【1月30日】石坂廬会員の意欲的翻訳活動(続)
作者 webmaster   
2014/01/31 金曜日 11:27:52 JST

 116日付けでこのページに紹介した石坂廬会員の翻訳出版「悲しみと希望~ラビン首相の孫が語る祖父・国・平和」に多くのアクセスがありましたが、同会員に問合せたところ、現在10冊の翻訳原稿があると連絡がありました。「少子高齢化、活字離れ、出版不況の真っただ中で、なかなか思うようになりませんが、95歳の母の介護をしながら、何とか出版を実現できるようがんばっています」と付記されていました。応援の意味を込めて音楽関係のものを中心に紹介します。なかなか興味深いものがあります。早稲田グリー昭和45年卒、リリックなテノールで、その美声は定評があります。【Latvia編集室】

「マリアン・アンダーソン」、「ルチアーノ・パヴァロッティ」の自伝が完成し、「トスカニーニ」は推敲中です。

他に「デブのご婦人が歌うとき:オペラ史はこう教わるもの」、「バッハ、ベートーヴェン、少年たち:音楽史はこう教わるもの」が完成し、「それ行け、ヘンデル」は、これから推敲します。これらは欧米的なユーモアたっぷりの本でとても面白い読み物です。しかし、日本ではドイツ音楽史観に支配されているので、教育界から抵抗があるかもしれません。

例えば、「音楽の父」バッハ、「楽聖」ベートーヴェン・・・他。しかし、バッハはイタリアのヴィバルディを尊敬していて、その音楽を拝借しています。ドイツの音楽史ならバッハ=音楽の父でもよいかもしれませんが、西洋音楽史なら、父とは言えないのですが。

ベートーヴェンはトイレに行くのが面倒で、自分のピアノの下に便器を置いて用を足していたようです。それを悪ガキに見られて、からかわれていたみたいです。ワーグナーもぼろくそです。

 

以下は少年少女向けの訳書です。すべて完成しています。

音楽書では、「音楽家たちの生涯:順調なとき、不遇のとき、そして隣人たちが思ったこと」 若者向けで、完成しております。米国では色々な賞を取っている本です。

少年少女向けの発明発見の偉人たちの本では、「グレゴール・メンデル:遺伝子の発見」(遺伝学の創始者の位置にある聖職者)、「チェスター・カールソン:電子コピー機の開発」(ゼロックスコピー機の開発者)、「ヘンリー・ベッセマー:鉄から鋼を作る」(高層ビル建設への道を拓く)、「アレクサンダー・フレミング:ペニシリンの発見」(感染症治療に光明)、 「フレデリック・バンティング:インスリンの発見」(糖尿病患者何百万人の生命を救う)などが完成しています。科学に貢献した人々のシリーズとして出版できればと願っています。

 

他に歴史関係で、「アウシュヴィッツの歴史」を訳し終えた状態で、これから推敲して完成します。野球では「ランディ・ジョンソンの自伝」に文藝春秋「ナンバー」が関心をもってくれましたが未掲載です。

             With lots of love and many kisses,

                      石坂 廬

 

 

 
最終更新日 ( 2014/01/31 金曜日 11:34:34 JST )