【1月1日】2012 年頭のご挨拶(編集室)
作者 webmaster   
2012/01/02 月曜日 19:15:48 JST

     

 日本ラトビア音楽協会は今年創立8年目を迎えます。世界的な経済悪化の影響もあって、ニュース「Latvija」を定期的に発行することが出来なくなりましたが、代わりに経費がかからないホームページ上で、可能な限り様々なホット情報を発信し続けました。今年の早い時期にアクセスが100万を突破する見通しです。ご愛読いただいた方々に厚くお礼を申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。

  昨年は日本・ラトビア国交樹立90周年及び国交回復20周年という大きな節目の年に当たり、私たちはラトビア共和国大使館と共催で様々な催しに取り組みました。1112日に渋谷区文化総合センター大和田「さくらホール」で開催した“第2回ラトビア音楽の集い”の成功と盛会は、本国にも大きく伝えられました。松原千振(総合司会)、北條加奈(メゾソプラノ)、東原貞彦(バス)、河西麻希(サクソホン)、前田勝則(ピアノ)、ブンビエリ(合唱団)の方々にご出演いただき、当協会合唱団“ガイスマ”も日頃の練習の成果を披露しました。大使館で開催するサロンコンサートは2回開催しました。519日(通算6回目)は風呂本佳苗(ピアノ)、小玉雅子(ソプラノ)、河西麻希(サクソホン)の各氏に出演いただき、91日(通算7回目)には英国の著名なソプラノ歌手、シャロット・ド・ロスチャイルド氏をお招きしました。清水光子会員の協力で大使館にグランドピアノを寄贈することも出来ました。

  116日に開催した“第1回日本ラトビア語弁論コンクール”の成功も画期的でした。昨年で3年目を迎えた“ラトビア語教室”の成果が結実する結果になりました。

  3年目の協会合唱団“ガイスマ”も順調にレパートリーを増やしています。協会創立10年目に当たる2013年には、“ラトビア歌の祭典”参加も視野に入れています。

  昨年の総会は129日に新宿三井クラブで開催し、席上、ヴァイヴァルス大使を名誉会員に推挙しました。驚嘆の日本語で大活躍されたオルロフ・オレグス書記官が本国外務省に転勤になり、1213日にクリスマスパーティーを兼ねて心のこもった送別レセプションを開いて、同氏を名誉会員に推挙しました。

  その他いろいろなことがありました。詳しくはホームページのトピックスをご覧ください。

  昨年は東日本大震災、原発事故、集中豪雨などなど、我が日本列島は国難とも言うべき試練に見舞われました。私たちは何度も涙を流しました。8月には板垣忠直理事(79)が他界し、1226日にはアウスマ・デルケーヴィチャ氏(82)死去という悲しい知らせを受けました。野田佳彦首相は年頭に「日本再生に歩み始める最初の年、希望と誇りある国を目指す」と話してしましたが、それはともかく、“世界中の一人一人が幸せになれる年でありたい”と心から願わざるを得ません。皆様のご多幸をお祈りします。【Latvija編集室 徳田浩記】

最終更新日 ( 2012/01/02 月曜日 19:18:52 JST )