【11月26日】大使館でS・サルガさんのリサイタル
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2010/11/29 月曜日 13:07:10 JST

ラトビア共和国アンドリス・テイクマンス外務次官歓迎

 ヴァイヴァルス大使の旧友でもあるアンドリス・テイクマンス外務次官が来日し、26日夜、ラトビア大使館で同次官の歓迎を兼ねて、同大使館主催によるソルヴェイガ・サルガさんのサロンリサイタルが開かれた。サルガさんは2006年から日本で活動を開始した人気ピアニストで、可憐でチャーミングな容姿が何とも魅力的。大使館でも過去2回リサイタルが行われて絶賛を博していたが、この夜も日本ラトビア音楽協会会員20名を含む60余名が招かれて熱演に酔った。難曲で知られるショパンの12の練習曲全曲と、武満徹の作品を彼女自身がアレンジして日本ムードがにじみ出る佳品を演奏した。演奏後、サルガさんは満面の笑みで大使と時間に自らのCDをプレゼントし、大使から花束が贈られた。さらに、美酒とラトビア料理が振舞われ、次官とサルガさんを囲む談笑が続いて素晴らしい歓迎会になった。この夜は大使も次官もサルガさんも英語で話し、通訳不要で来客とも親交を深めていた。

テイクマンス次官は24日に来日して27日に帰国するという慌しい日程、実業関係の在日ラトビア人との会談やフォロー活動を精力的にこなしたが、この夜は旧友の計らいで最高に日本の夜を過した。魚市場にも出かけて日本の美味も満喫したとか。1993年~1994年に神戸で仕事を経験したこともある大変な親日家。日本人の緻密な考え方や感性に深い敬意を払っているという。日本をとりまく外務関係が日夜を通して極めて多忙が続いているため、短い滞在中、外務省関係者と会えなかったことを残念がっていた。50歳の働き盛り、2日後に51歳の誕生日を迎えるということで、当夜のゲストの一人、歌手でピアニストのケイコ・マクマナラ当協会会員がピアノを弾きながら“ハッピーバースデー”を歌う場面もあった。【Latvija編集室】

サルガさんに大使が花束贈呈

マクナマラさんと田中元ラトビア大使

   
最終更新日 ( 2010/11/29 月曜日 13:08:53 JST )