【11/18】ヴァイヴァレス・ラトビア大使の挨拶
作者 webmaster   
2008/11/19 水曜日 01:46:41 JST
中曽根外務大臣閣下、ご列席の大使閣下、ご来賓の皆様、ラトビア共和国建国90周年に際し、ラトビア共和国ヴァルデス・ザルターズ大統領及びラトビア国民に代わりまして、天皇陛下、皇后陛下そして麻生首相に対しまして、心から深甚な敬意を申し上げます。また今夕、大変ご多忙にもかかわらず、中曽根外務大臣閣下のご出席をいただきましたことを、心から感謝申し上げます。 さらに、私は日本の皆様、とくに今夕、北海道から沖縄まで、また大阪から神戸、さらに福島から九州など、日本全国から、このレセプションに駆けつけていただき[ました皆様方に、心からあつく御礼申し上げます。本日、ラトビア人は世界中で、民主主義と自由な市場経済システムを堅持していく決意を新たにしつつ、ラトビア建国90周年記念を祝っております。本日はラトビアが独立国家として尊厳を取り戻したことを祝う特別な意義をもつものでありますが、ラトビア人によってその意義はほとんど神聖ともいうべきものがあります。日本・ラトビア関係につきましては、2006年4月ラトビア大使館が東京に開設され、昨年には天皇皇后両陛下がラトビアをご訪問されたという大変すばらしい慶事(けいじ)がございました。その後、ラトビアの名誉領事館が、沖縄、北海道、大阪の三か所に開設されました。これらの名誉領事館では、大変優れた方々が名誉領事となっていただき、各地における友好促進、文化交流、貿易、観光などについて、中心的な役割を果たしはじめております。現在、日本・ラトビア間での人的交流は、閣僚レベルを含め日々増加しております。つい先週には、リガ市長一行が総勢70名あまりの代表団を率い、これまで訪日したラトビアの最大のミッションとして、東京と神戸を訪問したばかりであります。このように日本とラトビアとの関係は、着実な発展をとげ大きな成功を収めてきております。将来、日本とラトビアの両国は、時として思わぬ試練にあうこともあるかも知れません。しかしながら私はこれまでの日本とラトビアが確立した良好な関係は、将来においても共通の未来であり、相互の尊敬と協力関係を基礎としたものであることを確信しております。最後に、改めて本日の祝賀レセプションにご参加ご支援いただきました皆様に、心からあつく御礼申し上げますとともに、各国を代表されておられる方々につきましても、お国における平和、成功、繁栄を含め、さらなるご多幸を心からお祈り申し上げます。有難うございました。