【2月9日】Latvian Institute・Latvia in Review 2015年第4号
作者 webmaster   
2015/02/09 月曜日 19:42:18 JST


 

 

Latvian InstituteLatvia in Review 2015年第4号

 

翻訳:恒松良一

 

政府

リガでEUの各国法務・内務大臣による非公式会議開催:

リガでテロ、移民、東方パートナーシップ、情報保護に関するEU各国の担当大臣による非公式会議が開催されました。ラトビアのコズロウスキス内務大臣及びラスナッチ法務大臣が議長となり会議が行われました。参加した各国大臣によりEUにおけるテロ防止対策及び移民流入についてのより良い管理施策について話し合われました。

 ベルズィンシュ大統領2015年リガ・サミットの座長に:

2015年リガ・サミット」の主催者会議において、ベルズィンシュ大統領はサミットの議題及び目的につき報告を受け、サミットの座長となることに同意しました。サミットは427日から29日まで開催されます。これはEU理事会議長国としての行事の一つです。「2015年リガ・サミット」には言語研究及びEUの改革を進める欧州の公共及び民間の代表・事業者・技術開発者・研究者たちも一緒に来ます。

 

経済

2014年ラトビアでの旅行者滞在日数がEU加盟国の中で最も増加:

2014年ラトビアへの旅行者がホテル等に宿泊した日数は11.1%増加し、EU加盟国の中で最も増加しました。ベルギーが第二位で7.2%、続いてポルトガルが7.1%増加しました。

ラトビアは依然として欧州諸国の中で高成長を続ける:

 欧州委員会副委員長で社会的対話担当のドムブロフスキス氏はラトビアは依然として欧州諸国の中で最も高い経済成長をしていると述べました。欧州委員会冬季報告書によると、2007年以来初めて今年は全てのEU加盟国で再び成長が予想されています。ドムブロフスキス氏は欧州委員会の最新の経済予測につきコメントし、ラトビアの今年及び来年の経済成長予測は以前の予測と変わっていないと述べました。

 

外交

ラトビア議長国の最初の一か月の行事に広い分野から多くの人々が出席:

ラトビア議長国となって最初の一か月に開催された行事に2260名が参加しました。ラトビアの議長国関連行事は16あり、出席者は2260名、ジャーナリストは284名でした。更に6つの演奏会と8つの展示会がベルリン、ブリュセル、ロンドン、ニューヨーク及びリガで開催されました。 

ラトビアはEU外交政策実行の主導国:

国際関係に関する欧州委員会(ECFR)が2014年に行った「2015年欧州外交政策点数表」と題する研究によると、ラトビアの欧州外交政策でリーダーとなったのは2013年に比べ2回増え、20145回となりました。ラトビアは、東方近隣諸国での欧州の選択を維持し、国内総生産の比率を越える水準に援助を増やし、強固な対ロシア政策に注力しました。

 

社会

ラトビア欧州スケルトン選手権で2重の勝利:

本日ラトビアのマルティス・ツグルス選手はフランスで開催された欧州スケルトン選手権で優勝し初めての6回目の王者となりました。トーマス・ヅクルスは銅メダルを獲得しました。マルティス・ツグルスは6回連続の優勝です。トーマス・ツクルスにとっては3回目の銅メダルで、彼は銀メダルも2回獲得しています。

ラトビア欧州ボブスレー選手権で優勝:

本日の今年の欧州ボブスレー選手権でオスカーメルベーズ率いる「ラトビア1」4人乗りボブスレーチームは金メダルを獲得しました。オスカー・キベルマニス率いる「ラトビア2」4人乗りボブスレーチームはメルベーズに遅れること1.24秒で総合7位となりました。ロシアチームは1位から0.28秒差で総合2位でした。ドイツチームは1位と0.52秒差で総合3位に入りました。

新聞記事

EU理事会議長国就任記念コイン発行:

ラトビア銀行はEU理事会議事国就任を記念して2ユーロの記念コインを発行すると発表しました。「ラトビアEU理事会議長国記念」コインはラトビアの記念貨幣鋳造の伝統を継承するものです。ラトビア銀行はこのコイン発行でEU理事会議長国就任をラトビア国内外に広めるのに一役買います。

 

写真は1900年代初頭に建てられた共同住宅。上からアルベルタ通り13(1903)、エリザベーテス通り10b(1903)、アルベルタ通り12(1904) ※いずれも「BS日テレ真珠のラトビア・リガ」より 

最終更新日 ( 2015/02/09 月曜日 21:09:51 JST )