

このコインはリガの代表的な景色で何世紀もの支配者達の力の弱さを見てきたリガ城がダウガウ川右岸を背景に描かれています。

1515
年はリガ城が建設された年です。

外 交:

第六回バルト海沿岸EU戦略年次フォーラムをユールマラで開催:

第六回バルト海沿岸EU戦略年次フォーラムが615日から16日にかけユールマラのジンタリコンサートホールで開催されました。

フォーラムは「地域を結んでe-qualityを達成しよう」の表題で、600人以上の参加者が集まりました。

これはラトビアEU議長国就任期間中のもっとも大きな行事の一つです。

ストラウユマ首相、ブトケビチユウス・リトアニア首相、ヴィクトリア・スウェーデン皇太子殿下によりフォーラムの開会の辞が述べられました。

マーティン・ミッツ氏が欧州人権裁判所の裁判官に選出される:

欧州評議会議員会議(PACE)はマーティン・ミッツ・リガ法務大学院総長を欧州人権裁判所(ECHR)裁判官に選出しました。

191
名のPACE議員による投票で、ミッツ氏は122票を、クックス・ラトビア大学教授は13票を、レゼフスカ・ラトビア大学教授は26票を獲得しました。

ラトビアはアラブ首長国連邦に大使館を正式に設置:

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月初めにアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでリンケービッチ外相は在UAEラトビア大使館を正式に開設しました。外相の訪問にはラトビアの企業代表の一
行も同行し、ビジネスフォーラムを開催し、UAEの政府高官や現地の企業関係者との会談が行われました。外相は今回の企業関係者が同行したUAE訪問は政治・経済
関係強化への強い意志の表れであると語りました。

社 会:

ニューヨーク「ニックス」がNBAドラフトでポルズィンギス選手を4番目に指名:

全米バスケットボール協会(NBA)ドラフトでニューヨーク「ニックス」がラトビア人フォワードのポルズィンギス選手を4番目に指名しました。

これによりポルズィンギスはNBAドラフトに今まで指名された最高順位のラトビア選手となりました。彼はNBAドラフトに指名された3人目のラトビア選手です。ビ
エドリンス選手は「ワォリース」とユタ「ジャズ」で合計516試合に出場し、ヴェートラ選手は1990年代の初めにミネソタ「ティンバーウルフス」で13試合出場しました。

8回北欧・バルト合唱祭始まる:

8回北欧・バルト合唱祭の20以上の催し物がリガ及びラトビア各地で625日から28日に開催されます。

メルバールデ文化大臣によると北欧・バルト合唱祭はラトビアの才能及び人材発掘の場として知られており、同時に、ラトビア歌と踊りの祭典の伝統を披露する場です。

詳細は北欧・バルト合唱祭のフェイスブックを参照ください。

https://www.facebook.com/IfYouLikeLatviaLatviaLikesYou/app_911197955604771

(編集部注)このアドレスをクリックすると、美しい「Put Vejini」が聴こえてきます

 

ブリュセルでラトビア文化の欧州祭を開催:

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18日から21日まで、ブリュセルでラトビア文化欧州祭が開催されました。この祭りはラトビアのEU議長国文化行事の一部で、3日間に亘り行われました。

招待者として、ビーチェフライベルガ・ラトビア元大統領、ドムブロスキス欧州委員会副委員長が参加しました。様々な世代の人々によるラトビアの合唱、舞踊、フォー
ク、その他の芸術が欧州諸国等からの約1千人の参加者に披露されました。

新聞記事:

「夏至祭」休暇に行うことで最も人気あるのはシャシリック(羊肉の串焼き)、かがり火とキャラウェイの種子入りチーズ:

今年のインターネット調査によると、「夏至祭」休暇中の多くのラトビア人が行うことは、シャシリック(羊肉の串焼き)を焼き、かがり火をして、キャラウェイ(ヒメウイキョウ)の種子入りチーズを食べることであることが判りました。

その他に多かった答えは、ヤーニ(Jānis)とリーガ(Līga)の名前の人に挨拶する、ビールを飲む、樫の葉と草原の花で冠を織る、日の出を待ちながら「夏至祭」の歌を歌う或は聴くでした。「夏至祭」をお祝いしないと答えのはわずか3%の人達でした。

 

前ヴァイヴァルス大使は優秀なカメラマンでもありますが、フェースブックにユニークな写真を数多く投稿されています。以下はその一部です。【Latvija編集室】

 

 

 




 

最終更新日 ( 2015/12/20 日曜日 11:32:19 JST )