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【9月19日】日本ラトビア音楽協会創立5周年レセプション PDF プリント メール
作者 webmaster   
2009/09/21 月曜日 16:53:19 JST

 

日本ラトビア音楽協会は919日、桜田門の法曹会館で創立5周年記念レセプションを開催した。珍しい秋の5連休初日だった上に、会員の多くが所属するそれぞれの合唱団の練習日と重なって参加数が懸念されたが、来賓のヴァイヴァルス大使(名誉会員)ら60名が出席して、和気藹々に5周年を寿ぎ、未来への夢を語り合った。

 

  

 

当協会は、2004年夏に加藤晴生氏(現専務理事)が呼びかけた約60余名の殆んどの方が趣旨に賛同し、発起人になることを了承されたのがスタートです。同年917日に日本記者クラブで発起人会を行い、40余名が出席して正式に日本ラトビア音楽協会設立を決め、この日を正式発足の日としました。会員募集の為に協会ニュースLatvija1号をこの年の12月に発行し、翌0525日に霞ヶ関三井クラブで第1回総会・懇親会を開催して具体的な活動を開始しました。この時点での会員数は団体会員、海外会員(ラトビア)を含め110名でした。

この5年間に、音楽面では3度の指揮者交流プロジェクトをはじめ、多くの来日ラトビア音楽家演奏会の後援などを行いました。また、05年に開設されたラトビア大使館に中古ピアノを寄贈し、同所でこれまで3回のサロンコンサートを開催して好評を博しています。さらに大使館の協力で066月にラトビア語教室がスタート(今年5期目を迎えた)、昨年は、5年に1度、国を挙げて開催される「歌と踊りの祭典」参加という大プロジェクトを実行し、43名が参加して大成功を収めました。また今年は、念願であった当協会直属合唱団「ガイスマ」を誕生させました。

  

  「ガイスマ」有志にヴァイヴァルス大使、オレグス書記官らも加わった豪華メンバーによる演奏

  

藤井威会長挨拶と祝辞

  

ヴァイヴァルス大使も当協会と加藤専務理事の業績を称える

 

加藤晴生専務理事叙勲を全員で祝う

《クロス・オブ・レコグニション》日本人受賞は加藤氏が第一号 

加藤晴生専務理事がラトビア政府から名誉ある叙勲を受けたことは、73日付け当サイトとLatvija16号で詳報しましたが、この日、会員一同で加藤夫妻に記念品と花束を贈って心からの祝意を伝え、同時に当協会をここで育て上げた労苦に深い謝意を表しました。

 

  

藤井会長から記念品贈呈

  

岡村副会長から民子夫人に花束贈呈

  

記念品は協会ロゴマークを大きく入れた置物

  

加藤専務理事は謝意を述べる途中で感極まり絶句する場面もあった。

 

加藤専務理事が授与された《クロス・オブ・レコグニション》は、社会の為に著しい貢献をした民間外国人に贈られる最高の勲章で、300年の歴史を持つ由緒あるものですが、この勲章の長い歴史の中で、今回、加藤専務理事が日本人として初受賞いたしました。この勲章は加藤専務理事以外の日本人は誰も持っていません。

当協会設立はもちろん、その後協会が行った全てのプロジェクトは加藤専務理事の発想と推進力によるものですが、そればかりでりではなく、同氏は1992年に初めてラトビアを訪問して以来、20年近く草の根交流を続けていたことも高く評価されました。今回の叙勲は現地でも大きく報道され、今や同専務理事は《クロス・オブ・レコグニション》受賞者としてラトビアで最も著名な日本人の一人になりました。

 

加藤専務理事は学生時代から強引とも見える推進力・馬力で、グリークラブの敏腕マネージャーとしてクラブ史に大きな足跡を残し、卒業後は商社マンとして世界を股に活躍しました。帰国後は仕事の傍らグリークラブのOB団体、稲門グリークラブの幹事長としてその力を遺憾なく発揮しました。とりわけ世界各地への演奏旅行は同氏の存在がなければ不可能でした。ラトビアでの4度の演奏会(稲門グリークラブ、現役グリークラブ各2回)も全て同氏が推進したものです。

この日、同氏は挨拶の中で暫く絶句する場面がありました。いろいろな思いが脳裏をよぎったのでしょう。同氏と長く交遊を続けてきた私(徳田)は“日本ラトビア音楽協会が彼の多彩な人生の集大成になるプロジェクト”だとしみじみ感じました。まだまだ道半ばであることを同氏自身が充分熟知しているだけに、この日を新たな出発点として更なる活躍が期待されます。同時に全てを専務理事に任せず、会員一人一人もそれぞれがしっかり役割りを果たしていかねばならないと痛感しました。

 

 藤井威会長、ヴァイヴァルス大使、岡村喬生副会長がそれぞれ心温まるお祝いの言葉を述べて祝宴に移りましたった。さらに、マークス寿子秀明大学教授、嶋根丈夫元スェーデン大使館参事官、金田典子NHK東京児童合唱団指揮者、40年前のリガを知る宮尾益治氏、若手を代表して02年に早稲田大学グリークラブがラトビアで演奏した時の責任者・佐藤嘉晃氏らが、次々に加藤氏を称え、協会5周年に祝意を表しました。ラトビア語教室の堀口大樹講師、植木佐代事務局長、協会合唱団「ガイスマ」の山脇卓也指揮者、高仲和子幹事長も壇上から若々しく抱負を語りました。また、この日どうしても出席できなかった多くの会員からも熱いメッセージが届いていました。

 

当協会レセプション名物のアトラクションは、皮切りに今年誕生したばかりの協会合唱団「ガイスマ」が演奏(「ラトビア国歌」「風よそよげ」)、バイオリンの伊藤恭子さんが御園生瞳さんのピアノ伴奏で「愛のあいさつ」(エルガー)、「タイスの瞑想曲(マスネー)」、小松原るなさんが「鏡の中の燕(タンゴ)」「おお我が人生(シャンソン)」、小田陽子さんがお馴染みの「ヴォラーレ」「ラストダンスは私に」を、それぞれ熱演、熱唱してレセプションを華やかに盛り上げてくれました。私の勧めでヴァイヴァルス大使、オレグス書記官らが合唱に加わってくださったのはとても嬉しいサプライズでした。さすがに見事な声の持ち主でした。

 

 ※当協会の会員数は現在団体会員(合唱団など)、海外会員(ラトビア)を含め約190名で、当面300名を目指しています。新入会員を心からお待ちしています当サイトにお申し込みのページがあります。 

  

合唱団「ガイスマ」の山脇卓也指揮者と高仲和子幹事長

伊藤恭子さんのバイオリン(ピアノ・御園生瞳さん)

  

熱唱する小松原るなさん

  

最後は小田陽子さんが会場を沸かせた

  

終宴後も和気藹々に談笑が延々と続き、最後は壇上に集合

 

※今回は広報担当の私が進行役を務めたため写真を撮影できませんでしたが、村山喜一郎さん、植木佐代さん、加藤晴生さんが次々にメールで送ってくれました。深く感謝します。【Latvija編集長 徳田浩】 

最終更新日 ( 2009/09/23 水曜日 20:30:26 JST )
 
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