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【1月28日】ラトビア音楽祭in東京と「ジンタルス」の事 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2018/01/28 日曜日 16:07:57 JST


 

4月1日開催の「第5回ラトビア音楽祭in東京」のチラシを掲載しました。今回の目玉は何と言ってもラトビアの女声合唱団「ジンタルス」の来日です。どんな合唱団なのでしょうか。編集室で簡単にまとめました。(編集室)

 

ジンタルスDZINTARS

 

1947年に創立され70年の歴史を持つラトビア共和国の首都リガの女声合唱団。「ラトビア共和国人民指揮者」の称号を持つ故・アウズマ・デルカヴィッツア女史の指導の下、合唱水準の高いラトビアで国内でもトップクラスの合唱団に成長し、現在は同女史の薫陶を受けたアイラ・ビルジニアさんが指導を続けています。今回来日するアイラさんも、5年に1度開催される国家的行事「ラトビア歌の祭典」で3回連続グランドファイナルコンサート総指揮者を務めるなど、ラトビアを代表する合唱指揮者の一人です。

同合唱団は国内で「The Merited People’s Choir」などの名誉を与えられていますが、その活躍は国際舞台で輝き続け、国際合唱コンクールでグランプリ及び優勝を数え切れない程獲得しています。欧米各国の音楽祭に招待され、今でも語り草になる衝撃を与えたエピソードも数々残しています。かつてビル・クリントン米大統領がラトビアを訪問した時、ジンタルスの歓迎演奏に深い感銘の意を表しましたこともありました。

レパートリーはルネッサンス音楽から民謡や現代曲まで幅広く、ラトビアをはじめ世界的な作曲家たちが同合唱団のために多くの作品を提供しています。

 

日本の合唱団(稲門グリークラブ))との出会い

1993年4月、稲門グリークラブが日本の合唱団としては初めてラトビアを訪問しました。空港に到着した時、思いもしないサプライズ! その日の演奏会で協演するジンタルスのメンバーが鮮やかな民族衣装で歌の出迎えをしてくれました。稲門グリーも覚えてきたばかりのラトビア国歌で応えましたが、感動的な空港ロビーでの出会いでした。演奏会ではいきなり日本語による「赤とんぼ」の演奏、その透明な響きにあっという間に彼女たちの世界に引きこまれ、初めて耳にした「風よ、そよげ」にただただ酔いしれました。レセプションでも彼女たちの素朴で飾らない心からの暖かい歓迎を受け、ホールへの出迎えやプレゼント交換の時も全て歌、歌、歌で進行しました。ラトビア語の「dziesma」は「歌」を意味しますが、“生きる”“生まれる”という動詞から生まれたものと聞き、稲門グリーのメンバー達はラトビアが文字通り「歌の国」であることを実感しました。その時のメンバーが中心になって「日本ラトビア音楽協会」設立を計画することになりました。

その後ジンルスルは2度の来日で旧交を温め、他の日本の合唱団とも交流を深めました。今回は2001年以来17年ぶり、3度目の来日です。

ちなみに「DZINTARS」は、ラトビアの特産“琥珀”の意味です

 

最終更新日 ( 2018/01/29 月曜日 16:01:36 JST )
 
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