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【1月14日】情報断片 風呂本佳苗リサイタルなど PDF プリント メール
作者 webmaster   
2013/01/13 日曜日 22:25:22 JST

    20131 

Latvija編集長 徳田 浩 

正月早々から地球温暖化がウソみたいに、今年は寒さが身にしみる毎日が続きます。高齢になったら”骨折るな、風邪引くな”が鉄則のようですが、私は昨年骨を折りましたので今年は絶対に風邪を引かないように留意しています。寒さはまだまだこれからが本番です。皆様もどうか元気に寒い冬を乗り切ってください。

 風呂本佳苗ピアノリサイタル

  当協会のレセプション演奏などもお馴染みの風呂本佳苗さんが恒例にしている新春リサイタルを聴きました。西宮、名古屋に続く最終公演(1月11日・東京オペラシティ・リサイタルホール)。毎年、タイトルを決めてユニークなプログラムを構成していますが、今年のテーマは「夢幻紀行」。様々な国の作曲家による幻想曲を集めました。最初の「グリーンスリーヴス幻想曲(W・ウイリアムス)」(イギリス)は誰もが知るメロディーがテーマ、温かいタッチでまず聴衆の心を幻想の世界へ引き込みます。続くシューベルト「幻想曲さすらいの人」(ドイツ)は、変化に富んだこの大作を寸分の狂いもなく、多彩に奥深く表現して実に見事な演奏でした。前半の最後を飾ったのは「ポロネーズ“幻想”」(ポーランド)で、ショパン晩年の内政的で枯れた味をしっかり醸し出していました。個人的にも好きな作品なので余計心に染みました。

後半最初のパラキレフ「東洋風幻想曲“イスラメイ”」(ロシア)は、いきなり早いテンポによる音の洪水で聴衆を圧倒。超絶的な技巧を要する難曲で聴く方も緊張しましたが、見事に弾き切り、彼女の成長を痛感させた熱演でした。続くニーノ・ロータ「幻想曲」(イタリア)は初めて耳にしましたが、とても好きになりました。自ら捜し出した譜面を長く温めていたそうです。とりわけ中間部の魅惑的なメロディーを寂寞感も漂わせながら実に美しく弾きました。最後のファリアのオリジナル「アンダルシア幻想曲」(スペイン)はフラメンコの強烈なリズムと情熱が迸る作品で、華やかにエンディングを飾りました。演奏を通じて堂々たるピアニストの雰囲気がホールにみなぎり、とりわけ今回のプログラムミングを激賞したいところです。お客様も大満足していました。私も感嘆のため息が出ました。ただ一つ残念だったのは、後半の3曲を、譜面を置いて自ら譜めくりをしながら演奏したこと。暗譜の前半に比べて聴く側の集中力がやや削がれた感がありました。

  

 演奏会終了後ロビーで撮影。ご家族(ご主人・両親)に、加藤専務理事夫妻、白井前早稲田大学総長夫人(バイオリニスト)、ガイスマの桜井珊子さんらも加わる。 

打ち上げの席でお兄さんが婚約を発表されると聞き、参加させてもらいました。幸せいっぱいのファミリーパーティーでした。素晴らしい両親(共に当協会会員)・家族に見守られながら、佳苗さんの芸はますます奥深い世界を極めるに違いないと感じました。来年も同じ112日にこのホールで開くそうです。

 年頭に加藤専務理事と話し合ったこと 

「協会の更なる発展の為に機関紙「Latvija」の発行継続が不可欠ではないか!」

 前日の10日午後、早稲田で加藤晴生専務理事と落ち合い、行きつけの蕎麦屋で長時間談笑した。そば焼酎のそば湯割りが美味で、新年ということもあって前向きの話しが弾み、ほぼ一本空けた。今年の大きなプロジェクトを中心に話題は多岐に及んだが、後半は20111月以降発行が途絶えている機関紙「Latvija」についてあれこれ話し合った。発行中断は、会社の都合で撤退されたスポンサーの代わりを見つけられなかったことと、ラトビア音楽の集い(今年3回目を開催)など出費を伴う事業を意欲的に展開しているため、財政的に機関紙を発行する余裕がなくなったことが原因。ただ、どんな小さい非営利団体でも会費を徴収している以上、最低でも年1回は会報を発行して、活動報告をしなければならないのではないか。我々は活字に代わる手段として、ホームページを立ち上げてかなり詳細に活動を掲載しているが、どんなに訪問者数が増えても公式広報の役割はとうてい果たせない。まして、我が日本ラトビア音楽協会は決して小さい団体ではなく、誕生以来8年余の間にその存在と活動は日ラ両国で高く評価されるに至っている。スポンサーの出現を待つのではなく、我々の手で何とか定期発行する工夫をしようではないか。ごく少数だが、機関紙を休止していることで協会はもう潰れてしまったのではないか、と錯覚されている会員もいるとか。とにかく、機関紙の定期発行(最低年1回でも)は今後の協会発展の為に不可欠だろう。年頭に(前年の活動報告を中心に)機関紙が届く、間もなく会費納入と総会の案内がくる…。全国に散在する会員各位の為にも、そういう明快なルールを作ろうということで二人の意見が完全に一致した。その為に、当面は会員や親しい団体に事情をご理解頂いて、11万円の名刺広告をお願いすることにしようではないか。もちろん、新たなスポンサー開拓の努力は不可欠だが…。そんな訳で近々、加藤専務理事と私(Latvija編集長)の連名でお願い状を発送致しますので、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。何とか2月には通算20号を発行したいと念じています。お伝えしたい情報は山のようにあります。どうかよろしくお願いいたします。写真は1998年にリガの街角で編集子が撮影した笑顔の加藤専務理事 

ラトビア特集のテレビ番組 

「世界探訪!空港物語~WONDER AIRPORT やしま・ミチコの空辞苑」(BS日テレ 119[] 22時から23時まで)が、リガ国際空港とリガを特集します。空港やリガ市をご存知の方もそうでない方も、最新映像を是非ご覧ください。

最終更新日 ( 2013/01/29 火曜日 00:37:50 JST )
 
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