【3月9日】ラトビア共和国国会議長来日
作者 webmaster   
2012/03/13 火曜日 11:15:45 JST
  ラトビア共和国のソルビタ・アーボルティニャ国会議長ら一行8名が平田健二参院議長の招きにより、34日(成田着)から9日(関空発)まで訪日した。一行は滞在中、皇太子殿下謁見、衆参両院及び両院議長、枝野幸男経産大臣、企業訪問や宮城県の被災地視察、また参院議長主催の歓迎宴、日本ラトビア友好議員連盟との昼食会、ラトビア大使館での歓迎レセプション等など、短期間で超多彩なスケジュールを消化した。女性議長とは思えないバイタリティに、あらためてラトビア女性の逞しさを実感した。

今回の訪日にはお馴染みのオレグス前大使館書記官(現本国外務省勤務)が通訳として同行した。

  

 ヴァイヴァルス大使がアーボルティニャ議長を紹介(通訳はオレグス氏)

   

  永遠の友情を誓う握手(左から大使、中曽根会長、議長、浜田政務官)

  6日夜大使館で開かれたレセプションには約70名が参加、アーボルティニャ議長は次のように挨拶した。「今回は平田参院議長の招待による公式な訪問です。これを機会に、日本とラトビアの末長い友好関係を一層強化していくことに最大の努力をしたい。ラトビアにとって日本は極めて興味深い国であり、お互いの国会間の関係と共に経済的な交流を深めたい。ラトビアと日本との距離は7000kmあるが、私たちの国民にはそのような距離感はない(ずっと身近に感じている)。  この度、日本の皆様から暖かい歓迎を受けて、経済的、文化的な交流が深まっていると実感している。日本ラトビア音楽協会が両国間の友好関係に果たしている役割に感謝している。ラトビア語教室やダトビア語による合唱団は他に例がない。昨年、第二回のラトビア音楽祭を共催し両国の交流関係は飛躍的に深まっている。2013年はラトビア歌の祭典の年である。祭典を通して、音楽協会がラトビアと日本の友好関係に役割を果たすことを期待している。リガ・コレクションを訪れた。日本の人たちがラトビアの製品のみならず食べ物も楽しめるようになった。日本とラトビアの交流はボースカウトの活動を通じても行われている。日本とラトビアの交流に尽力されている全ての方々に深く感謝したい」。

   

     藤井威会長が議長と挨拶を交わす

          

     懇談の場で加藤専務理事夫妻が記念品を贈る 

  続いて中曽根日ラ友好議員連盟会長が「日本は昨年の今頃大災害に遭遇しましたが、大丈夫です。日本は必ず復活すると貴国の方々にお伝えください。貴国との経済交流、文化交流等を通じてさらに友好関係を深めて行きたい。ラトビアは風光明媚な美しい國で訪れる度に好きになります。両国の距離は遠いが、お互い心の距離は全くありません」と歓迎の言葉を述べた。 

 浜田外務政務官が乾杯の音頭を機に歓談に移った。同政務官は「日ラ間の友好促進には秘密兵器が二つある。ラトビアの伝統の握手とダイナです」と話した。(加藤晴生記)

   音楽協会から歓迎の花を贈る 

最終更新日 ( 2012/03/13 火曜日 11:25:01 JST )