【1月1日】編集室から謹賀新年
作者 webmaster   
2010/12/31 金曜日 19:10:26 JST
 

謹賀新年 今年もよろしくお願いします。

   

昨年は「暑」という漢字に象徴されるように記録的な猛暑の年でしたが、一転して大晦日は全国的に大雪になり、関東を除く各地で雪の初春を迎えられたようです。幼い頃を思い出しても、これが日本本来の正月風情かも知れません。今年は欧米も同様の豪雪らしく、年末ロシアに旅行したラトビア語教室講師の堀口大樹氏は、モスクワの空港ロビーで3日も閉じ込められたとか…。いずれにしても、政治・経済界を取り巻く厳しい雰囲気を少しは忘れることができる平和な正月です。今年も皆様にとって、どうか実りある輝かしい年になるようお祈りします。当編集室も様々な情報を発信して、ささやかでも皆様のお役に立ちたいと願っています。今年もよろしくお願い申し上げます。【Latvija編集長 徳田浩】

(写真は暮れに東京から眺めた富士山です)

 

 情報断片(20111号)

♪…第2回ラトビア音楽祭 昨年の活動で最大の収穫は、念願の「ラトビア音楽の集い(第1回ラトビア音楽祭)」を成功させたことでしょう。今年開催を予定している「第2回ラトビア音楽祭」は、早々と1112日(土曜)午後に決りました。東京では会場の確保が最大の難点ですが、昨年秋にオープンした渋谷区文化総合センター大和田の“さくらホール”を、ヴァイヴァルス大使の尽力もあって使用許可が得られました。客席数700の素晴らしい響きを誇るホールです。今年はラトビアが日本から国家承認を受けて90周年、さらに外交関係を再樹立して20周年という大きな節目を迎え、これを記念する行事としてラトビア大使館と日本ラトビア音楽協会の共催になります。大使館が渋谷区に所在することもあって渋谷区の後援も得ることが出来ました。演奏会のコンセプトは基本的に昨年と同じですが、より良い内容を目指してこれから具体な準備に入ります。何とか会場を満席にしたいと願っています。会員各位の全面的ご支援・ご協力をお願い申し上げます。

♪…Latvija19号発行 大鵬薬品様の広告定期ご出稿が会社の方針で打ち切りになってから、協会ニュース「Latvija」を従来通り発行することがとても厳しくなりました。ただ、協会の活動の中で「Latvija」発行を軸とする広報は極めて重要と位置付けていますので、会員各位に名刺広告ご協賛をお願いしながら、大幅減ページの上、年2回のペースで発行を続けております。今回も多くの会員各位のご協力(名刺広告ご出稿)を得て120日に19号を発行いたします。情報発信はホームページでささやかにカバーしていますが、多岐に及ぶ協会ならびに会員各位の活動を、活字でしっかり歴史に残すことが、協会をさらに発展させるために不可欠だと考えています。今年もヴァイヴァルス大使から協会の皆様宛のメーッセージを頂きました。手元にある情報は多彩で量も多く、編集室としてはオールカラーでボリュウム豊かなものをお届けしたいところですが、今回も最低限必要で不可欠な情報を厳選してモノクロでお届けします。お屠蘇気分が一段落したら編集作業に入りますが、皆様の取って置きの情報は間に合わせますので是非お寄せください。末筆ながら、名刺広告をご出稿いただいた皆様に編集室からも厚くお礼申し上げます。

 

♪…第6回総会と恒例の新年会 日本ラトビア音楽協会は創立から早くも7年目に入りますが、第6回総会を129日(土)12時から新宿三井クラブ(新宿三井ビル54階)で開催します。引き続き恒例の新年懇親会を開きます(1230分から14時まで)ので、ご家族そろって多数ご出席くださるようお願い申し上げます。ヴァイヴァルス大使及び大使館スタッフも出席されますし、今回も会員演奏家による生演奏が披露されます。年頭を飾るに相応しい賑やかな懇親会になるよう期待しています。初めての方もどうかご遠慮なく出席され、多くの会員と交遊を深めてくだされば誠に幸いです。是非お会いしましょう。会費は日本人会員・ゲスト8500円、ラトビア人6000円、学生5000です。

 

♪…風呂本佳苗ピアノリサイタル 今年も会員各位の演奏会情報を克明にお届けしたいと願っていますが、第一号は恒例になった風呂下佳苗さん“新春リサイタル”のご案内です。東京は116日(日)14時、東京オペラシティ・リサイタルホールです。毎年、名古屋、神戸でも開かれていますが、演奏曲目を含む詳細は追ってお知らせします。風呂本さんは昨年秋、英国のソプラノ歌手、シャロット・ド・ロスチャイルドさんの伴奏者としてサントリー小ホールなど東京で3回、宇都宮、西宮、福岡などに出演した他、フルトベングラーの大曲、バイオリンソナタを関西初演して脚光を浴びるなど、国内での活躍が目立ちました。

 

♪…10年連用日記を衝動買い 私自身は心身ともハイピッチで加齢が進む中、昨年は私がリーダーを務める男声合唱団「ローガンDX」の“蓼科演奏会”や“さよならコンサート”を開催したり、暮には喜寿(古稀ではなく!)を迎えた音楽仲間と演奏会を開いたりして、相変わらずアマチュア愛好家としてタップリ合唱を楽しむことが出来ました。第1回ラトビア音楽祭では、合唱団「ガイスマ」の一員としてラトビア合唱の素晴らしさを満喫できたことも幸せでした。昨年暮れ、あれこれと公私にわたる1年を振り返りながら、“もう暫くは元気で生きたいな”と思いを巡らせていたところ、衝動的に、何を血迷ったか“10年連用日記”を購入してしまいました。過去30余年日記を書き綴ったうち、多忙な新聞社時代に1度だけ“10年連用”を使ったことがあります。今回は、常識的に最後まで書き綴ることは100パーセント不可能ですが、老い行く日々をしっかり見つめながら、11日を健康に充実して生きたいという願いが、衝動買いに繫がったようです。今年も多くの人との出会いを楽しみにしています。そして、もっともっと音楽で感動したいと願っています。皆様の演奏会情報を是非お知らせ下さるようお願い申し上げます。可能な限り伺わせていただきます。

最終更新日 ( 2011/01/04 火曜日 23:26:35 JST )