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【11月6日】第1回日本ラトビア語弁論コンクール PDF プリント メール
作者 webmaster   
2011/11/06 日曜日 18:57:53 JST

レベルの高さに審査員もビックリ!

 

 優勝は大学院生の中井遼さん 副賞のラトビア往復航空券をゲット

 

 ヴァイヴァルス大使から受賞する優勝者の中井遼さん

  1回日本ラトビア語弁論コンクール(主催:駐日ラトビア大使館・日本ラトビア音楽協会)が116日、渋谷区の駐日ラトビア大使館で行われ9名がエントリー(内1名は事情により当日欠場)して大きなゼスチャーも交えながら熱弁を振るった。日本にラトビア大使館が誕生して5年目、日本とラトビアの友好を深める意味でも画期的な催しだった。冒頭、ヴァイヴァルス大使が、「優勝者にラトビア往復の航空券チケットを差し上げる」と発表し、会場に驚嘆のざわめきが起きた。4分のスピーチの後、審査員からのラトビア語による質疑応答も審査の対象になる。優勝したのは大学院生の中井遼さんでスピーチのタイトルは「本屋と国会とリド」。1983年生まれ。現在、早稲田大学政治学研究科博士後期課程在籍。ラトビア語学習歴は3年だが3度のラトビア訪問の経験がある。「ラトビア語は大使館の教室と外語大の講座で堀口(大樹)先生から学んだのが最初で、自分でも一生懸命勉強した。でも今日の受賞は私だけのものではなく一緒に勉強した皆さんのもの。特に堀口先生と、この場を提供して下さった大使館に感謝したい」と深く頭を下げた。2位は民族衣装を着用して明るい表情で話した鶴田宜江さん(大学院生)、3位は同じく大学院生の苅田悠さんが受賞した。タイトルは鶴田さんが「私のスイティのお母さんたち」、苅田さんが「小さなラトビア大使」。それぞれラトビアへの熱い思いを語った。 

  

 コンテスト風景 スピーチしているのは3位入賞の苅田悠さん

 

  

 2位入賞の鶴田宜江さん 

 他の出場者(職業)とスピーチのタイトルは、出場順に、木下智恵さん(ホテルフロント)「だからラトビアが大好き」、清水紀子さん(獣医)「私の運命の都市リーガ」、末兼直実さん(大学院生)「私の見たラトビア」、八木賢治郎さん(会社員)「美しい国ラトビア」、森川はるか(大学院生)「歌いながら生まれ、歌いながら育ち…歌いながらそして生きていく」。それぞれに後援のラトビア文化科学省から感謝状と記念品が贈られた。出場8名の内女性が6名で圧倒的女性優位。 

審査員は、ラトビア側から大使館のオルロフ・オルグスさん、在日4年のヤニス・クルーミンスさん(コンピューターのプログラマーでラトビア語教室の臨時講師)、留学生のアルタ・タバカさん(日本大)、日本側からラトビア語研鑽の元祖的存在・黒沢歩さん(審査委員長)、この企画を推進したラトビア語教室の堀口大樹講師の計5名が務めた。短期留学中の堀口さんは前日帰国し、12日の“第2回ラトビア音楽の集い“に出演して(ガイスマ演奏)直ぐラトビアへ戻るという慌しい日程。ハイレベルな僅差の争いだったようで、大使も「ベストの中からベストを選ぶご苦労に感謝したい」と各審査員に感謝状を贈った。黒沢委員長は「とても印象的で刺激的な内容で感銘を受けた。大変な接戦で僅差の順位を決めざるをえなかった。それぞれが、挨拶が出来る程度のラトビア語を遥かに超えて、文化としてのラトビア語を意欲的に話された。ラトビアを愛する人がこんなに増えているのは本当に嬉しく、両国の親睦がどんどん発展するのが楽しみ。私も頑張らねばと強く思った」と話した。

 

 

  

 

 

ハイレベルな争いに審査員も苦闘  左からタバカさん、黒沢委員長、クルーミンスさん、オルグスさん、堀口さん

 

 終了後は大使館が準備した美味美酒を堪能しながら、和気藹々とお互いの健闘を讃え合った。(取材:Latvija編集長 徳田浩) 

※入賞者スピーチの概要は後日メインメニューの「ラトビア語教室・話題」に掲載します。

最終更新日 ( 2011/11/08 火曜日 12:47:35 JST )
 
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