伊藤恭子さん(バイオリン)、前田勝則さん(ピアノ)のデュオリサイタルのご案内です。お二人の演奏は第1回ラトビア音楽祭や大使館コンサートでもお馴染みです。今回はモーツアルト、ドビュッシー、山田耕筰、フランクの他、ラトビア人作曲家のガルータ、ポリエティスの作品が演奏されます。息があった素敵なデュオをお楽しみください。東京公演は日本ラトビア音楽協会後援です。【Latvija編集室】 東京公演 5月28日(土)14時開演 JTアートホール アフィニスチケット 3500円(全席自由)※前売り3000円、学生1500円 【お問い合わせ】 オフイス・ウィステリア e-mail o-
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及川音楽事務所 TEL&FAX 03-3981-6052 ※6月3日(金)に香川公演(アルファあなぶき小ホール19時)があります。 復興支援の一助に(伊藤さんのメッセージ) 私たち人は2009年夏、陸前高田市民会館で行われた「国際ソロプチミスト大船渡15周年記念事業」に呼んで頂き、リサイタルをさせて頂きました。現地の知人いわく、この地は自然が豊かで人間も良く、とても素晴らしい所だけど、交通の便が悪いばかりに、芸術・文化がなかなか街に入ってこない…、と。それで、夜の市民会館ホールでの公演の前に、陸前高田市立米崎小学校を訪れさせて頂き、体育館でかわいい小学生のお友達の前でコンサートをいたしました。 3月11日の地震後、テレビで目にした大船渡・陸前高田市は、もう尋常な神経では見られないあり様でした…。訪れた当時、我々は大船渡港のまん前に宿泊し、津波が来たらこのセメントの重い引き戸の堤防を引くんだよ、と見せて頂いたり、ホテル裏のかわいいカフェでお茶したり…。大船渡から陸前高田市までは長い一本道を車で走り、翌日には松原にも立ち寄って展望台から海を眺め養殖ワカメの種類を伺ったり…。 そういった訳で、今回の両公演の収益より可能な限りを、両市の復興支援にお役立て頂きたいと考えています。厚かましいお願いで恐縮ですが、一人でも多くのお客様に会場にお運び頂くようお願い申し上げます。(会場はとても広いです) まだしばらくは心落ち着かない日々が続くと思いますが、不安が日一日と薄らぎ、少しでも明るい気持ちでお過ごしになれますよう、お祈り申し上げます。今のこの気持ちを忘れずに日々みんなで助け合い、思いやり合って、節電して(!)、人にも地球にも優しく温かい生活を、人はもう一度考え直して生きて行かなくてはいけないと、この度強く心に感じました。
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