【2月11日】協会の総会・新年会などなど(編集室便り10) |
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2010/02/11 木曜日 22:59:11 JST | |
情 報 断 片 ♪…「当協会の理事会、総会、新春懇親会」が2月7日(日)、東京一ツ橋の学士会館で行われました。大正末期昭和初期のレトロな雰囲気を残す格式ある会場です。私はどうしても避けられないスケジュールと重なって午前中の理事会だけに出席し、総会・理事会の詳報を頴原信二郎新常務理事に、写真を中嶋勝彦会員に託しました。本日、ホームページに掲載しましたので、当日の盛会を感じて頂けたと思います。 理事会には12名が出席、恒例の会計報告・新年度予算、事業報告・事業計画を確認しました。大鵬薬品様の広告出稿が打ち切りになって、かなり厳しい会計報告になりましたが、新年度もそれぞれが何とか会員数増加に努力して、広報をはじめ、各種活動をより積極的に推進することで全員の認識が一致しました。 胃を全摘出された藤井威会長が、全快されて完全復帰を宣言されたのは大きな喜びでした。“岡村喬生副会長が推進する新国際版「マダマ バタフライ」世界初演を、当協会としても積極的に後押ししたい”という発言もありました。Latvija17号では常識的に「マダムバタフライ」と記載しましたが、イタリア語では“マダマ”が正しいようです。 ♪…昨年度は世界的金融危機不況により当協会もその煽りを受けました。創立5周年記念イベント企画は、中断を余儀なくされました。しかし今年は、手作りによる「第1回ラトビア音楽祭」を何とか実現したいと念じています。プロ演奏家会員によるラトビア人作曲家の作品演奏を軸に、“合唱団「ガイスマ」のデビュー”も視野に入れています。山脇卓也指揮者は、演奏曲としてこれまで練習を重ねてきた8曲を提示し、気運が高まっています。詳細はこれから急ピッチで詰めることになります。 ♪…お馴染みのアイラ・ビルジーニャさんが指揮するリガ大聖堂少女合唱団が、難関のスペイン・トロサ合唱コンクールで、強豪が揃う大人の合唱団を退けてグランプリを獲得したのは素晴らしいニュースでした。同少年合唱団は度々来日して日本でも早くから高い評価を得ていますが、少女合唱団も一躍世界から注目を集めることになりました。5月には欧州グランプリに出場します。アイラさんは日本公演を強く望んでいますが、2011年をメドに、当協会が推進したいと考えています。どうかお楽しみに。第2回指揮者交換プロジェクトで山本健二氏が指導し、好評を博した合唱団としても記憶に新しいところです。 ♪…世界不況の煽りでラトビア大使館も大使とオレグス書記官の二人で頑張っておられますが、総会で大使が、“大使館のスタッフは減ったが、ラトビア人が減らないようにと、オレグス家の二世が誕生した”とユーモラスに披露されました。本当に可愛いカラー写真が数枚編集室に届きましたが、プライバシーに関することですのでホームページ掲載は躊躇しました(一部をLatvija17号にモノクロで掲載)。大使の片腕として一層の活躍を期待し、ご一家のご多幸を心からお祈りします。奥様はもちろん日本人です。 ♪…latvija17号を6ページで1月末に発行しました。会員の皆様には届いていると思います。予算の都合で数々の情報を縮小・割愛せざるを得ず、編集にいろいろ工夫をこらしうましたが、やはり悔いが残りました。この発行の為に名刺広告を出稿頂いた方々に心からお礼を申し上げます。3月上旬には最小ページ数で18号を発行し、総会で決った議案の詳細を中心に伝えたいと思っています。 ♪…全員“喜寿”の合唱隊 Latvija17号に「同期の友情」と題して私の近況を掲載しましたが、その時の写真を公開します。
プロのアナウンサーが「今年全員“喜寿”を迎える」を“還暦”と勘違いしたOWG6メンバー
表彰式は私(徳田)が代表して壇上に上がり歓喜のガッツポーズ
後日、鈴木淳(前列中央)も加わって、銀座で自己満足の会を開く
昭和31年に早稲田グリーを卒業した同期で作曲家・鈴木淳君が主催する合唱コンクールに、同期6名がOWG6(オールド・ワセダ・グリー・シックス)の名称で出場したのも、同期の友情が出発点でした。ラクシスという女声トリオが歌う「たちどまればいいさ」(鈴木淳作曲)を盛り上げるために、テレビ東京、レコード会社・エイベックスと共催で行われたものですが、全国から103チームが応募し、決勝大会に23チームが進出しました。3人から30余名の各チームは若者が圧倒的には多いのは当然でした。「全員今年喜寿を迎えるチームで大会と作品を盛り上げようではないか」と応募し、一次の音源テストをパス。“鈴木に恥をかかせてはなるまい”と、1月11日の決勝大会に備えて学生時代さながらの猛練習をしました。声楽家で指揮者の山本健二君もメンバーの一員として猛練習に加わり、導入の8小節を、山本のソロに四声のハーモニーを加えるサプライズも加えました。 結果は審査員全員が我々を1位に選んでくれました。審査員の多くは我々の演奏に感動して涙を流したそうです(本当です!)。しかし、鈴木(審査委員長)は成績発表で「最高点は文句なしにOWG6だったが実は私のグリークラブ時代の同期の仲間。優勝を辞退してもらい、特別優秀賞を差し上げることにした」と正直に打ち明けました。私が代表して表彰を受けましたが、壇上で鈴木とアイコンタクトで“全て了解!”。ところが、客席にいた出場者、関係者、聴衆から、優勝チーム以上の賞賛と祝福を受けてしまいました。 今年の同期会は秋に箱根で行い(昨年は京都)、年末には同期のホームコンサートを企画しています。この日の為に鈴木は新曲を書くことを約束しました。同期に素晴らしい友を持つ幸せをしみじみ感じた一日でした。 同期と言えば加藤晴生専務理事と遠藤守正常務理事も、グリークラブ同期の強い絆に培われた連帯感で当協会の運営を担っています。 【latvija編集長】徳田浩 |
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最終更新日 ( 2010/02/12 金曜日 12:15:15 JST ) |