【6月14日】Latvian Institute ・Latvia In Review 2015年第9号
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2015/06/13 土曜日 20:11:17 JST



Latvian Institute Latvia In Review 2015年第9号

                       翻訳 恒松良一


第4回ラトビア音楽祭はアイラ・ビルジニア女史のお陰で大成功裡に終りました。大使夫妻らと快心の笑顔です。最後に、協会合唱団「ガイスマ」が主催した歓迎会の集合写真を掲載しました。【Latvija編集室】

政府:

大統領選挙は63日に:

ラトビア国会議長団は大統領選挙を63日水曜日午前10時から行うことを決定しました。何人かの候補者の名前が挙がっていますが、いまのところラトビア同盟の代表者達により推薦された候補者だけが正式に挙がっています。他の居住候補者は519日から24日の間に正式に指名される必要があります。

政府は主要ハイウエー改善への財源投入を決定:

政府は本日218百万ユーロのEU結束基金をラトビア主要国道ハイウエーの質向上に配分することを決めました。この為の資金は2014―2020年の複数年予算枠から賄われます。主要ハイウエーの改善の総資金は約2億5千7百万ユーロです。2億1千8百45万ユーロはEU結束基金から、3千8百55万ユーロは国家予
算から調達されます。

ストラウユマ首相はラトビアバスケットチームが1935年のチームと同じ結果を達成すると期待:

今年の男子バスケットボール欧州選手権(ユーロバスケット)が開催される都市全てを欧州バスケットボールクラブ杯のトロフィーが巡っています。ライムドータ・ストラウユマ首相は2015年5月19日にリガで開催される試合で、ラトビアバスケットボールチームが1935年のラトビアチームと同じ成果を期待しています。ストラウユマ首相はバスケットボールはラトビアで最も人気のあるスポーツであり、ラトビアはユーロバスケットの優秀な開催国のひとつとなると確信しています。


経済:

ラトビアは他の4カ国と共にEU予算からの大きなベネフィットを享受している:

クリスタリア・ゲオルギエヴァ予算・人的資源担当欧州委員会副委員長はラトビアは他のEU加盟4か国と共に、EU予算から最も大きなベネフィットを得ていると発言しました。この前の複数年金融フレームワークは460億ユーロ、毎年約651百万ユーロの純ベネフィットをラトビアにもたらしました。「ラトビアは支払い額以上のものを得ている。これは投資環境が沈滞し始めている時期にはとても重要な財源です。」とゲオルギエヴァ副委員長は明言しました。

7億ユーロが社会予算に蓄えられる:

ウルディス・アウグリス福祉大臣はラトビア年金受給者連合の第10回総会で7億ユーロの余剰が2018年までに社会予算に蓄積されるだろうと述べました。総会は大臣の連合会の好業績への賞賛で始まりました。連合と協力して福祉省は国家年金法の改正案を作成したことを大臣は強調しました。同法案は政府が5月19日に見直しを行いました。改正法案はラトビアで年金増加による意図されない影響を無くす為のものです。大臣は経済成長が早すぎる場合は年金の影響は減るだろうと述べました。


外交:

東方パートナーシップの将来がリガの会議で討議される:

5月20日及び5月21日EUの東方パートナシップ民間会議がリガで開催されました。EU加盟国及び東方パートナーシップ諸国から民間代表及び専門家が参加しました。会議の目的は東方パートナーシップ政策の計画及び実施に於いて積極的に参画すると共に民間社会を成長させることです。

ストラウユマ首相は東方パートナシップ・サミットについて欧州の前首脳と会談

東方パートナシップ・サミットに関する事項を討議する為、ライムドータ・ストラウユマ首相はラトビア前大統領や他のEU諸国の首脳と会談しました。スラウユマ首相との会議に元ラトビア大統領ヴィラ・ヴァイケフリーベルガ及びヴァルディス・ザトゥラーが出席しました。前セルビア大統領ボリス・タディック、前ルーマニア大統領エミール・コンスタンチネスク、前ブルガリア大統領ペーター・ストヤノフ、前スロバキア首相イヴェタ・ラディコバ、前グルジア首相ジョージ・パパンドロゥ等が参加しました。

リガは2017年の欧州合唱大会のホストとなる:

リガで2017年欧州合唱大会が開催されます。リガ市副市長アンドリス・アメリクスは合唱大会の開催はリガにとり大変な名誉なことであり、責任も大きいと述べました。「我々は欧州合唱大会を開催する準備ができている。」ラトビアの首都は昨年の世界合唱大会を成功裏に開催したことで大きな称賛を受けました。この経験は欧州合唱大会の開催準備に役立てられるでしょう。


社会:

最近の調査結果:60%のラトビア住民は政治プロセスに関心をもっています:

リサーチセンターのSKDSの最新調査によると、ラトビアの60%、1百万人以上の住民が政治プロセスに関心があります。22%の回答者は国の政治プロセスに関心をもっていると回答し、38%は概ね関心ありと回答しました。わずか11%の回答者がラトビアの政治プロセスに興味がないと回答しました。

全国学生・若者歌と踊りの祭典が間もなく開催されます:

11回学生若者歌と踊りの祭典が76日から12日にリガで開催されます。これはラトビア最大のお祭りのひとつで5年毎に開催されます。今年は37千人以上が国内各地から参加する見込みです。第11回学生若者歌と踊りの祭典のチケットは523日から販売されます。

「ブレインストーム」が新アルバムを発表:

有名なラトビアのポップ・ロックバンド「 Prāta vetra 」(「ブレインストーム」)は最新アルバムを発表します。アルバム名は「 7 soļi svaigā gaisā 」( Seven Steps in Fresh Air )です。アルバムは7曲の新曲が含まれています。アルバムの2曲は、「 Ziemu apēst 」と「Ēdenes dārzs 」で、既にラジオ放送で演奏され、ラトビアポップヒットチャート上位にあります。

ラトビア大学は「QS大学格付け評価」で4つ星を獲得:

ラトビア大学は大学評価の「QS大学格付け評価」で4つ星を獲得しました。全般的評価は7つの分野で行われます。ラトビア大学は「専門家分野」で2つ星、「研究」で3つ星、「雇用可能性」及び「包括性」で4つ星、「教育」、「国際性」、「施設充実度」及び「革新性」で5つ星の評価を得ました。マーシス・アウジンス学長はこれはラトビア大学がとても優れていることの証であると述べました。

175千人が全国クリーンアップデーに参加:

概ね晴天の温かい日であった4月末の全国クリーンアップデーに約175千人の住民が参加しました。参加者は2013年の約16万人から増加しました。この行事の企画者は登録された「クリーンアップ」地点の約40%で環境改善があったと見ています。


新聞記事:

バルトで樅の巨木が発見される:

自然保護庁は最も太い樅の木がバルトで発見されたと発表しました。この木はスィグルダの荘園公園で見つかりました。クリムルダ近郊の森の調査が行われました。クリムルダの森は古い樅や松の木が多く茂っていて、150年から250年前のものもあります。その木はクリムルダ城とクリムルダ教会の間の保護区にあります。




最終更新日 ( 2015/12/20 日曜日 11:35:12 JST )