【11/18】中曽根弘文外務大臣(主賓)祝辞
作者 webmaster   
2008/11/19 水曜日 01:47:33 JST
 

皆さんこんばんわ。先ずはラトビア共和国建国90周年記念パーティーがこのように盛大に行われましたことを心からお祝いを申し上げます。私は麻生内閣のもとで外務大臣を務めておりますが、今日は外務大臣という役職とともに、日本ラトビア友好議員連盟会長の立場からも、喜んで出席させていただきました。丁度ラトビアにおきましては私と長年親しくしている大変な親日家のパブリクス前外務大臣が友好議員連盟会長を務めており、これからさらに両方の議員連盟が緊密に連携をとって両国の発展のために尽くしていきたいと思っています。

2年前にもリガを訪問し、今年の7月にも伺って政府首脳とお会いしていろいろな問題を話し合いました。丁度その時は、135年の歴史を持つ「歌と踊りの祭典」の最終日でリガの街は参加者の熱気に溢れていました。古いヨーロッパの面影を残すアールヌーボーの素晴らしい街であり、さらに暖かい国民の皆さんに感動いたしました。是非日本の多くの方々にラトビアを訪問して欲しいと願っています。

日本とラトビアは1991年に新たな外交関係を回復しましてから、2006年に待望の大使館が設置され、そのオープンセレモニーの時は私も出席いたしましたが、大使や大使館の皆さんのご活躍によりまして両国間の関係は着実に進展しております。また昨年は天皇皇后両陛下がラトビアを訪問され、両国間の親近感が飛躍的に深まりました。来年、我が国からラトビア共和国に特命全権大使を派遣いたします。すでに2006年からヴァイヴァルス大使が着任されていますが、ようやく我が国もラトビアに追いつくということになります。こういう大使の派遣を契機にして両国関係がさらに発展するよう、私も外務大臣として全力を尽くしてまいります。

終りにラトビア共和国の益々のご発展をお祈りしましてお祝いの挨拶とさせていただきます。おめでと