日本ラトビア音楽協会の平成25年度（第９回）総会・新年懇親会が１月26日、アイビーホール青学会館で行われ、来賓のヴァイヴァルス駐日大使（名誉会長）、アリナ・アシュチェブコワ投資開発会社駐日代表を含む約40名が出席して賑やかに友好の輪を広げた。総会に先立って行われた理事会で、役員の改選、平成24年度事業報告・会計報告、平成25年度事業計画・予算案の説明を全て了承、総会では藤井会長の発案で詳細説明を省略し、拍手で全ての議案を満場一致で承認された。概要は2月下旬発行のLatvija20号に掲載する（会長・大使の挨拶はHPトピックス1月29日付け「情報断片」、平成24年活動記録報告は同1月1日付けを参照ください）。

　 懇親会では、今年は趣向を変えて、新年らしく奥卓三さん（はるひ野ミニ音楽祭主宰者）が謡曲「鶴亀」を演奏して会場を盛り上げた。さらにかの香織さん（紀尾井町スタジオ・ミリウテラス総合プルジデューサー）がアカペラで「花が咲く」を歌い感動の輪を広げた。かのさんの実家は被災地・宮城の酒造元。多くの方がスピーチに立ったが、大使の任期満了に伴う帰国（8月予定）を惜しむ声が多かった。毎年楽しいスピーチを披露する大塚清一郎元ラトビア大使は、音楽の集いらしくドレミの音階によるユーモア問答で会場を爆笑の渦に包んだ。【Latvija編集室　徳田浩】

【出席者】（敬称略・順不同）ペーテリス・ヴァイヴァルス、アンナ・アシュチェブコワ、藤井威、同明子夫人、岡村喬生、加藤晴生、同民子夫人、島田精一、頴原信二郎、田中亨、関口教和、小俣泰英、多賀清雄、石渡迪泰、遠藤守正、石川晴彦、児玉昌久、恒松良一、徳田浩、堀口大樹、江田篤史、八木昌子、桜井珊子、高仲和子、清水光子、石川了、奥卓三、かの香織、矢田廣、同寛子夫人、栗原潤一、立野明子、植木佐代、中尾喜子、小磯明、川島容次郎、川島洋、中島護、鈴木祐喜、及川宏史 

写真は国際文化交流ボランティアの栗原潤一氏が撮影

　１理事会風景

　２ 名コンビ　藤井会長と岡村副会長

 　３ 総会ではこれが最後の大使挨拶

　５　初めて編集子も被写体に　岡村副会長、加藤専務理事と

　６　謡曲「鶴亀」を披露した奥卓三さん

　７　感動的に「花は咲く」を歌ったかの香織さん

　８　大使を囲む女性陣

　９ 最後は石川了さんのピアノで「風よそよげ」を合唱