【3月9日】ラトビア語教室へビッグゲスト
作者 webmaster   
2011/03/09 水曜日 17:57:12 JST

 

  

来日中のラトビア共和国文部科学省次官マレクス・グルシュケヴィッツ(Mareks Gruškevics)氏が32日(水)、毎週ラトビア大使館で開かれているラトビア語教室(講師・堀口大樹)を見学した。リーガ司法大学学長キティヤ(Kitija)氏(女性)、ラトビアテクノロジーセンター所長ヤーニス・スタブルニエクス(Jānis Stabulnieks)氏の二人も同行した。今回の来日は、外務省と科学技術振興機構主催のバルト・セミナー「ボダレスナナ科学」に出席することが目的だったが、ラトビア語教室視察は当初からスケジュールに組み入れていたというだけに極めて熱心に見学し、ハイレベルな授業に驚嘆の表情を見せていた。 

授業の後半にヴァイヴァルス大使が3人のゲストを紹介、それぞれが親しく挨拶した。グルシュケヴィッツ次官は「生徒の皆さんが熱心に学んでいる様子に心地よい驚きを感じた。日本は2度目で、京都が大変気に入っている。日本との交流がさらに深まることによって私の仕事も深まることを期待している」と話し、生徒の多くはラトビア語で自己紹介し、ラトビア語に関心をもった動機などを熱っぽく話しながら数々の質問も飛び出した。

生徒の一人で、317日から3年間の予定でラトビアの日本大使館に勤務することになった斎藤由紀さんは、グッドタイミングでラトビアの雰囲気をつかめたと大喜びだった。 

懇親パーティー

授業終了後、大使館主催で、ゲスト3名を囲む懇親会が開かれた。生徒の他に、内閣府青年国際交流事業(国際青年育成交流)に参加してラトビアを訪れた経験を持つ若い人たち10数名が加わり、和やかな雰囲気の中に親しい輪が広がって大変な盛り上がりを見せた。教室の生徒で東京混声合唱団員の渡辺ゆきさんが、ラトビアの歌īga Dimd(リーガが轟く)をアカペラで熱唱、さらに合唱団Gaismaのメンバーたちも第2の国歌といわれる“Pūt,Vējiņi(風よ、そよげ)を歌い出した。これにはゲストのヤーニス・スタブルニエクスさんがいたく感激の様子で、曲の盛り上がりのところではすっかり指揮者になって大きな声でみんなをリードした。若い人たちの目がキラキラ輝く最高のパーティーになり、大使やゲストの皆さんも喜びいっぱいだった。この日、当協会会員も数名招かれた。【頴原記】

(写真は青年国際交流推進センター・熊坂眞輝さんと当協会加藤晴生専務理事が撮影)

 

最終更新日 ( 2011/03/13 日曜日 12:20:18 JST )