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【5月3日】東京六大学合唱演奏会などなど(編集室便り12) PDF プリント メール
作者 webmaster   
2010/05/04 火曜日 20:28:13 JST

 情報断片 

♪…やっと新緑の美しい頃に 種々の都合で協会ニュース「Latvija」の発行が遅れていますか、皆さま如何お過ごしですか。4月は記録的な暖寒差で体調を崩された方もいたようですが、ゴールデンウイークに入って天候もさすがに安定した日々が続いて新緑の美しさを満喫されていると思います。東北は今が桜の真っ盛り。男声合唱団「ローガンDX」演奏会で12月に北上へ伺った時、「この北上川沿いの“展勝地”はみちのく三大桜の名所です。ゴールデンウイークに満開になりますから是非お出かけください」と多くの方々から誘われていました。残念ながら叶いませんでしたが…。

♪…ラトビア音楽祭 925日(土)に四ツ谷区民ホールで開催が決っている「日本ラトビア音楽協会創立5周年記念演奏会兼第1回ラトビア音楽祭」(仮称)の内容(出演者など)を加藤晴生専務理事がいま最終的に詰めています。まもなく詳細を発表できると思いますが、この日は客席に全会員に集って欲しいと願ってします。是非ご予定ください。この日デビューが決まっている協会合唱団「ガイスマ」が演奏する8曲が決り、練習も熱が入ってきました。ご期待ください。

 

♪…東京六連演奏会 今日、第59回東京六大学合唱連盟定期演奏会を聴いてきました(東京芸術劇場大ホール)。エール交歓に始まり合同演奏に終わる伝統スタイルを全く変へずに受け続かれていることは、第1回出演者の私にとってもとても嬉しく懐かしい限りですが、今年も早稲田以外の人数の少なさが寂しい限りでした。今年のオンステ数(カッコ内は昨年)は法政アリオンコール1210)、慶應ワグネル2830)、明治グリー1814)、立教グリー5054)、東大コールアカデミー2015)、早稲田グリー約100(昨年約80)で、数では今年も早稲田が圧倒的で、立教が健闘というところでした。合唱は人数だけではありませんが、初心者を含む素人集団の大学クラブでは人数が少ないと猛練習も限界があり、ひたむきさを評価出来ても、演奏面は不満を残しました。それぞれのクラブに黄金時代があり、数々の名演奏を残しています。各々の伝統をさらに発展させるためには先ず部員集めに全力を傾注すべきだと強く感じました。

 法政大学アリオンコール 昨年はオンステ数10名で田中信昭氏も脇で見守るしかなかったようですが、今年は田中氏の指揮で「ヴィラ・ロボスのミサ曲」をアカペラで演奏。田中氏が東京芸大を卒業した1956年以来、54年間見守り続けておられることに深く敬意を表したい。

 慶応義塾ワグネル・ソサィエティー 学生指揮者で「月光とピエロ」を途中で音取りせずに連続演奏。トップテノールがよく声が出ることもあって何となく絶叫ピエロになった感じ。“我々(早稲田グリ-)も昭和30年前後の30名による演奏旅行で、こんなピエロを歌ったな!”と懐かしくも思ったが…。

 明治大学グリークラブ 外山浩爾氏指揮で「ラインベルガーのミサ曲」をオルガン入りで演奏。発声をよく揃えてハーモニーを重視したそつのない演奏ながら、声量不足でオルガンの音量に声が消える場面もあったのは残念。教会だったら素晴らしい響きになっただろうが、如何にも会場が広すぎたか…。

 立教大学グリークラブ 昨年100回記念演奏会を開催した背景もあって近年、部員集めの積極姿勢が伺われ、メンバーの表情にも充実感と自信がみなぎっていた。高坂徹氏指揮の多田武彦作品「草野心平の詩から・第三」はスケールの大きい演奏で見事だった。高坂氏は同クラブ出身のプロ指揮者だけに、このクラブへの強い愛情が感じられ持ち味をフルに引き出していた。やっと往年の六連らしい合唱を聴けた感じでブラボーコールも出た。

 東京大学音楽部合唱団コールアカデミー 有村祐輔氏指揮の「16世紀のシャンソン」はカウンターテノールがメロディーラインを歌う近年のコールアカデミー路線。アカペラで長いフランス語歌詞を当然のように暗譜で歌った。ただ日本語訳詞にある快活、享楽性、華々しさは全く感じられず、古い真面目な宗教音楽を聴いている感じ。昨年は感心したカウンターテノールも今年はファルセット歌唱から抜けきれず輝きがなかった。ただ、こんな真面目な大学合唱団があることに嬉しさも感じた。

 早稲田大学グリークラブ 六連で恒例になったワセグリのポップス企画で今年は「月6~103回目のプロポーズ」と題したエンターテイメントステージ。学指揮で、ピアノの他にパーカッション、ベースギターも入って華々しく盛り上げた。合唱演奏会としての是非はともかく、会場を埋めたお客様はワセグリのパフォーマンスでホッとし、楽しまれたことは確か。これまでどちらかと言えば批判的だった私も、今回は若者の合唱団にはこういう遊び心があっていいと大きな拍手を贈った。次々に登場するメンバーのパフォーマンに腹を抱え、一糸乱れぬ軽快なリズムに合わせて足を動かし、圧倒的なボリュームに弾き込まれた。ここまで定着したら、来年ももっと楽しく洗練されたポップスを工夫して欲しいと思った。ただし、定期などでは名合唱曲の圧倒的な名演をしてくれなければ困るが…。ちなみに今年の学指揮は100年の歴史の中で初の奈良県出身。私の同郷者です。全く余談です。

 

♪…山田和樹と東混 当サイトでもご案内した山田和樹指揮の東京混声合唱団の演奏会を聴きました(416日・第一生命ホール)。東混のメンバーである佐々木武彦さん、渡辺ゆきさんが、ラトビア語教室の熱心な受講者でガイスマの練習にも参加されていることもあって、客席には藤井威会長夫妻や協会関係者の姿が数多く見られました。“ピアノは山田が最も信頼する前田勝則です”というチラシのコピーも効いて、同氏が伴奏する合唱団メンバーも多く会場は超満員でした。この日は「山田和樹ブザンソン国際指揮者コンクール優勝記念特別演奏会」と銘打たれ、冒頭に音楽監督で理事長の田中信昭氏が登場して山田氏の優勝を称えました。特筆したいのは極めて多忙な山田氏が、多彩なプログラムを全て暗譜で一緒に歌詞を口ずさみながら完璧な指揮をしたことで、ただただ感嘆しました。これまで東混を200回も振ったという山田氏は「東混と初共演してから丸6年。僕は東混に育ててもらった。否、今も育てられている。東混の奏でる音楽はもちろん、それ以上にメンバー一人一人のパーソナリティーが僕は好き」と語るように、指揮者と高度な演奏者の一体感は見事で、ぞくぞくするような音楽が奏でられ、完璧なハーモニーが会場に響き渡りました。とりわけメンバーも暗譜で歌いパフォマンスも入れた第2ステージ(リーク曲“コンダリラ滝の精”、林光曲“うた”、上田真樹曲“夢の意味”などの愛唱曲集)は合唱の真髄を味わいました。東混は次々に新作を演奏するので譜面持ちは当然で、そのことで演奏効果に変化のないプロ集団ですが、この日は山田氏があまりにも見事だっただけに、後半の武満徹「うた」、三善晃「五つの童画」のどちらかでも暗譜で歌ってくればどんなに感動しただろうかなどと、欲深い事も脳裏にちらつきました。

 

♪…日本語聖歌で平和合唱巡礼 私も所属するいそべとし記念合唱団の指揮者で敬愛する須賀敬一さんが、連休を利用して全国から集まった合唱愛好家180人を引き連れ、故・高田三郎氏の日本語聖歌(高田典礼聖歌)を携えてバチカンとイタリアのアッシンを合唱巡礼しています。高田三郎氏が心血を注いで完成したこの作品で、被爆国から日本語で「平和の願い」を発信するという計画。計画したのは晩年の高田さんや、まな弟子の須賀さんから指導を受けた「東海メールクワイアー」。ローマカトリック総本山のバチカンでは、サントピエトロ大聖堂で行われる荘厳ミサに“一日聖歌隊”として参加し、千年以上歌われてきた祈りの音楽「グレゴリア聖歌」と並んで日本語聖歌を歌っているはずです。土産話が待ち遠しい限りです。

 

♪…マークス寿子さんのこと お馴染みのマークス寿子さんがこのほど、日本・英国の半分ずつの生活から英国定住を決断され、3月末に離日されました。置き土産にLatvija次号用「音楽と私(2)」の原稿が到着していますが、ユーモア、エスプリに富んだ本当に楽しい内容です。ご期待ください。「これからはラトビアに近くなるので、ラトビアのためにより役立つことをしたい」と話しておられました。最近の著書は殆んど読んでいますが、たまたま古本屋で文庫本の「英国貴族と結婚した私」を発見、一夜で夢中で読了しました。こんなに興奮して読んだのは久し振りで、凄い女性であることを改めて痛感。本のキャッチコピーは「1971の秋、研究留学のため単身ロンドンに渡った著者は、やがて英国貴族と結婚、男爵夫人に…。日本国籍を捨て、なまの人間関係のなかで、運命を積極的に受け入れ、新しく人生を切り開いてゆく一女性の爽やかな半世紀」。私は最後の“爽やかな”の前に“痛快で”を挿入したいと思いました。是非ご一読を。中公文庫です。

 

♪…寂しい歌舞伎座閉館 長年通い続けた歌舞伎座が老朽化による建て替えのため430日、ついに閉館しました。国立劇場や、最近は浅草公会堂でも歌舞伎を見ますが、私にとって歌舞伎はやはり歌舞伎座で見ないと見た気がしないだけに、本当に寂しい限りです。近く解体され、新しい歌舞伎座は2013年春に完成します。名優による数々の名場面が脳裏に焼き付いていますが、長年長唄を続けてきた私にとって、歌舞伎座は音(邦)楽の殿堂でもありました。一丁の三味線の音が3階席まで響き渡る音響の素晴らしさは何とも見事。ただ、裏部分の荒れ方は予想以上にひどく建て替えは止むを得ないだろうと思います。私の師匠が歌舞伎音楽の第一人者・杵屋巳太郎(人間国宝)で、私は度々楽屋を訪問していますが、大歌舞伎座の舞台裏とは到底思えないつぎはぎだらけです。地下鉄の東銀座駅はエスカレーターがなくホームから階段を歩いて地上に上ります。3階席で見る時はさらに急な階段をエッチラエッチラ上がらねばなりません。私はその日の日記に歌舞伎座閉館の感慨を綴り、三年後の開館まで元気に生きることを目標に定めました。出来れば、今度は完備されるであろうバリヤフリーの世話にならない状態でいられれば最高ですが…。

Latvija編集長 徳田浩】

    
最終更新日 ( 2010/05/06 木曜日 21:17:08 JST )
 
【4月29日】藤井威会長が瑞宝重光章受章 PDF プリント メール
作者 webmaster   
2010/05/04 火曜日 12:06:08 JST
   日本政府は429日付で、2010年春の叙勲者を発表しましたが、わが日本ラトビア音楽協会の藤井威会長(70歳)がめでたく瑞宝重光章を受章されました。羽田孜内閣の時代に内閣内政審議室長として政策調整面に果された業績を高く評価されたものですが、同氏が国家の為に果された業績は極めて多岐にわたっています。会員一同からも心からお祝いを申し上げます。

藤井会長は昨年、胃を全摘出する大手術をされましたが見事に全快され、新年に完全復帰宣言をされたことは会員一同にとって大きな喜びでした。これからも健康に留意され、当協会発展のために、さらに日本・ラトビア友好の一層の推進のために、益々ご活躍されるようお祈りいたします。本当におめでとうございました。【Latvija編集室】

写真は今年の協会新年会で完全復活宣言された藤井威会長

最終更新日 ( 2010/05/04 火曜日 15:35:58 JST )
 
【4月22日】絶賛博した板垣さん78歳コンサート PDF プリント メール
作者 webmaster   
2010/04/22 木曜日 20:43:14 JST

福島民報、福島民友新聞も写真入りで報道 

 410日に福島市音楽堂大ホールで行われた板垣直忠さん(当協会理事)の78歳バースティーコンサートは、喜寿を過ぎたとは思えない力強い声で全18曲を歌い切り絶賛を博した。地元紙も写真入りで大きく報道した(福島民報=朗々たる美声披露、福島民友=美しいメロディー・伸びやかな歌声で魅了)。尾形秀重日本教育音楽協会福島県支部長は、福島民報紙に「板垣忠直氏演奏会に寄せて」と題した長文を寄稿し、“感動、ブラボー、われわれの生き方の指針となったコンサート”と賛辞を贈った。板垣さんは当日のプログラムに「音楽の絶えない家に育ち、戦前から戦中戦後と78年間音楽と共に生きた幸せと、素晴らしい先輩、良い恩師への感謝を述べ、日本語を美しく大切に歌うことを教えてくださった故酒井弘先生の門下生として、恥ずかしくない演奏をしたい」と結んだ。編集室からも心からお祝いを申し上げ、ますます若々しく活動されるよう期待したい。【Latvija編集長 徳田 浩】

 

 

当日の演奏曲目

 

 

 

 

 

 

福島民友新聞の評

 

 

 

尾形秀重氏の評(福島民報)

 

 

 
最終更新日 ( 2010/04/23 金曜日 00:32:04 JST )
 
【4月21日】「ガイスマ」森川はるかさんの論文が最優秀賞に PDF プリント メール
作者 webmaster   
2010/04/22 木曜日 19:03:55 JST

 

 『ラトヴィアに於ける歌・合唱~祭典及び生活を通して~』立教大学百周年記念賞

 

近くメインメニュー・「協会合唱団ガイスマ」に全文掲載 

 

当協会合唱団「ガイスマ」の森川はるかさん(立教大大学院)の09年文学部史学科卒業論文『ラトヴィアに於ける歌・合唱~祭典及び生活を通して』が、史学科最優秀論文の栄に輝き、併せて立教大学文学部百周年記念賞を受賞したことが分かりました。骨子はLatvija17号に紹介しましたが、受賞に値する極めて充実した内容です。この快挙をガイスマメンバーはもちろん協会からも祝福したいと思います。

ご本人も“この機会に多くの方々に全文を読んで頂ければ…”と希望されていますので、メインメニューに新設した「協会合唱団ガイスマ」に掲載することにしました。ただ30000字の大作で一括掲載は技術的にも難しく、読みやすいように分割掲載を考えています。ガイスマのメンバーにも、ラトビアの音楽に関心のある方にも、極めて価値ある内容です。ご期待ください。

 森川さんは高校時代にラトビアの合唱曲を歌って、ラトビアの音楽に魅せられたのが研究のスタートでした。幼い頃からピアノにも親しみ、今年の新春懇親会ではドビッシーをプロ顔負けの技術と感性豊かな演奏で会員をビックリさせました。来年の修士論文取材のため、今年も6月20日から7月17日までラトビアへフィールドワークに出かけます。夏至祭にも参加、さらに今年は”学生の歌と踊りの祭典”開催年で、こちらも取材して編集室に報告してくれることになっています。【Latvija編集長 徳田浩】

 

  ※協会合唱団「ガイスマ」のページに未編集の全文が掲載されましたが、改行なども未処理です。近日中に図版も入れて読みやすく編集し分割して再掲載します。 しばらくお待ちください。

最終更新日 ( 2010/04/23 金曜日 00:57:29 JST )
 
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