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【6月19日】石川了会員制作番組が編成企画賞 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2011/06/19 日曜日 11:37:48 JST

衛星放送協会 1回番組アワード

「ショパン生誕200年特集」でオリジナル編成企画最優秀賞受賞

 

 当協会運営委員でもある石川了会員が、勤務先のクラシカ・ジャパンで企画立案したプロジェクト「ショパン生誕200年特集」が、第1回オリジナル番組アワードの「オリジナル編成企画部門」で、ノミネート全27企画の中から最優秀賞を獲得した。「オリジナル番組アワード」は社団法人・衛星放送協会が、有料・多チャンネル放送業界でのオリジナル番組制作促進などを目的に今年創設されたもので、審査委員長はノンフクション作家の吉岡忍氏。

 石川氏は1986年早稲田大学文学部卒業と同時に音楽の友社入社。2002年にクラシカ・ジャパンに転職し現在同社取締役編成部長。学生時代はグリークラブで活躍、古今東西の音楽に造詣が深く、ピアノでもクラブの音楽作りに貢献した。第1回ラトビア音楽ではステージマネージャーを務めた。大使館へグランドピアノを寄贈した清水光子氏の娘婿、華道家の弥貴夫人ともども、一家を挙げて当協会に貢献している。今回の企画は駐日ポーランド大使館の後援を得て、ショパンの「現在」を様々な角度から長期間にわたって伝え続けた内容が高く評価された。【Latvija編集室】

 

吉岡審査委員長から受賞する石川氏(6月13日・都市センターホテル)

謝辞を述べる石川氏 

石川氏独特の軽いノリでスタッフと 

【番組の内容】

①河合優子が語るショパン「ナショナル・エディション」(全13回)ポーランドの国家事業として半世紀にわたり編纂されたショパン楽譜の原典版「ナショナル・エディション」を、ワルシャワ在住のピアニスト河合優子がピアノを弾きながらテーマ別に徹底解説。記号にすぎない楽譜から、ショパンの素顔と当時のヨーロッパ社会が見えてくる。

②ショパンゆかりの地を訪ねて(全38話)ショパンの生涯を辿る映像の旅。ショパンが住んだ街や住居、演奏会場など、ポーランド、ドイツ、オーストリア、フランス、スペイン、イギリスに及ぶゆかりの地を、ショパンの名曲と共に紹介する。

③横山幸雄ショパン・ピアノソロ全166曲コンサート(全4部)201054日東京オペラシティコンサートホールで行われたコンサートの全貌。朝9時から深夜1時まで16時間にわたり、ショパンのピアノソロ166曲を1日で弾ききり、横山はギネスワールドレコーズ社「Most pieces of music performed by a solo artist in 24 hours」のカテゴリーでギネス世界記録TMを達成。 

④《クラシカ・トピックス》第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(全5回)201010月ワルシャワで開催された「第16回ショパン国際ピアノ・コンクール」に密着取材。コンクールの模様とその舞台裏、優勝者ユリアンナ・アヴデーデワのロングインタビューなど、最新ワルシャワ情報も交えながらクラシカ独占映像でレポート。 

【吉岡審査委員長の講評】

 衛星放送の各局はそれぞれ専門ジャンルを持っている。それだけにかえって編成の妙を打ち出すのが難しい。つい巨艦編成、こんなにスゴイぞ、とやってしまい、大味になる。
クラシカ・ジャパンはショパン生誕200年に焦点を合わせ、完全なオリジナル楽譜の編纂をめぐる解説シリーズ(新発見がいくつもある)、ゆかりの地を訪ねる紀行番組(人物ドキュメントであり、旅番組としても楽しめる)、1人の演奏家による全曲ノンストップ演奏(無謀! 聴かせる!)などを組み合わせ、くっきりした〈編成の意志〉を見せた。

最終更新日 ( 2011/06/19 日曜日 11:42:36 JST )
 
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