【8月29日】ラトビアとのBS友情プロジェクト’09 
作者 webmaster   
2009/08/29 土曜日 00:50:59 JST

川島泰彦会員からのレポートです。ボースカウトを通じた日本とラトビア交流の努力を続ける川島さんのことは、各国大使館日本語スピーチコンテストで、オレグス三等書記官が「心に残る日本とラトビアの友情物語」というタイトルで話し、審査員特別賞を受賞しました(411日・Latvija15号で既報)。レポートと共に珍しい大使の浴衣姿の写真が送られてきましたので公開します。原稿はLatvija16号に掲載しましたが再録します。【Latvija編集室】 

 

ラトビアとのボーイスカウト友情プロジェクト'09

 

            ボーイスカウト富士地区   川島泰彦 

ヴァイヴァルス大使から激励される左から具志堅、遠藤、平井の各スカウト、右端はオレグス書記官

大使の珍しい浴衣姿、3人のスカウトも緊張解消

 

   

夕食でくつろぐヴァイヴァルス大使

   

天王祭で 左から羽生田国際委員、大使、筆者

 

   昨年の夏ラトビアから3人を招き、日本の若者達と交流し友情を深めたことについては協会ニュース14号に述べさせていただきました。今年はこちらからラトビアを訪問する年です。3月に3名が選考され、彼らはこれまで都合10回の事前研修を重ねて、ラトビアの事を学んで8月2日の出発を興奮を抑えきれずに待っております。 バイバルス大使は4月18日と6月13日の2回、富士市までわざわざおいでいただき若者達に大変素晴らしい話をして下さいました。特に6月13日には当地に350年続いているお祭りを浴衣姿のスカウト達のエスコートで楽しまれました。これから訪問する国の大使から直接話を聞くチャンスに恵まれた3名はかなり緊張していたようでした。 7月11日にはラトビア大使を務められた田中享様にもご足労いただき、2時間に渡る内容の濃い講義を受けました。3名だけで聴くのはもったいないという事で多くの富士市民も拝聴の機会を得ることが出来ました。 さて、3名の8月2日から12日の盛り沢山なスケジュールはラトビアスカウト連盟が立ててくれました。ラトビアのスカウトの家庭に滞在しながら、世界文化遺産リーガの市内見学をスタートに、シグルダでのハイキング、サイクリング、バルミエラでのカヌーツアー、クルディガでのキャンプなど至れり尽くせりです。10日には在ラトビア日本大使館公式訪問、最後にオグレのスカウト博物館を訪ね、2年前、私がラトビアに返還したシルバーウルフ章に挨拶します。滞在中にスカウト達の友情はますます深まるものと信じ、わずか10日間の滞在ですが大きく成長して帰ってくるスカウトの顔を見るのが楽しみでなりません。

       

 最後に3名を紹介いたします。

1.具志堅唯 大学2年 20歳 ガールスカウトリーダー「現在大学で外国人に教えるための日本語教育を専攻しています。昨年の交流でラトビアで日本語を教えることを目標とすることが出来ました。ラトビアとの交流が長く続くことが私の願いです」。

2.平井慎太郎 高校2年 17歳 ベンチャースカウト2007年に英国で開かれた世界ジャンボリーに参加して、外国の人たちとの交流の大切さを学びました。昨年ラトビアのスカウトのホスト役を務め、ラトビアとの交流に興味を持ち、より交流を深めるため参加を希望しました。

3.遠藤彩加 高校2年 17歳 ベンチャースカウト「昨年ラトビアスカウトのホームステイを受け入れ、自分も海外体験をして視野を広めたいと思いました。音楽の国ラトビアの人々と私の好きなピアノを通じて友好を深めたいと考えています」。 

 

最終更新日 ( 2009/08/29 土曜日 01:05:48 JST )