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【1月27日】エストニア タルトウアカデミック男声合唱団来日公演 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2014/01/28 火曜日 15:12:11 JST

タルトゥアカデミック男声合唱団東京公演を聴いて

                             

                                日本ラトビア音楽協会 加藤民子

  

 

 去る1月15日(土)学習院創立百周年記念会館正堂においてタルトゥアカデミック合唱団の公演が催されました。同合唱団は1912年創立されエストニア国内で最も古くから活動を続けている男声合唱団です。同合唱団四代目の指揮者、アロ・リツィンは多くの合唱曲の作曲家で、この合唱団も39年もの間率いています。エストニア合唱連盟は2012年にこの合唱団にクワイヤ・オブ・ザ・イヤーを授けて高く評価しました。今回の訪日はリンツィン指揮者と団員45名。仙台、石巻から始まり東京、宝塚で公演し、京都で交流を深め大阪を経て帰国しました。日本の皆様がこの合唱団の合唱を聴く驚きと称賛、日本の合唱団員と合同で演奏することを通じて交流の深まりはさらに高まったものと思います。

  さて、その演奏、バスパートの声がとても厚み、深みがありズンと響いて、テナー、バリトンパートは柔らかに曲の広がりを感じさせる発声であった。「第一部」はエストニア歌の祭典のオープニングで歌われる「夜明け」から始まり5曲、オペラ「エルナーニ」より「山賊の合唱」が私にとって一番印象的で全員そろって速い口廻しで歌詞を発音し楽しさと場面の面白さがよく出ていました。「北海岸」は、又うって変わって勇敢な感じ、落着きと強さを表現していました。

  「第二部」では団員達が床を踏み鳴らしたり、体を様々に動かしながら歌い、明るさ、楽しさが満喫できました。最も代表的な曲は最後の「森のクマのジェンカ」で指揮者ご自身の熊の遠吠えで曲が終わりとなり会場が最高潮に和みました。 当日賛助出演の合唱団は学習院OB男声合唱団、桜みなみ合唱団、合唱団さえら、学習院輔仁会合唱部OB会女声合唱団の皆様でした。タルトゥアカデミックと賛助出演団体と合同で祖国愛の歌「蜜蜂が巣箱へ帰るように」というエストニアの曲と「花は咲く」が演奏されました。

  尚、「第二部」終了後サプライズ的にバルト関をステージに上げ元大関が「数ヵ月後にエストニア文化・スポーツ交流大使」に任命されることが発表され、エストニア合唱協会会長から合唱団の愛唱歌をデザインしたストールがプレゼントされました。その後エストニア友好協会の事務局長で当協会会員でもある荒井秀子さんより花束が手渡されバルト関が流暢な日本語で話すと大きな拍手で場内が沸き素敵な演奏会がお開きになりました。 

 第2部 合同演奏

 

 

最終更新日 ( 2014/01/29 水曜日 10:34:19 JST )
 
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