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2011/05/19 木曜日 18:27:27 JST |
祝・ラトビア大使館開設5周年 第6回サロンコンサートが5月16日夜、渋谷区神山町のラトビア大使館で行われ、50名が参加して盛会だった。今回は大使館開設5周年と、日本ラトビア国交開始90年を祝う特別な日。さらに、当協会の清水光子会員が大使館に寄贈したグランドピアノ披露演奏を兼ねる意義深いコンサートになった。演奏に先立ち、ヴァイヴァルス大使の呼びかけで、大震災で亡くなられた方々の冥福を祈り全員が起立して黙祷を捧げた。会場に設置された義援金箱に集められた20000円は翌日、日本赤十字社経由で寄付された。 続いて大使が清水会員に感謝状と花束を贈って深い謝意を表した。この日は、来日中のサンドラ・カリニエテ元外務大臣(現EU議会ラトビア代表議員・対日交流議員団の一員で来日中)が特別ゲストで招かれ、親しく挨拶した(詳細は5月17日付け情報断片7に掲載)。 今回の出演者は風呂元佳苗(ピアノ)、小玉雅子(ソプラノ)、福本信太郎(ソプラノ・サックス)、河西麻希(テナー・サックス)、稲岡千架(ピアノ)の各氏で、ラトビアの著名な作曲家、ヤーゼプス・ヴィートルス、ルーツィヤ・ガルータ、ヤーニス・ルーセンス、ライモンズ・パウルスらの作品を演奏した。 終演後、懇親パーティーが行われた。【Latvija編集室】
【この日のプログラム】 Ⅰ 風呂元佳苗(ピアノ) ヤーゼブス・ヴィートルス:「三つの思い出」 1、海のそばで 2、子守歌 3、メランコリックでないポルカ ルーツィヤ・ガルータ:昔日 ヤーゼプス・ヴィートルス:「月の光の下で」より波の歌 Ⅱ 小玉雅子(ソプラノ・弾き語り) ヤーゼブス・ヴィートルス:光の城 ヤーニス・ヴィートルス:三つの星 ライモンズ・パウルス:わが祖国に 滝廉太郎:荒城の月 山田耕筰;からたちの花 Ⅲ 福本信太郎(ソプラノ・サックス) 河西麻希(テナー・サックス)稲岡千架(ピアノ) ルーツィヤ・ガルータ:ピアノ三重奏曲より第Ⅰ楽章 (原曲のバイオリン・パートをソプラノサックス、チェロ・パートをテナー・サックスが演奏) 右からヴァイヴァルス大使、カリニエテ氏、オルグス書記官 大使から清水光子さんに感謝状と花束贈呈
風呂本佳苗氏(ピアノ) 小玉雅子氏(ソプラノ弾き語り)
河西麻希氏(テナー・サックス)ピアノは稲岡千架氏 福本信太郎氏(ソプラノ・サックス)
客席を埋めた聴衆
清水さんが寄贈したヤマハグンドピアノ (写真撮影 徳田浩) |
最終更新日 ( 2011/06/02 木曜日 09:10:04 JST )
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2011/05/17 火曜日 18:41:08 JST |
情報断片(2011年7号) Latvija編集長 徳田 浩 ♪圧倒的な音楽の力、谷川氏の統率力! 238名が心を一つに被災地へ熱いメッセージ 佐々木さんの了解を得て、ZEROキッズ事務局撮影の写真を掲載します。238名がカメラに向ってポーズ。壮観ですね!
5月13日にルーテル市ヶ谷センターで行われた「祈り」プロジェクトの録音 には238名が参加し、歌声がダイレクトに被災地に届くのではないかと思えるほど素晴らしい盛り上がりをみせました。このプロジェクトを推進した佐々木香さんが冒頭に「一人一人が心を込めて歌うことが大切」と話して参加者の気持ちをさらに強固にし、録音第1テイクの前に作曲者の谷川賢作さんがピアノの前で、災害で亡くなられた方への“黙祷”を主導、完全な静寂の中から感動的に前奏が始まりました。アイリッシュ・フルートの豊田耕三さんを先導するように、新たにピアノだけの2小節が加わっていました。この日、豊田さんは練習とは違う独創的なメロディーを奏しました。熱い“やる気”を感じました。 改めて谷川さんの音楽の素晴らしさと凄い統率力に感歎しました。Voicekの飯島さんがブログに“総理大臣にしたいぐらい!!!”と…。同感です。「同じ目的で集った一期一会の皆さんのために、今日だけのために、作ってきました」と地震への語り掛けを始め、全員が力強く唱和しました。途中、ピアノを強烈に叩き付ける谷川さん。フリージャズの手法で、地震への皆の思いをぶつけました。祈り、怒りが交錯していました。温かく語りながら、もう暴れないで!と。全てが終った時、谷川さんを讃える拍手が鳴り止みませんでした。“万歳!谷川賢作さん!!” この日、慶應ワグネルソサエイエティー男声合唱団OBも参加。最友好団体である早稲田グリークラブOBの私にとっても嬉しい参加でした。 ![](images/newspic/inori3.jpg)
CD製作経費の為に集ったカンパはこの日までに276,489円で、第一目標の35万円まであと一息です。(写真はカンパを呼びかけるZEROキッズの子供たち) ♪ 第6回ラトビア大使館サロンコンサート ラトビアの元外務大臣(女性)とも懇談 5月16日夜、渋谷区のラトビア大使館で、同大使館と日本ラトビア音楽協会が共催する6回目のサロンコンサートを行いました。冒頭、ヴァイヴァルス駐日大使の呼びかけで、震災で亡くなられた方々への黙祷を捧げ、ピアニストの風呂元佳苗さんら協会関連音楽家5人が、それぞれラトビアの音楽を演奏して心豊かな一夜を楽しみました。詳細と写真は別ページに掲載しますが、この日ゲストとして参加されたラトビア共和国の元外務大臣、サンドラ・カリニエテ女史を取材(というより懇談)する機会がありました(通訳はラトビアでは知らない人がいない日本人、黒沢歩さんにお願いしました)。現在はEU議会のラトビア代表議員として活躍中で、今回、EUの対日交流議員団の一員として来日し、長期間、被災地の人々と親しく交流を深めています。同議員は、日本の人たちが災害に強い気持ちで耐え、根気よく、極めて前向きに生きている姿にとても感動されていました。早い復興を確信していること、その為にEUとしても最大限の支援をしたいなどなど、一民間の日本人に対しても、極めて誠実な表情で話しておられました。原発事故と命がけで闘っている作業員を日本の英雄と讃えていました。ラトビアは災害直後いち早く、小国としては多額の義援金を日本に送りました。また有名なリガ大聖堂で「日本救援祈祷集会」が行われ、後半に日本を愛する多くの音楽家が演奏して、ここでも義援金が集められました。私自身もラトビア人の友情と熱い気持ちを強く感じていますが、第一線にいる政治家に直接触れると、一人一人の深い思考、決断力、外交力に感歎させられます。どこかの国の政治家とは少し違うかなと…(日本ラトビア国会議員友好連盟会長の中曽根弘文議員も見えていましたから大きな声で言えませんが)。 サロンコンサートに関してもいろいろ感想を頂きました。「日本の歌手が美しい着物姿で、ラトビア人の心を代表する歌を歌ってくださったことがとても嬉しかった。こんなコンサートが定期的に行われ、ラトビアと日本の友好の輪がどんどん広がっていることが感動的です」。私が「ラトビアの歌を歌う我々の合唱団“ガイスマ”は、ラトビアの民族衣装で歌っています」と話すと、「(衣装は)どうして手に入れたのですか?」「基本的に女性メンバーが自分達で作りました」など会話が弾む中、驚きを全身で表現されていました。 |
最終更新日 ( 2011/06/02 木曜日 09:09:34 JST )
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2011/05/15 日曜日 22:06:56 JST |
ラトビア音楽通信3(翻訳:田摩勇)
☆ マイヤ・コヴァディエウスカ、ミラノ・スカラ座デビュー!
ラトビア国立歌劇場のスター歌手、ソプラノのマイヤ・コヴァディエウスカは、ミラノ・スカラ座の新演出によるプッチーニの歌劇「トゥーランドット」のリュー役でデビューしました。ミラノ・スカラ座は、ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場、ウィーンのウィーン国立歌劇場、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場などと並ぶ世界の主要歌劇場のひとつです。このスカラ座へのデビューは、彼女の今後を占う重要な試金石となるでしょう。指揮は、4月12,15,19,22日が、ワレリー・ゲルギエフ、5月8,13日が、ダニエレ・カルレガーリです。他の配役は、中国の王女トゥーランドットには、ソプラノのマリア・グレギーナとリーゼ・リンドストロームによるダブル・キャスト、退位したタタール王ティムールには、バスのマルコ・スポッティ、タタール王の王子カラフには、テノールのマルコ・ベルティとスチュアート・ネイルのダブル・キャストです。今年1月のラトビアの新聞「ディエナ」のインタビューに「今年の春にはドレスデン、ウィーンそしてミラノにデビューします。これは、メトロポリタン歌劇場へと続くキャリアの始まりだと思っています」と答えています。また今年の「シグルダ・オペラ・フェステバル」ではチャイコフスキーの歌劇「エフゲーニ・オネーギン」のタイトルロール、タチヤーナ役を歌う予定です。 |
最終更新日 ( 2011/06/02 木曜日 09:10:10 JST )
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2011/05/12 木曜日 19:22:57 JST |
日本ラトビア音楽協会合唱団「ガイスマ」は第2回ラトビア音楽祭のステージに向けて新曲の練習が続いています。この度、ガイスマ情報を伝える土居浩さん(テノール)のブログとリンクしました。メインメニューの協会合唱団「ガイスマ」をクリックし、お知らせを選ぶと、ガイスマ・ブログの項目に到着します。 毎回の練習状況が克明に掲載される他、練習中の曲を動画で見ることができます(現在はラトビアの合唱団が演奏する「Redz kur Jaja div Bajari(見て二人の気取った馬乗りを)」、「Karoga Dzisma(旗の歌)」を掲載中)。どうか定期的にご覧ください。 合唱ファンの方もどうか「ガイスマ」にご注目ください。美しいラトビアの歌をラトビア語で歌う混声合唱団です。指揮は若手期待の山脇卓也氏。ボイストレーナーを渡辺ゆき氏(東京混声合唱団)、ラトビア語指導を堀口大樹氏(ラトビア語教室講師)が務めています。練習は原則として2・4週の月曜日18時30分から9時まで、練習会場は代官山パールです(渋谷駅南口から徒歩12分・バスもあります)。いつでもお待ちしています。【Latvija編集室】 【連絡場所】高仲和子(幹事長) TEL:03-3339-3139 FAX:03-3339-3159 Email:
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最終更新日 ( 2011/06/02 木曜日 09:10:22 JST )
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