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【11月29日】今年も感動ありがとう。早稲田グリー定演、見事だった! PDF プリント メール
作者 webmaster   
2015/11/30 月曜日 18:01:49 JST


早稲田大学グリークラブ第63回定期演奏会

  

愛すべき後輩たちよ、今年もありがとう!

 

(写真は当日のパンフからスキヤンしたもので、昨年の定演写真です。)

 

年間に聴くコンサートは数えきれないが、この演奏会だけはいろいろな思いが脳裏を過って冷静に聴けない。今年もただただ素晴らしさに酔った。ふと涙が出そうになった。第1ステージ、学生指揮者・白石貴啓君による「阿波」(三木稔)は、歯切れよくリズム感が抜群でなかなか良かった。名曲だな、と改めて感じた。第3曲「もちつき」が最初に作曲され、磯部俶氏の指揮でワセグリが初演(1962年)、その後、稲門グリーで全曲歌ったことがある。


やや控え目な声で歌った第2ステージのブラームスは、ハーモニーも素晴らしく充実感が心にしみて感動した。見事に訓練されたドイツ語で心地よい3拍子をのびのび歌っていて最高の「Liebeslieder Waltzer」と感じた。これぞ愛の歌。重要な役割を担うソリストも秀逸だった、(指揮;小久保太輔)


最後の「縄文”愛”」は、まさにワセグリの真骨頂。音響のよくないこのホールでも、ワセグリ独自の豊かな響きが鳴り続けた。ピアニッシモが格別に美しかった。作曲者・荻久保和明氏自らによる渾身の指揮に見事に応えた。フェースブックに誰かが「ワセグリ+荻久保和明、最強!」と投稿していたが、すぐ{同感!!!}とコメントした。

今年も感動ありがとう!”と呟きながら、会場を後にした。

..

帰路、友人と新橋の中華料理店で紹興酒を飲んでいたら、すこぶる上品なご婦人から声をかけられた。何と来年の六連マネ・好士崎雄飛君のお母さんで、つい話が弾んだ。一昨年のサントリーホール「コバケンが振る稲門グリークラブ演奏会」も聴いて下さっていた。新部長の新井晴晶君は1985年学指揮・新井康之君のご子息。ワセグリの素晴らしさをしみじみ感じた一日だった。

 

深刻な演奏会場不足

  

 今回の日比谷公会堂は、私個人にとっては1952年の第1回東京六連演奏会に1年生で出演した懐かしい会場ではあるが、クラシックな建物・内部施設は良いとしても音響が悪くホール内も何か寒々とした空気が漂い、ワセグリ定演会場としてはいささか寂しかった。今、東京のコンサートホールは次々に壊され、この日比谷も来年壊されて何ができるも分からないという。オリンピック施設も大切だろうが、このままでは東京の音楽文化がしぼんでしまう。国・都は深刻に受け止め、早急な対応を猛望したい。(徳田浩)

 

 

 

 

 

 

最終更新日 ( 2015/12/20 日曜日 11:25:38 JST )
 
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