【9月11日】岩手大准教授就任の堀口さん壮行会・送別会
作者 webmaster   
2014/09/11 木曜日 00:46:40 JST

 

ラトビア語教室より

 

  2007年6月の開講以来、ラトビア語教室の講師を務め、卓越した知識と指導力、そしてなみなみならぬ熱意でご指導くださっていた堀口大樹氏が、本年10月から岩手大学ロシア語科准教授として赴任されることになりました。そこで、8月27日に、第1期生をはじめOB・OGと現受講生(第14期6人+事務局)17名が、先生を囲んで壮行会を行いました。

 

   冒頭、加藤晴生氏から、協会が堀口先生と出会った時のエピソードを紹介して戴きました。先生は協会のホームページでラトビアと繋がる団体があることを知り、その総会に参加して、ラトビア語で挨拶をなさったとのこと。その語学力が大使館にも認められ、その後は訪日するラトビアからの要人の通訳などを務め、やがて、天皇皇后両陛下のラトビアご訪問を記念して教室のスタートに至りました。

 

 壮行会は、2テーブルに分かれて着席し、全員が先生への餞の言葉を贈りました。そして、会の半ばに先生にお席を移って戴き、全員が先生と歓談の機会をもつことができました。参加者からの記念品として、先生お気に入りのデザインシャツをお贈りし、教室最年少の北川青ちゃん(5歳)からお花のアレンジメントをお渡ししました。先生からは、「教室の講師をすることで、大勢の方と知り合い、ラトビア語を通してたくさんの時間を共有することができて、大変嬉しかった。時には格変化を覚えるなど、語学を学ぶには地味な努力が必要だが、これからもラトビアに関心をもち、ラトビア語を学び続けて欲しい。」との言葉を戴きました。教室お馴染みの渋谷「パンダレストラン」も支配人が大サービスをしてくださって、皆さん大満足! 終了予定時刻を過ぎても話が弾んで、30分ほど延長で散会となりました。

 

 先生は、授業はもちろんですが、2011年から始まった「ラトビア語スピーチコンテスト」のために個別指導の時間を設けてくださるなど、親身になってご指導くださいました。また、教室でのご経験が、2013年に日本で初めてのラトビア語テキスト発行に繋がったと思います。大使館での盛大な出版記念会は、まだ記憶に新しいことです。先生のこれまでのご尽力に心から感謝し、益々のご活躍をお祈り申し上げます。

 

 教室の今後につきましては、堀口先生、協会並びに大使館がご調整くださり、皆様ご存知の黒沢歩さんと、3年前堀口先生が留学中、4ヶ月余り代講を務めてくださった Jānis Krūmiņš さんのお二人が、交替で授業を担当してくださることになりました。10月以降、授業時間は午後7時〜8時までの1時間となります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。【事務局 植木佐代】 

 

 

 

合唱団「ガイスマ」も送別会

 練習の都度、ラトビア語歌詞に関する克明な資料を作成し懇切丁寧に指導を続けた堀口氏に、深い感謝の心を込めて8月25日の練習後に送別会を開いた。出席者全員がひと言ずつ堀口氏への熱いメッセージを伝え、大盛会の中で同氏を送った。堀口氏は岩手大就任後も、訳詞や発音練習用音声の作成など、遠くからガイスマの活動を支援してくれる。

 

写真はペンケ大使着任早々に編集室がロングインタビューした時、見事な通訳を務めた堀口さん

最終更新日 ( 2014/10/04 土曜日 14:17:46 JST )