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【10月19日】三ツ橋敬子さん、再度の快挙 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2010/10/19 火曜日 11:04:54 JST

 国際的指揮者の登竜門「トスカニーニ指揮者コンクール」準優勝 

 2008年にアントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで女性とて初優勝した三ツ橋敬子さんが1016日、今度は有名なアルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールで準優勝しました。このコンクールで女性として準優勝以上に入ったのは初めてで、ブラームスの交響楽第一番を指揮し、聴衆賞も獲得しました。 

 

芸大在学中から稲門グリーでも活躍

 

 

 三ツ橋さんはまだ30歳という若さですが、芸大在学中から稲門クリークラブ・シニア会指揮者として活躍し、今回、山田和樹さんに続く快挙になりました。

 三ツ橋さんがシニア会に登場したのは19998月の第2回昌平祭、その時はピアニストとしての出演で、指揮者が山田和樹さんでした。今から思うと何と贅沢な…。翌年には指揮者・大井剛史さんのピアニストも務め、2000年に晴れてピアニストから指揮者に出世(!)、以降2004年まで、シニア会のスケジュールを出来るだけ優先して大変熱心に指導を続けました。定期演奏会、各種演奏会の他、2002年には台湾演奏旅行にも同行しました。この時の現地テレビインタビューで「指揮者は22歳の三ツ橋敬子さん、ピアノは22歳の西岡瞳さんで、共に東京芸大の優秀な女子学生とのことです」と紹介されています。一方、出演者の平均年齢は65歳でした。

日本中をかけめぐった三ツ橋さん受賞のニュースは、稲門グリークラブのメンバーにとって格別に感慨深いものになりました。“下手な俺達を指導したことが自信になったはず!”。【Latvija編集長 徳田浩】

 

三ツ橋敬子さん

 1980年東京下町生まれ。5歳よりピアノ・作曲・ソルフェージュを、16歳から指揮を学ぶ。これまで小澤征爾、小林研一郎、ジャンルイジ・ジェルメッティ、エルヴィン・アッツェル、ハンス・マルティン・シュナイト、マーク・ストリンガー、松尾葉子,湯浅勇治、高階正光らの各氏に師事。

1999年東京芸大指揮科に入学2003年卒業、2005年同大学院音楽研究科指揮専攻を修了。2003年・2004年ウィーン音楽ゼミナール国際指揮マスターコースに参加、同コンクール第一位を獲得。同年、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラ指揮を学び特別賞奨学金を受ける。

2005年よりウィーン国立音楽大学に留学、指揮科及び歌劇場音楽家で学ぶ。

2006年キジアーナ音楽院より最優秀受講者に贈られる名誉ディプロマを授与される。

2008年第10回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールに日本人として女性として、しかも最年少優勝した。

芸大在学中より指揮活動を始め、トスカーナ・オーケストラ、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルヴィ交響楽団、ローマ交響楽団などを指揮、日本では東京都交響楽団、サイトウキネンオーケストラなどに客演、09年には小澤征爾音楽塾オーケストラ・プロジェクトの日本・中国公演に出演した。

ニューズウィーク誌で「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた。現在、ミラノ在住。

最終更新日 ( 2010/10/19 火曜日 16:37:56 JST )
 
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