【5月30日】完全復活 矢田ちひろリサイタル |
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2015/05/31 日曜日 13:02:42 JST | |
長い間ジストニアという難病のために、ピアニストにとって致命的とも言える指が思うように動かなり、演奏活動を休止していた矢田ちひろさんが、奇跡的に完治して5月30日午後、狛江エプタ・ザールでリサイタルを開いてファンに完全復活ぶりを披露しました。 「矢田ちひろとピアノで みどりの季節、午後のひととき」と題したサロンコンサート風なアットホームな演奏会。前半はモーツアルトのソナタとシューマンの幻想曲、後半はショパンのワルツ3曲とバラード1番4番という多彩なプログラムで、曲目解説を兼ねた見事なトークを挟みながらの進行でした。ご両親(共に協会の熱心な会員)の格別の喜びが伺えました。 お母さんも寛子さんは、エリザベート料理スタジオを主宰者で知られていますが、コンサートが終了する頃にはホール向かいのパーティールームに昨夜から徹夜で作られたという見事な軽食・デザートが並べられ、美味なウィーンワインとモースト(ワインになる前の葡萄ジュース)を用意して来客者の一人一人に深い謝意を表しておられました。素晴らしい会場で誠に心豊かなひとときでした。 矢田さんは東京文化会館大ホールをはじめ、世界各地で現地のオーケストラと共演されていますが、ぜひ又日本でそんな機会があることを期待しています。【Latvija編集室 徳田浩】 |
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最終更新日 ( 2015/05/31 日曜日 16:54:56 JST ) |