【9月22日】「群馬製・本物の蝶々夫人」を見て 朝日デジタル版 |
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作者 webmaster
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2015/09/22 火曜日 20:55:09 JST |
以下は朝日新聞デジタル版に掲載された記事です。下記サイトと文中の青色部分クリックしてください。関連記事や写見られます。【広報担当 徳田浩】 http://www.asahi.com/articles/ASH9K7DGYH9KUHNB018.html
「群馬製・本物の蝶々夫人」を見て (朝日デジタル版) 群馬交響楽団創立70周年記念オペラ「蝶々夫人」が19日桐生市で、23日には前橋市で公演される。実現した経緯や舞台の特色について、演出・総監督を務める岡村喬生さん(83)、オペラ制作の記録映像を撮影する映画監督の飯塚俊男さん(68)、群馬交響楽団専務理事の折茂泉さん(60)に語り合ってもらった。 飯塚 岡村さん演出のオペラ「蝶々夫人」は特別な舞台といえる。プッチーニ作曲のオペラ「蝶々夫人」の誤った日本の描写を直した改訂版だ。私が岡村さんの活動と挑戦を5年間追って撮影したドキュメンタリー映画「プッチーニに挑む 岡村喬生のオペラ人生」を2012年6月に前橋市で上映したところ、観客から本物のオペラを見たいと声が上がった。これを受けて音楽関係者らが、群響や県に記念公演を提案してくれた。 岡村 日本文化の誤認を正したいと思った。改訂版(03年に初演)は、イタリア側から声がかかり11年に本場のプッチーニ・フェスティバルで上演した。意味のわからない日本語や、げたばきで家の中に入るところなどを直した。原作を守るというイタリアの関係者の思いは強く、イタリアではせりふは一部しか直せなかったが、所作などの演出でも純日本の舞台をつくった。
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最終更新日 ( 2015/12/20 日曜日 11:29:37 JST )
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