【6月6日】「バトル・オブ・リガ」上映に長蛇の列
作者 webmaster   
2009/06/07 日曜日 22:45:44 JST

Latvija15号でも紹介したラトビア映画「バトル・オブ・リガ」の日本初上映(66日・東京国立近代美術館フィルムセンター)は、チケット発売前から長蛇の列。満員の観客は、期待通り、簡潔で明快なストーリー展開と感動的な内容に酔った。日本・EUフレンドシップウイークの一環として行われる「フィルムデーズ09」で上映されたものだが、ラトビア映画が超満員に膨れ上がったのは今回が初めて。今年はEU加盟国の選りすぐった21作品が上映され、「バトル・オブ・リガ」の次回上映は619日(金)15時の1回限り。30分以上前に並ばないと入れないかも知れない。会場のキャパは310です。是非お見逃しなく。【Latvija編集室】

 

入場料 大人500円、大学生・シニア300

お問い合わせ 0357778600

※ご覧になれない方にDVD(5000円)をお薦めします。

 【あらすじ】

時は第一次大戦後の1919年。戦争から疲弊して祖国ラトビアに戻った兵士マーティンシュは、国に残した婚約者のエルザとの平凡な生活を夢見ている。だが、結婚式の当日、ドイツ人将校のもくろみにより、ラトビアの首都リガが攻撃される。二人は何とか脱出を図るが、マーティンシュは再びエルザと離れ、祖国を守るために戦いに参加することを余儀なくされた。数千の義勇兵を従えたラトビア軍は、侵略軍の侵攻を阻止し、奇跡的な勝利でラトビア共和国は独立国としての地位を確固なものにした。マーティンシュとエルザはついに故郷に戻り、幸せな未来に向けて歩み始めるのであった。

 ラトビア軍が首都リガを開放した19191111日の出来事を背景に描かれた壮大な歴史ドラマ。昨年11月、国を挙げて祝った独立90周年の意味がよく理解できる。

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「この度新しく封切った映画「バトル・オブ・リガ」は、公開から一ヵ月にして、ハリウッド映画「タイタニック」が記録したラトビア国内の観客動員数を上回り、1990年以降のラトビアにおいて最も視聴される映画として一躍名乗りをあげた。「バトル・オブ・リガ」はこれまでのラトビア映画と、様々な面で一線を画した。」(ラトビア国立フィルムセンター:クリスティーネ・マティーサ)

  

 

最終更新日 ( 2009/06/07 日曜日 22:50:33 JST )