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【9月1日】今年も熱いメッセージ発信 未来への伝言2014 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2014/09/01 月曜日 13:27:26 JST

 今夏、最も印象に残った演奏会 

 

かつてこのサイトで紹介して今も累計アクセス数がベスト3にランクされている「被爆ピアノコンサート・未来への伝言」は、平和を願うコンサートとして多くの方々の支持を得て毎夏定期的に開催されているが、今年も8月8日に読売大手町ホールで昼夜2回開らかれて場内は感動の渦に包まれた。この演奏会のレギュラーメンバーは、主役が被爆ピアノ(このピアノを甦らせた調律師の矢川光則)、そして長唄三味線の人間国宝・杵屋淨貢(旧七世杵屋巳太郎)、著名な作曲家・ピアニストの谷川賢作、七色の声を持つユニークなヴォーカル・おおたか静流、クラーク記念国際高校生(当然ながら毎年メンバーが変わる)、演出家の飯田輝雄、そしてこのコンサートの主宰者である朗読の飯島晶子。今年はヴァイオリンの金山千春、ハープの中野智香子、ジャズピアノの本田富士旺、民族音楽の山崎康之、シンギングリンの白井貴之らが加わり、それぞれが演奏を通じて平和への熱いメッセージを発信した。

同じテーマで毎年演奏会を開くと、得てしてマンネリに陥る場合もあるが、この演奏会は今年も全く新鮮な感動を味わった。出演者それぞれの熱い心が胸を打つが、企画・演出・進行の素晴らしさが今年も実に見事だった。

演出の飯田は「民間機爆撃、集団的自衛権、原発…、どうもあまり平和的でない言葉が飛び交っています。戦後築き上げてきた日本の平和ブランドはこれからどうなるのでしょうか。69年前に傷ついた被爆ピアノは、今の日本を心配して何かを語りかけています。ピアノの音色を楽しみながら、未来へ伝言すべき何か感じて頂ければ嬉しい」と、この演奏会のコンセプトを記したが、今夏、最も印象に残った演奏会だった。【Latvija編集長 徳田浩

 写真はサイドカメラを担当した山口敦氏から提供を受け、一部を掲載した。深く感謝したい。

上から ①浄貢氏、谷川氏らの演奏 ②主宰の飯島さんとピアノ谷川氏 ③若者パワーを発散したクラーク高校生 ⑤休憩時にピアノに触れる聴衆


 

 

 

 

最終更新日 ( 2014/09/14 日曜日 21:49:46 JST )
 
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