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【11/30】早稲田大学グリークラブ第56回定期演奏会 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2008/12/02 火曜日 00:47:07 JST

創立101年新時代

早稲田グリー2世紀目初頭を飾る充実したプログラムで感動的好演

 

“集り散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光…。”

早大グリー第56回定期演奏会が1130日(日)、東京厚生年金会館大ホールで行われ、今年もほぼ満員の聴衆を集めた。緞帳が上ると、103名がステージいっぱいに5列に勢揃い。伝統の校歌「都の西北」、クラブソング「輝く太陽」は、その年の学生指揮者によって少しずつ演奏スタイルが変わるのも一興。客席にいるOB一人ひとりが、自分の現役時代にタイムスリップする一瞬でもある。

 

 今年のステージ構成は最初に「川崎洋の詩による五つの男声合唱曲“やさしい魚”・作曲/新実徳英・ピアノ/渡邊純子」を学生指揮者・井上雄介が丁寧に新鮮にみずみずしく好演。若い井上は好作品の持つ魅力を存分に引き出した。

 

続いて、混声曲としては馴染みの名曲「男声合唱とピアノのためのカンタータ“土の歌”・作詩/大木敦夫・作曲/佐藤眞・ピアノ/高橋裕子」の作曲者自身が編曲した男声版を、OB指揮者の岡本俊久が初演。この曲のテーマ“反戦・原爆や大地への平和の祈り”を、気負いを封じた大人の演奏で魅了した。実はこの曲は1979年の稲門グリークラブ定期演奏会で、玉田元康(ボニージャックス)が男声版に編曲し山本健二指揮で歌った歴史があり、その時歌った多くの古いOBは感無量で聴いた。岡本は1971年・1972年の二代にわたって学生指揮者を務めた俊英、卒業後プロの道を歩み、現在は「日本合唱協会」指揮者他、多くの合唱団の指導・指揮を続けている。

 

今年9月、早大グリーは日系移民100周年を記念してブラジル演奏旅行(11日間・7ステージ・山田和樹指揮による多彩なプログラムで全ステージともスタンディングオベーションを浴びた)を成功させ、後半は「同演奏旅行帰朝報告ステージ」から始まったが(指揮/井上雄介・ピアノ/渡邊純子)、支援いただいた関係者各位へ、誠実に真心こめて謝辞を述べるなど、メンバーたちの人間的成長も垣間見せた良いステージだった。

 

最後の高谷光信指揮による「男声合唱とピアノのための組曲“夢の意味”・作詩/林望・作曲/上田真樹・ピアノ/塩見亮」は、若い学生の演奏とは思えない円熟味が全体に漂い、思わずブラボーと叫びたくなる好演だった。この作品も2007年に生まれたばかりの混声曲を作曲者自身が男声版に編曲し、この日が初演。“101年目、これからのワセグリのために創部2世紀目の初めを私達がしっかり担います”という学生たちの強いメッセージが感じられて目頭が熱くなった。ワセグリ初指揮の高谷氏は31歳の若手ながら、今後の成長・活躍が楽しみだ。

 

アンコールも先輩の岡本指揮者が「アカシアの径」のソロを名唱するなどバラエティー豊か。「遥かな友に」のソリストは歌い終えて深々と頭を下げ、観客から共感を得た。

今年はOBからも、三重丸、いやもっと大きな花まるをあげたい充実した定演だった。ありがとう。(徳)

 最終ステージ「夢の意味」(高谷光信指揮) ソリストらが客席に挨拶 

ブラジルで大好評だった歌の数々を雰囲気たっぷりに歌う(第3ステージ)

最終更新日 ( 2008/12/21 日曜日 23:42:13 JST )
 
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