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【5月18日】57年間続けた岡村副会長の「冬の旅」 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2017/05/18 木曜日 13:30:23 JST


 

岡村喬生副会長は、大きな怪我を克服し、車椅子で2月から「出前コンサート」と題して意欲的な演奏活動を続けておられますが、5月6日には東京文化会館小ホールで恒例の「冬の旅」全曲演奏を行いました。57回目の演奏でまさにギネスものです。

早稲田大学グリークラブで2年後輩だったバリトン歌手・山本健二会員が感想を寄せてくれました。

 

 

 

 

57年歌い続けた「冬の旅」- 岡村喬生リサイタル

 

 

 

    山本健二(会員)

 

 

ホールを見渡せば、ほとんど私と同年配。
高齢で直ぐスタンディングオベーションできない聴衆は、立てない代わりに頭の上で拍手をしていた。
それはシューベルトの歌曲集「冬の旅」の終曲「辻音楽師」の音が遠く消えた直後の光景だった。
私の視界は多くの頭上の手の羽ばたきに遮られ、補聴器は限界ギリギリで唸っていた。

 

5月6日午後、東京・上野の東京文化会館小ホールの拍手は鳴り止まない。
ピアニスト渡邉康雄さんの手を借りて、車椅子から立ち上がった岡村さんは幾度もお辞儀をする。
後ろから「座ったままでいいのに」「早く座って」という女性の声がする。
65
年前、ワセグリの後輩となった私は感動のシャワーを浴びている。1時間20分至福を超えたひと時だった。
「冬の旅」は私も30代の時、中山悌一先生に繰り返し2回レッスンを受けたが、歯が立たず神棚に上げてしまった歌曲集だ。
その神棚の歌曲集と一体となっている。神っているとはこのことか。
昔から思っていたが、やはり岡村先輩は「ただもの」ではない。

「冬の旅」は24曲のタイトルを順次見ていくだけでも人生の哀歓を思わせてくれるが、解答は見せてくれない。
人生とは何か、という答えを求める旅が歌曲集「冬の旅」なのだろう。
今回、改めてそのことに思いを馳せ、継続は感動であることを痛感した。
そして、このような先輩を持ったことを誇りに思った。

 

【編集室からのお知らせ】

219日を皮切りに月1回のペースで続けた「出前コンサート」の最後は、67日(水)19時から豊洲シビックセンターホールで行われます。多くの経験を積み重ねてきた岡村副会長ならではの絶妙な演奏とトークをお楽しみください。お客様と間近に触れ合いながら、誰もが知るさまざまな名曲が歌われます。チケットは2000円です。

【お問合せ】03-6281-0170(みんなのオペラ事務局)

 

最終更新日 ( 2017/06/11 日曜日 17:02:39 JST )
 
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