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【11月30日】ワセグリ定演に山田和樹氏登場サプライズ(編集室便り8) PDF プリント メール
作者 webmaster   
2009/11/30 月曜日 13:30:58 JST
 

情報断片

 

 

 

♪…Latvija17号」 会員の皆さまから“Latvija次号の発行はいつですか?”と、時々質問されます。実は、長年ご支援頂いた大鵬薬品が経営方針の都合で広告出稿を見合わされてから、厳しい協会の財政面の中で年56回の発行は極めて困難になりました。多くの方々から期待されているだけに、編集長の立場からは切歯扼腕というところですが、加藤晴生専務理事と、1月中旬には減ページしてでも何とか17号を発行すべく頭を捻っています。もう少しお待ち下さい。近く協会から正式に「新年名刺広告」出稿ご協力のお願いを致しますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

  

♪…「その後の活動」 協会の活動は、ホームページ・トピックスでいち早く詳しくお伝えするよう努力していますが、厳しい財政下の中で、活動はますます活発になっています。創立5周年記念レセプション(919日)も盛大に行えましたし、第4回サロンコンサート(1113日)は世界的に著名なソプラノ歌手、シャルロッド・ド・ロスチャイルドさん(ピアノ伴奏・風呂本佳苗さん)と、ラトビア人作曲家の作品も数多くレパートリーに持つ実力派ピアニスト、北條陽子さんをお迎えして大好評でした。「ラトビア語教室」「合唱団ガイスマ」も順調に活動を続けています。ラトビア共和国第91回建国記念日(1119日)には大勢の会員が招かれ、一人一人が大使に祝意を表しました。素晴らしい懇親もエンジョイしました。来年はビックプロジェクトも検討中です。

  

♪…「第57回早稲田大学クリークラブ定期演奏会(1129日)」 今年のワセグリ定演もバラエティーに富んだプログラム構成で素晴らしい熱演でした。122名のオンステ数に圧倒され、本当に頼もしく嬉しく思いました。第一ステージは「クレーの絵本第2集「詩:谷川俊太郎、曲:三善晃」を学生の熊崎陽一君が優れた音楽性と丁寧な捧で好演。第2ステージはワセグリのお家芸にもなった前田憲男氏の登場で、同氏の編曲・ピアノ・総指揮による「きゅうきょくの黒人霊歌」(Gospel Trainなど9曲)を若者らしい心地良いリズム感で客席をワクワクさせました。次々に登場するソリストも大健闘で熱い拍手を浴びていました。第3ステージは「上海演奏旅行帰国報告」と題して冒頭に学生部長がお世話になった関係各位に丁重にお礼を述べ、上田真樹氏編曲による「綾なす故郷」と、中国の「月亮代表我的心」(月は私の心を表している)を演奏。「緑なす故郷」は“赤とんぼ”から“故郷”まで日本人の心にしみる14曲が次々に素敵なアレンジで綴られました。そして最後のステージは千住明氏に委嘱した「合唱組曲“母なるものへ”」(詩:覚和歌子)を伊藤翔氏の指揮で初演しました。作品の魅力を存分に引き出した伊藤氏の棒に感嘆、音楽に込められた熱い思いが胸ににしみて涙がこぼれそうになりました。

ビッグサプライズ、山田和樹氏が2曲演奏

 いつもなら、「校歌」「クラブソング」のあとは一旦幕が降りる。ところがこの日は何とブザンソン指揮者コンクールで優勝した山田和樹氏(トピックス923日付け詳報)が登場して上田真樹氏の作品を2曲演奏、改めて聴衆からコンクール優勝の祝福を受けました。優勝後、フランスのオーケストラを指揮していて2日前に帰国したばかりでしたが、学指揮の熊崎君と固く抱くあった姿が印象的で、この日のお客様には素敵なビッグサプライズ、スーパープレゼントでした。

 

 

♪…「お江戸コラリアーズが金賞(全日本合唱コンクール)」 1122日に札幌コンサートホールKitaraで行われた第62回全日本合唱コンクール一般B部門(33人以上)で、山脇卓也君が指揮するお江戸コラリアーズが、初出場で見事に金賞と日本放送協会賞に輝き、併せてカワイ奨励賞も受賞しました。お江戸コラリアーズの素晴らしさと山脇君のことは、トピックス8月26日付けに詳報していますのでご覧ください(第8回定期演奏会)。このサイトの管理者である鈴木敬介君も出演し“すごい経験と感動を味わった”とメールをくれました。演奏曲は信長貴冨氏に委嘱した「ラグビイ」。山脇君を見ていると、1955年前後に東京コラリアーズを主宰した若い頃の故・福永陽一郎氏の姿とふとダブルことがあります。合唱指揮者として大成して欲しいと心から願っています。彼を指揮者に仰ぐ「ガイスマ」メンバーも、早や1年が経過したのですからもう少し自習などをしっかりやって、実力も誇れる合唱団を目指したいですね。

 

 

♪…「いそべとし記念合唱団創立35周年記念演奏会(118日)」 私ごとですが、この合唱団に10数年ぶりに復団し、「心の四季」(詩:吉野弘、曲:高田三郎)など4ステージを敬愛する須賀敬一氏の指揮で存分に歌ってきました。この合唱団は35年前、今は亡き磯部俶氏が、同氏が指導していた頃のワセグリOBに呼びかけて創団したもので、もちろん私もその時の一人だっただけに、久々のオンステはとても感動的でした。来場頂いた山脇君をはじめ多くの方々から激賞にあずかりましたが、当然ながら主要メンバーは殆んどワセグリの古いOBですので、名指揮者・須賀さんとこの合唱団については別の機会に詳報したと思っています。

 

 

♪…「関学の池田裕子さんと初対面」 90年前の関西学院で教鞭をとっていたラトビア人、イアン・オゾリンのことを、長年にわたって調べた池田裕子さん(同学院史編纂室)の論文を「Latvija11号」に掲載したことが契機になって、同女史と2年近くメール交信を続けて情報を交換していました。その後、ヴァイヴァルス大使が関学を訪問された時も詳しいレポートと写真を頂き、ホームページでも記録的なアクセス数になりました。関西日本ラトビア協会でも理事として大活躍されるなど、こよなくラトビアを愛しておられます。メールでは“一度お会いしてゆっくりお話する機会があれば良いですね”と触れながら、なかなかその機会がありませんでしたが、1119日に大使館で行われた建国記念日レセプションでやっと初対面を果しました。予想通リの才媛(頭が良くて美人)で、関西出身の私にとって彼女のソフトな関西弁による豊富な話題は、心地良い音楽にように爽やかでした。この日私はカメラマンを務めていましたから、東京サイドの人々に紹介するのが精一杯でしたので、終宴後、渋谷で二人で食事をしました。楽しいひとときでした。池田さんが、ラトビアとの交流のために益々活躍されるよう心から期待しています。

 

 

♪…「四代のオールド学生指揮者勢揃い」 我々ワセグリ1956年卒の同期が今年は1212日の両日、京都へちょっと豪華な観光旅行に出かけます(毎年1度は旅行して旧交を温めています)。この代は当協会メンバーで声楽家・指揮者の山本健二君(第2回指揮者交流でラトビアへ行き現地で好評を博した)、作曲家の鈴木淳君(古い方なら“小指の思い出”を作った男と言えば分かって頂ける!?)などユニークな人物が多く、最も特筆すべきは全員健在であることです。京都第一夜の宴会には関西在住の先輩・後輩が歓迎ジョインしてくれることになっています。さらに、在学4年間の4人の学生指揮者(坪井秀夫氏、木下林策氏、須賀敬一氏と、我々の代の山本)が勢揃いしてくれることになり何とも嬉しい限りです。「ガイスマ」メンバーの浅妻勲先輩も“楽しそうだから俺も同行させてくれ!”。同じく会員で「ガイスマ」の熱心なメンバー、多賀清雄君も同期で、もちろん一緒に行きます。往年の愛唱歌集を持参することになっていますが、果たして無事ハモれますかどうか…。今年の現役も素晴らしかったが、老いも若きも早大グリークラブ万々歳です。

 

Latvija17号までのつなぎに思い付くまま雑感を記しました。当サイトもいつの間にかアクセス数20000を突破しました。ご訪問を深く感謝します。今後ともよろしくお願いします。Latvija編集長 徳田浩】

  
最終更新日 ( 2009/11/30 月曜日 22:33:12 JST )
 
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