【5月29日】サックスの河西麻希さん熱演 第11回サロンコンサート |
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作者 webmaster
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2014/05/30 金曜日 11:43:53 JST |
5月29日夜、第11回ラトビア大使館サロンコンサートが行われ、クラシックサクソホンの若き女王・河西麻希さんが熱演した。演奏したのは全てラトビア人作曲家、ルーツイヤ・ガルータの作品で、ダイナ(バイオリン曲をアレンジ)、歌曲集より祖国の春、夕暮れ時に、星と大地の3曲(何れも河西さんのアレンジ)、そして最後に22分の大作「黄金の馬」。これは変化に富んだオーケストラ作品をサックスとピアノの為に編曲された(編曲:増田彰)もので、起伏に富み、東洋風な香りもする極めて中身の濃い作品。サックスとピアノの二重奏の域をはるかに超えた最高のパフォーマンスを披露し、ペンケ大使夫妻も感嘆させた。彼女の恩師でもあるピアノの荒尾岳児さんが秀逸で、何とも見事なアンサンブルだった。参集した人々は最高のひとときに酔いしれた。 河西さんはサックスの盛んなラトビアで最も著名な日本人音楽家の一人で、当協会会員にもお馴染みの演奏家。美人で抜群の体型の持ち主だけに、終演後も一身に人気を集めていた。荒尾岳児さんは、麻布・東大を卒業後に芸大作曲科に入った偉才。在学中から室内楽やオーケストラのための作品を数多く発表している。ピアニストとしても、現代作品の初演を含む活発な活動を続けており、器楽声楽を問わず多くの演奏家から信頼を得ている。 ペンケ大使夫妻が両演奏者に花束を贈って演奏を称賛 ※編集子は河西さんとFacebook友達を約束し、僭越ながら記念の2ショットを掲載します。【Latvija編集長 徳田浩】
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最終更新日 ( 2014/05/30 金曜日 11:49:58 JST )
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