演歌・ポップスの分野で意欲的な活躍を続ける作曲家の鈴木淳会員が、このほどYouTubeに珍しい作品を公開しました。1982年に開催された日本作曲家協会コンサートの為に、作詞家の星野哲郎氏と組んで作曲した合唱組曲「海」で、当時の早稲田大学グリークラブが熱演しています。同グリークラブ出身の鈴木会員らしい雄大な男声合唱曲で、もちろん、鈴木氏の指揮で演奏されました。「やさしい波のうねりに」「風」「帰帆の歌」の3部作で、あの時、生演奏を聴いた編集子も、あの組曲をあのまま眠られておくのはもったいないと思っていました。是非お聴きください。編集室宛感想をお送りいただければ幸いです。

http://youtu.be/lOduLk-vWso

※鈴木淳君は早稲田グリー昭和31年卒で編集子と同期、私がセカンドテノール、鈴木君がバリトンの各パートリーダーでした。昭和30年の関東合唱コンク－ルで圧勝した仲間です。鈴木君は、同期で編成している「サウンド友」のために近く新曲を書くことになっています。少し先ですが、同期の山本健二リサイタル（26年5月・東京文化会館小ホール）で発表する予定です。山本君を含む全員が82歳になります。11名全員が元気で生存しているかどうかが問題ですが…。【Latvija編集長　徳田浩】

※ちなみに下記は、我々早稲田大学グリークラブの古いＯＢが歌う、鈴木淳作曲の「友」です。