前夜祭的位置付けで4月1日に東京で「第5回ラトビア音楽祭in東京」開催 下記ご案内お通リ、日本音楽協会合唱団「ガイスマ」は2018年夏の「ラトビア歌の祭典」参加が決まり、一般の合唱愛好家の参加をお誘いしています。3つのグループを予定していますが、2018年はラトビア建国100周年に当たり、大変な盛り上がりが予想されます。 なお本国の「歌の祭典」参加の前夜祭的位置付けで、4月1日に「第5回ラトビア音楽祭IN東京」開催を決定し多彩なプログラムを準備中です(渋谷・さくらホール)。詳細が決まりましたら、このHP上でご案内いたします。ご期待ください。(編集室) 5年に一度のチャンス、2018年夏『ラトビア歌の祭典』のお誘い 日本ラトビア音楽協会合唱団「ガイスマ」幹事長 石井洋一 (全日本合唱連盟発行「ハーモニー」(第181号夏」より転載}
1873年に第一回が開催された「ラトビア歌の祭典」は、国家が成立する前から開催されていた民族統合の象徴的な行事です。ラトビアはバルト三国の真ん中に位置する人口200万人、面積6万4千㎢の小国ですが、古くから民族の伝承などが「ダイナ」という4行詩で歌われ、その曲数は140万曲に及ぶといわれています。5年に一度首都リガで開催される「歌と踊りの祭典」(世界無形文化遺産)はこれらのラトビア民謡や愛唱曲などが歌われ、«歌う民族»が国を挙げて行う国民の祭典です。ラトビア全土や海外から選抜された合唱団が民族色豊かな衣装に身を包み、市内のあちこちで合唱交歓を繰り広げます。1万4千人が一緒に歌う森の中の野外ステージでのフィナーレは壮観です。この行事は旧ソ連の一共和国となっていた時代にも続けられ、歌うことを禁じられた民族色を強調する歌の代わりに、隠喩に満ちた独特の曲目が歌い継がれてきました。旧ソ連の支配から独立を回復する際にもこうした「歌」の力が大きな役割を果たしたのです。 今でこそバルト三国が合唱大国だということが知られるようになりましたが、実際にその大規模な祭典に参加したことがある方はまだ数少ないことと思います。その数少ないチャンスが来年やってきます。建国100年を記念する来年の「ラトビア歌の祭典」に、日本ラトビア音楽協会合唱団ガイスマが予選審査を突破し参加する資格を得ました。ガイスマに加わることで今から準備して1年後の祭典に参加することができるのです。日本ラトビア音楽協会では以下の3グループで、ともに参加してくださる方を公募していく計画です。 第1グループは、ガイスマ(指揮:佐藤拓)のメンバーとして市内パレードから最終日のフィナーレでの大合唱(ラトビア語で全24曲を歌います)まで、歌の祭典の行事に参加します。 第2グループは、市内の学校訪問や施設慰問などの日本紹介コンサート(有名なリガの大聖堂で地元合唱団との交流演奏会も検討中)に参加し、最終日のフィナーレを聴衆として参観します。 第3グループは、歌はうたいませんが上記2グループに同行しサポーターとして参加します。 なお、歌の祭典訪問の前夜祭的な位置づけで2018年4月1日を中心に「第5回ラトビア音楽祭in JAPAN(仮称)」を準備中です。 お問い合わせは下記あてに 日本ラトビア音楽協会事務局 FAX:03-3302-8952 e-mail:
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http://jlv-musica.net/latnews/index.php 2013年の祭典ではガイスマが最前列で歌う栄誉を担いました。(栗原潤一会員撮影)
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