Latvian Institute・Latvia in Review 2015年第6号
翻訳 恒松良一 政府: ラトビア国会議会場で高官外交政策・安全会議を開催:
3月5日-6日にラトビアのEU委員会議長国の6つの重要行事の一つである共通外交安全政策・安全防衛政策会議がリガで開催されました。 外交政策会議は300名のEU加盟国からの議員、EU及びNATOの高官、更に外交政策の専門家が出席しました。
経済: 2014年2百万人の観光客がリガに来訪:
2014年リガを訪問した観光客は2百万人に達しました、これは2013年に比べ15.6%の増加です。 リガが欧州文化都市となった昨年1,122,926人の来訪者がリガのホテル等の宿泊施設に滞在しました。 昨年の旅行者の平均宿泊日数は合計で1,953,199泊で10%の増加です。
ラトビアはEUの中で2番目に再生可能エネルギー比率の高い国:
ラトビアの総エネルギー消費に占める再生可能エネルギーの比率は2013年は最終的に37.8%で欧州連合で第二位となりました。 総エネルギー消費に占める再生可能エネルギーに比率の高い国は、第一位がスウェーデンで52.1%、第二位がラトビア、続いてフィンランド36.8%、オーストリアが32.6%でした。
外交: 非公式EU外相会議リガで開催:
3月6日-7日にリガにて非公式がEU外相会議が開催され、EU加盟国及び加盟候補国の外務大臣及びフェデリカ・モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表が出席しました。ウクライナ問題の現状、対ロシア関係に続き、リビアの政治的緊張について議論されました。リンケービッチ外相はこれらは全ての加盟国に影響する大変重要な事項であると指摘しました。
ラトビアはサイバー安全性指標で世界第七位:
米国のABIリサーチ社によるGlobal Cyber Security Indexは5つの領域で評価を行い、ラトビアは世界各国の中で7位となりました。 エストニアは5位、リトアニアは14位ですが、トップは米国で、2位はカナダ、続いてオーストラリア・マレーシア・オマーンが3位です。
社会: ラトビアは欧州連合で一番女性社長の比率が高い:
Eurostatによると、ラトビアの企業のトップの女性比率は44%で、EU加盟国中で第一位となりました。 続いてハンガリー41%、リトアニアが40%。低い比率の国はルクセンブルグが16%、キプロス18%、オランダとクロアチアが25%です。
デュクリス兄弟スケルトン世界選手権で勝利:
ラトビアのマーチンス・デュクリスは今年のスケルトン世界選手権で優勝し、トーマス・デュクリスは総合第三位となり、また新たな素晴らしいシーズンを始めました。
マーチンス・デュクリスは4回の走行で0.69秒差でロシアのアレクサンダー・トレチアコフを破り一位となりました。 三位トーマス・デュクリスは合計でアレクサンダーから0.83秒差でした。
新聞記事 ラトビア紹介ビデオキャンペーン続く:
我々はラトビア以外の国の人と会う時、自分たちの話をしてラトビアを説明しようとします。 Latvia Instituteはラトビアの独特な話の新しいビデオのキャンペーンを続けます。 EU理事会議長国事務局と協力して、Latvia Instituteはラトビアを対外的に宣伝するパンフレットやプレゼンテションン資料、オンラインアプリケーションサービス、ビデオ等を更に多く作成します。
(写真)ラトビア観光客が急増しているが、ルンダーレ宮殿も大変な人気。エルミタージュ宮殿設計者によって建造され、135室の威容を誇る。
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